「エレメンタリー シーズン3」15話あらすじ、ネタバレ 命の重さ
- 2020.09.23
- エレメンタリー
「エレメンタリーホームズ＆ワトソン in NY」
シーズン3第15話のネタバレを公開します。
15話あらすじ、ネタバレ
ワトソンは
恋人の死から立ち直り、
アパートを引き払って
ホームズの家に戻る事になりました。
ホームズも引っ越し作業を手伝います。
ある日の夜、
ホームレスが路上で射殺されました。
被害者はヘンリー、
精神的な疾患を持っていました。
ヘンリーの上着には、
「金持ちは貧乏人より価値がある、
世の中は不平等だ」と書かれたメモと、
現金・3800ドルが入っていました。
さらにメモには、
謎の数式が記されています。
犠牲者の賠償金計算に使われる数式で、
賠償専門弁護士・シュレイダーが
発案したものと判明します。
犯人は、
ホームレスだったヘンリーの命は
たった3800ドルの価値しかないと
主張しているようです。
ホームズとベル刑事は、
シュレイダーから話を聞きますが、
彼の犯行ではありません。
そもそも彼が犯人なら
あのようなメモを残しません。
シュレイダーは自分を恨む者として
エリンという女性弁護士の名前を出します。
シュレイダーとエリンは不倫関係でしたが、
少し前にシュレイダーが関係を切っています。
ホームズとベル刑事は、
エリンからも話を聞きます。
するとエリンは、
昨年起きた飛行機の墜落事故の話を始めます。
シュレイダーの顧客の航空会社で
飛行機の墜落事故が発生して、
81人が命を落としました。
原因は航空会社の整備不良で、
賠償専門のシュレイダーは、
真っ先に相談を受けました。
この際、
エリンが競合会社の顧問だったので、
シュレイダーは関係を切ったのです。
話を聞いたホームズは、
エリンは今回の事件とは
無関係だと判断します。
この日の夜、
眠れないワトソンが地下に行くと
ホームズが棒術の練習をしていました。
ワトソンはホームズに
気を使わないで欲しいと頼みます。
その次の日、
無名バンドのドラマー・ダンカンが
自宅で射殺される事件が発生します。
今度もヘンリーの時と同じメモと
現金・8万ドルが残されていました。
連続殺人事件です。
ヘンリーとダンカンの共通点は、
飛行機事故の犠牲者遺族でした。
航空会社から賠償金を
受け取る予定の人間が狙われています。
警察は航空会社CEO・カルデナスを聴取します。
カルデナスの他の顧問弁護士は、
賠償金を犠牲者の価値で決めるのではなく、
定額500万ドルにするべきと意見しているようです。
シュレイダーの数式を使用する方が、
賠償金の総額は減りますが、
遺族の間に不満が残ります。
話を聞いたホームズは、
定額制の方が得をする遺族の中に
真犯人がいると推測します。
そんな中、
第3の事件が発生します。
被害者は犠牲者遺族のデイナ。
今回は未遂に終わったので、
デイナは無傷でした。
ホームズは
現場となったデイナの家に駆け付け、
第3の事件に違和感を覚えます。
これまでの犯行は
全て至近距離で胸を撃たれていますが、
今回の事件は対照的です。
ホームズが分署で推理していると、
デイナがテレビの取材を受けていました。
デイナは、
「夫はたくさん金を稼いでいたから
定額制になると賠償金が減る。
今回の犯人に怒りを覚える。」
と口にしています。
デイナのこの発言が問題となり、
航空会社は慌てて役員会議を開き、
賠償金を定額制としました。
この一連の動きを見てホームズは、
デイナを疑い始めます。
一方で警察は、
使用された銃の出所を掴みます。
買い手の似顔絵を見たホームズは
真相に辿り着きました。
似顔絵の男は
デイナの夫・ニックにそっくりです。
結末
デイナは会計士の姉に
犯行を疑われました。
デイナは姉を殺そうとしますが、
警察が駆け付けて逮捕されました。
デイナは犯行を認めませんが、
夫のニックが銃を購入していた事と、
ニックが脳腫瘍を患っていた事が判明しています。
ニックが脳腫瘍患者だった場合、
シュレイダーの数式に当てはめると
賠償金は数十万ドルしか入りません。
賠償金を払う段階まで話が進めば、
脳腫瘍が公になるのは明らかです。
デイナは自分の取り分を増やす為に
今回の事件を起こしたのです。
デイナは罪を認めませんが、
ホームズの言葉を聞いて自白しました。
ホームズ
「警部には司法取引の用意がある。
残りの人生を刑務所で過ごすのは間違いないが、
どこに入るかはあんた次第だ。
あんたに見合うのはどこかな？」
事件解決後、
ワトソンはホームズを地下に連れて行き、
ここを仕事部屋にすると宣言しました。
上の部屋からの扉は封鎖したので、
外からしか入れません。
ホームズはこの案に賛成し、
地下にある自分の荷物を撤去しました。