「しみ(広瀬アリス)」あらすじ、ネタバレ結末 世にも奇妙2020夏

今回は7月11日に放送された
「世にも奇妙な物語・しみ」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ、ネタバレ

主人公の三浦あずさは、
クリーニング店の一人娘です。

父の五郎と母の康子とも関係は良好です。

そんなある日、
五郎の友人の谷田部が命を落とし、
五郎と康子は葬儀へと向かいました。

1人になったあずさは頭痛に襲われます。

 

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あずさが1人で店番をしていると、
黒ずくめの謎の女性が現れて、
チョコのシミが付着したシャツを
クリーニングに出しました。

「チョコのシミ」と聞いていたので、
すぐに落ちると考えていたあずさですが、
何故かこのシミは落ちません。

 

さらに次の日、
シミの範囲が前日より大きくなり、
あずさは五郎に相談します。

シミが落とせないと判断した五郎は、
依頼人に連絡するよう指示します。

あずさは依頼人に電話をかけますが、
その電話番号は使用されていませんでした。

依頼人の名前は「七峰」。

あずさは五郎に心当たりを尋ねるが
五郎は誰かわからないと答えます。

 

この日の夜、
あずさが携帯を探していると
五郎と康子が真剣な表情で話していました。

ふと気になったあずさは、
例のシャツを確認します。

さらにシミが大きくなっていました。

それどころシミの形が
悲鳴を上げる人の顔のように見えます。

あずさは五郎に見せます。

五郎
「真面目にやってきたのに。
何でこんな仕打ちを受けないといけないんだ‥」

康子
「きっと質の悪いイタズラよ。」

あずさは五郎と康子が、
何か隠していると確信します。

 

次の日の夕方、
あずさが買い物から帰宅すると
黒ずくめの女性の姿がありました。

あずさが声をかけると女性は、
「いい天気ですね」と言って去りました。

あずさが店の中に入ると、
五郎が叫び声を上げて苦しみ始めました。

五郎の腹部にはシミが‥‥‥

五郎は病院に搬送されますが、
そのまま命を落としてしまいました。

 

あずさは康子を問い詰めます。

五郎と友人の谷田部には、
七峰という共通の知り合いがいました。

七峰は被害妄想や執着が激しい人物で、
オカルトじみた趣味にのめり込みました。

五郎はすぐに七峰と縁を切りました。

そんなある日、
谷田部が店に駆け込んできました。

五郎が谷田部に話を聞くと、
七峰に襲撃された谷田部は、
身を守る為に殺してしまったのです。

五郎は谷田部を守る為に
血が付いた谷田部の服を脱がせ、
クリーニングでキレイに落とし、
七峰殺しを隠蔽したのです。

あずさは五郎の遺体に怒りをぶつけます。

五郎の腹部を確認しますが、
例のシミはありませんでした。

ところが‥

五郎の顔に被せている白い布に
シミが浮かび上がりました。

あずさはすぐに康子を呼びますが、
すでに彼女も命を落としていました。

康子の体にもシミが浮かび上がります。

 

 

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結末

後日、
あずさは例の黒ずくめの女性をみかけます。

女性を尾行したあずさは、
七峰家に辿り着きました。

家の中をのぞくと、
女性が謎の儀式を始めました。

その直後、
あずさの服にシミが浮かび上がります。

慌てたあずさは家に入り、
女性に理由を尋ねます。

幼かったあずさは、
知らない間に谷田部の服のシミ抜きを
手伝っていたのです。

女性は儀式を再開しますが、
あずさは女性を殴り殺して儀式を止めます。

返り血を浴びたあずさは、
店で返り血をキレイに洗い流します。

 

少し時は流れて、
都会に出たあずさは恋人を作り、
素敵なレストランで食事を楽しみます。

食事の途中でワインがこぼれ、
あずさの服にシミができてしまいます。

あずさはトイレに行き、
慌ててシミを落とそうとします。

その場に黒ずくめの女性が現れ
「あなたの不幸に理由はない」
という言葉を残して去りました。

その直後、
あずさは激しい頭痛に襲われます。

 

あずさが目を覚ますと病室にいました。

どうやら入院しているようで
自由に体も動きません。

看護師は
「いい天気ですね」と口にして、
病室のブラインドを開けました。

すぐ隣には両親の姿もあります。

母の康子は、
1人で店番なんてさせなければ‥
と呟いています。

谷田部の葬儀の日、
1人で店番をしていたあずさは、
脳出血で倒れてしまったのです。

すなわち、
これまでの事は全て夢です。

その後、
担当医の七峰が現れて、
五郎と康子に病状を説明しました。

脳出血の場所が悪く、
手術は難しいようです。

レントゲンを見た五郎は、
「このシミさえ消えれば」
と呟きました。

シミは顔のような形をしています。