「アンロック 陰謀コード」のストーリーを結末までネタバレ
- 2020.08.19
- 映画
映画「アンロック 陰謀コード」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ、ネタバレ
主人公のアリスは、
CIAの凄腕尋問官として
犯罪者から情報を聞き出してきました。
2012年のある日、
アリスの尋問が遅れて、
パリで大規模なテロ事件が発生し、
大勢の人間が命を落としました。
アリスに責任はありませんが、
彼女は引退を決意しました。
アリスはイギリスのロンドンで
ケースワーカーとして働いています。
ケースワーカーは表向きの顔で、
覆面捜査官として情報を集めています。
直属の上司だったラッシュに
組織に残るよう説得されたのです。
そんなある日、
危険な指導者・ハリルの使いと思われる
モロッコ人をCIAが拘束しました。
おそらくハリルは、
バイオテロを企てており、
使いは実行犯のマーサーに接触する途中でした。
CIAは使いを尋問して、
暗号とマーサーとの合流地点を
突き止める必要があります。
アリスは、
CIA工作員・サッターの訪問を受け、
尋問官に戻って欲しいと頼まれます。
使いを尋問するはずだった尋問官が
突然の心臓発作で命を落としたのです。
代わりを出来る尋問官がロンドンにはいません。
テロを未然に防ぐためには、
素早く尋問する必要があり、
ヨーロッパ部門を担当するハンターが
アリスを呼び戻すよう指示したのです。
アリスは承諾しました。
アリスはサッターに連れられ、
使いのラティーフを尋問します。
アリスは見事な手腕で、
ラティーフを追い詰めて、
マーサーへの暗号と伝言を聞き出しました。
マーサーとの合流地点は、
「後でメールする」
と言われていたようです。
アリスはサッターへの報告を前に、
CIAのロムリーから連絡を受けて、
「尋問を頼みたい」と言われます。
アリスはロムリーの言葉で、
目の前にいるCIA職員たちが、
偽者である事に気付きます。
アリスは機転を利かせて、
マーサーへの伝言を教えずに
ラティーフの尋問を長引かせました。
さらにアリスは筆談で
ラティーフに現状を伝えました。
アリスはサッターらの隙を突いて、
ラティーフと共に逃走しようとしますが、
彼は途中で射殺されてしまいました。
時を同じくして、
マーサーはテロに使用する生物兵器を
科学者から受け取っています。
一方でCIAのロンドン支局は、
ラティーフを拘束した捜査官たちの
惨殺遺体を発見しました。
CIAは捜査官を殺され、
ラティーフを奪われたのです。
1人で逃走したアリスは、
元上司・ラッシュの家を訪ね、
何者かに嵌められたと伝えます。
ラッシュはアリスの手当てを済ませ、
CIA内に裏切り者がいると口にします。
アリスがラッシュの妻の服に着替えていると、
何者かがラッシュの家に侵入し、
ラッシュの腹部を撃ちました。
ラッシュはアリスに別邸の住所を教え、
1人で逃げるよう指示しました。
アリスは逃走しますが、
ラッシュがとどめを刺される場面を目撃します。
ラッシュの別邸に到着したアリスは、
偶然にも空き巣のジャックと遭遇します。
アリスはジャックを拘束し、
CIAの部門長・ハンターに連絡し、
今までの事を全て報告します。
CIAは逆探知で居場所を突き止め
アリスの拘束に乗り出しました。
ロムリーはアリスの無罪を訴えていますが、
ハンターは彼女が怪しいと考えているのです。
アリスは捜査官に襲撃されますが、
意外にもジャックが助けてくれました。
電話を聞いていたジャックは、
アリスを手伝いたいと申し出ました。
ジャックは元海兵隊員で、
地下鉄テロで親友を亡くした過去があるのです。
アリスは悩みつつも
ジャックを連れて行く事にしました。
アリスは
ケースワーカーとして知り合った
アムジャドというアフリカ人に会いに行き、
ハリルの情報を集めてもらいます。
アリスとジャックとアムジャドは、
ハリル行きつけの店に向かいました。
アリスは移動中に
友人でMI5勤務のエミリーに電話をかけ、
ラティーフの携帯を探すよう頼みます。
アリスは
モロッコ料理店でハリルを見つけ
ラティーフが死んだ事を告げます。
すると予想外の答えが返って来ました。
ハリルはバイオテロを
阻止するために動いていたのです。
すなわち、
アリスを騙したサッターたちは、
ハリルの意に反して、
テロを実行しようとしているのです。
結末
エミリーはラティーフの携帯を見つけ、
マーサーとの合流地点を突き止めます。
連絡を受けたアリスは、
ジャックと共に合流地点に向かいます。
ここでエミリーは、
ジャックの嘘に気付きます。
アリスが尋問すると、
ジャックはナイフを取り出し、
アリスを襲撃しました。
彼もサッターの仲間だったのです。
アリスはジャックに敗れ、
「暗号を教えろ」と脅されます。
それでもアムジャドの助けを借り、
ジャックを倒す事に成功しました。
アリスはエミリーと合流します。
MI5はアムジャドを使者として、
マーサーに接触する案を提案します。
アリスは反対しますが、
アムジャドは任務を引き受けました。
エミリーはMI5で調査した
2012年のテロ事件について
アリスに教えます。
アリスの尋問が遅れた事が原因で、
テロが発生したと言われていますが、
実はテロが発生するよりも前に
アリスは容疑者の口を割らせています。
CIAの裏切り者が、
現地警察に情報を渡すのを遅らせたのです。
合流地点に到着し、
アムジャドは暗号と伝言を
マーサーに伝えます。
ところが
このマーサーは偽者で、
サッターに暗号も知られてしまいます。
アムジャドはサッターに始末され、
サッターの仲間が使いに変装し、
マーサーにテロ実行を指示しました。
さらに悪い事に、
MI5の中にも裏切り者がいて、
エミリーは多くの部下を失いました。
アリスは、
サッターの部下の電話を盗み聞き、
黒幕の居場所を突き止めました。
現地に向かったアリスは、
黒幕がラッシュだと知りました。
ラッシュはアリスを利用し続け、
最後に自分の死を偽装していたのです。
ジャックを派遣したのは、
アリスからマーサーへの暗号を
聞き出すためだったのです。
アリスはラッシュを傷つけますが、
わざと彼を逃がしました。
テロの標的を知る必要があるからです。
アリスはラッシュを尾行して、
ラッシュらの標的を知ります。
この日はロンドンで、
アメフトの試合が行われる予定で、
多くの観客がスタジアムに集まっています。
ラッシュは
生物兵器をバラ撒くために
起爆装置のスイッチを入れます。
その場にアリスが駆け付け、
テロを行う理由を尋ねます。
ラッシュはアメリカの国防の為に
小さな犠牲が必要だと主張しました。
政府の危機感を強める為に
テロを行っているのです。
アリスは
ラッシュと彼の部下を殺し、
起爆装置を奪ってテロを食い止めました。
さらにハンターは自らの非を認め、
「マーサーを見つけ出して欲しい」
とアリスに依頼しました。
アリスはプラハに向かって、
マーサーを始末しました。
任務を終えたアリスを
ハンターが自ら迎えに来ました。
アリスは前線に復帰するようです。