海外ドラマ「エレメンタリー シーズン2」24話(最終回)あらすじ、ネタバレ結末
- 2020.08.05
- エレメンタリー
「エレメンタリーホームズ&ワトソン in NY」
シーズン2第24話のネタバレを公開します。
最終回あらすじ、ネタバレ
MI6の二重スパイによって、
ホームズの兄・マイクロフトは、
反逆罪と殺人罪の濡れ衣を着せられました。
その事に気付いたホームズは、
マイクロフトを隠れ家に逃がします。
ホームズは、
MI6の協力者のフリをして、
二重スパイを特定しようと考え、
ハンドラーのシェリントンと、
長官補佐のウォルターに接触しますが
協力は必要ないと言われました。
そのころマイクロフトは、
ワトソンに不安な心境を伝えていました。
ワトソンはマイクロフトに寄り添います。
ホームズとワトソンは、
殺されたウエストが疑っていた
ジュリアンが経営する書店を見張ります。
ウエストの推測では、
ジュリアンはイランのスパイで、
MI6の二重スパイは彼と接触していたはずです。
ホームズはワトソンに
マイクロフトを許した理由を尋ねますが、
彼女は答えようとしません。
ホームズも深くは追及しません。
ホームズとワトソンは
ジュリアンの書店に侵入し、
ウエストが仕掛けた盗聴器を見つけます。
さらに2人は、
盗聴防止装置も発見しました。
ジュリアンがスパイなのは明らかです。
さらにホームズは、
ウエストの両腕の数字の羅列の謎も解きます。
ウエストは盗聴器を使用して、
ジュリアンの電話を盗聴していました。
盗聴防止装置があるので、
会話の内容は聞こえませんが
通話のメタデータを入手できます。
メタデータとは、
電話が発信された日付と時間の他に
通話相手の大まかな位置情報が分かるデータです。
数字の羅列を解読してみると、
2013年の4月はローマに
今年の1月はシドニーに居た事が判明します。
マイクロフトは
ホームズとワトソンの話を聞き
自分もその場所にいたと打ち明けます。
二重スパイはマイクロフトと
行動を共にしていた人物です。
すなわち、
ハンドラーのシェリントンが怪しい。
シェリントンに勝つためには
彼がマイクロフトを見つける前に
殺人の証拠を見つけ出す必要があります。
ホームズとワトソンの関係にも
少し変化が訪れます。
ワトソンが家を出ると言った事で、
ホームズがヘソを曲げているのです。
ホームズは
ジュリアンと二重スパイによる
20回の通話について推理します。
その内の19回の通話の直後、
イラン政府が何らかの成果をあげています。
ただし、
3月5日の通話直後に関しては
特に動きはありません。
そんな中、
NY市警は拳銃の指紋が
マイクロフトのものだと特定します。
ベル刑事は本当に優秀です。
被害者のウエストがイギリス人なので、
イギリス警察に協力を要請したのです。
ホームズはグレッグソンに呼び出され、
マイクロフトを差し出せと言われますが、
「兄は犯人ではない」とだけ答えました。
時を同じくして、
シェリントンはワトソンを訪ね、
マイクロフトを差し出せと脅します。
ワトソンは何も知らないと答え、
シェリントンを追い返しました。
シェリントンはワトソンの様子を見て、
二重スパイだと気付かれた事を悟ります。
ワトソンは、
3月5日の電話の内容を突き止めます。
3月7日、
NYでカデムというイラン人が
撲殺される事件が起きています。
地元警察は、
借金取りの仕業と考えていますが、
ワトソンの見解は違います。
カデムはイラン市民が
ネットを自由に使える環境を
届ける活動をしていました。
イラン政府としては目障りな存在です。
二重スパイのシェリントンは
カデムの潜伏先を突き止めて、
ジュリアンに電話で報告したのです。
ワトソンの推理は見事ですが、
マイクロフトとワトソンの関係に
苛立つホームズは彼女を
捜査から遠ざけようとします。
怒ったワトソンは、
マイクロフトがMI6に協力した理由は、
ホームズを服役から守るためだと告げました。
事実を知ったホームズは、
マイクロフトに謝罪して仲直りしました。
さらにホームズはワトソンに
君は最高の相棒だと伝えて、
家に残って欲しいと頼みます。
ワトソンは、
プライベートも大切にしたいと主張します。
結末
マイクロフトは、
食事中のシェリントンに会いに行きます。
シェリントン
「今更だが、悪かったな。」
マイクロフト
「何がだ?」
シェリントン
「ウエストの捜査を
弟に頼むように言ったのは
ウォルター卿だ。
それで収拾がつかなくなった。
俺のような現場の人間を
上層部は好まない。
これ以上の出世は見込めないんだ。」
マイクロフト
「それで反逆か」
マイクロフトは銃口を向けますが、
「もしも自分が死ねば、
フランスの犯罪組織がお前を狙う」
と脅されました。
シェリントンが命を落とせば
デソトが逮捕された原因が
マイクロフトだと知らせる手紙が
届く手はずになっているのです。
ホームズとワトソンは、
カデムが殺された空き家に向かい、
当時の様子を再現しました。
暗殺としてはスマートではありません。
ホームズは血痕の飛び散り方を見て、
石打の刑だと推測します。
だとすれば怨恨です。
話を聞いたグレッグソンは、
カデム殺害の容疑で
ジュリアンを取り調べます。
実はカデムはジュリアンの妻と不倫していました。
そこでジュリアンは、
MI6の二重スパイ(シェリントン)に
浮気調査を依頼したのです。
浮気が事実と知ったジュリアンは、
カデムを殺害したのです。
ジュリアンの妻の協力もあり、
ジュリアンは逮捕されました。
ジュリアンは
二重スパイについても吐き、
マイクロフトの容疑が無事に晴れます。
その矢先、
シェリントンの遺体が発見され
マイクロフトが指名手配されました。
ホームズとワトソンが帰宅すると、
マイクロフトが待っていました。
シェリントン殺害は否定しますが、
事件に関わっている事は認めます。
マイクロフトは、
国家安全保障局と取引をしたのです。
(少し前にワトソンを救う過程で
マクナリー捜査官と会っている)
国家安全保障局は、
フランス犯罪組織にシェリントンの
情報を流したのです。
犯罪組織は見せしめとして
シェリントンを殺しました。
シェリントンが命を落とした事で、
マイクロフトも命を狙われます。
そこで国家安全保障局は、
マイクロフトの死を偽装して、
彼に別のIDを渡しています。
別人として生きる事になりますが、
NYとロンドンでは暮らせません。
組織と繋がる地域にも入れません。
永遠に逃げ続ける必要があります。
ワトソンは涙を流しました。
ホームズは
勝手な行動をした兄を責めます。
マイクロフトはホームズを抱きしめ、
「愛している」と告げて去りました。
この日の夜、
ホームズはMI6のウォルター卿を訪ね
シェリントンが自分を勧誘したのは、
誰の意志だったのかと聞きます。
ウォルターは自分の考えだと答えます。
その答えを聞いたホームズは、
申し出を受けたいと伝えるのでした。