映画「ザ・スクワッド」のストーリーを結末までネタバレ

映画「ザ・スクワッド」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公のセルジュは、
パリ警視庁の特殊捜査チームを率いる刑事です。

犯人を捕まえる為なら
多少の危険行為にも手を出す事から
犯罪者にも恐れられる存在です。

ある日の夜もセルジュのチームは、
強盗団の犯行現場に突撃して
ボコボコにしてから一味を逮捕しました。

明日が誕生日の黒人刑事は、
強盗犯の1人に撃たれてしまいますが、
防弾チョッキを着ていたので無傷でした。

ネタバレ

強盗団を壊滅させたセルジュ達は、
黒人刑事の誕生パーティーを開きます。

彼はチームに入ったばかりで、
チーム内の可愛い後輩ポジションです。

チームには女性刑事のマルゴーがいます。

セルジュとマルゴーは男女の仲ですが、
マルゴーはセルジュの上司の妻でもあります。

すなわち、
2人は不倫関係にあるのです。

セルジュはパーティーの途中で
情報屋に呼び出されます。

金持ち用の銀行・デダリスが
警備用のカメラを増やしたようです。

狙われれいる可能性があります。

翌朝、
セルジュは部下のニールズの家で目覚めます。

妊娠中のニールズの妻とも関係は良好で、
セルジュはよく夫妻の家に泊まっています。

ニールズの妻はもうすぐ出産予定です。

ニールズは昨日のパーティーの様子で、
セルジュとマルゴーの関係に気付いたようです。

ニールズは、
相手はキャリアのベッカーの妻だから
危険だと助言します。

セルジュとニールズは
出勤前にデダリス銀行に寄って、
警備体制について確認します。

金持ち専用の銀行ですが、
強盗は難しくなさそうです。

その後、
セルジュとニールズが署に向かうと、
マルゴーの夫・ベッカーの姿がありました。

警視の位であるベッカーは、
殉職した署長の後任となったようです。

不倫相手の夫が直属の上司に‥‥
セルジュは気に食わない様子。

そんなセルジュにベッカーは、
強引な捜査方法を見直すよう指示します。

セルジュが素直に聞き入れるはずありません。

セルジュとベッカーは真っ向から対立しました。

そんな中、
宝石店で強盗事件が発生し、
セルジュのチームが現場に向かいます。

犯人グループは宝石を盗み、
女性客を射殺して逃走しています。

犯人は金庫に穴を開けており、
その手口を見たセルジュは、
過去に自分が逮捕した事がある
カスペールの犯行だと確信します。

その時は目撃者が失踪し、
カスペールは釈放されています。

その他にも何度か彼は逮捕されていますが、
全て証拠不十分で釈放されているのです。

セルジュたちはカスペールを見つける為に
彼と繋がりがあるミズライを見張ります。

セルジュ達の監視は功を奏し
ミズライはカスペールと接触しました。

セルジュのチームは、
カスペールのアジトに突撃して
見事に彼と仲間を逮捕します。

ところが、
カスペールと彼の仲間は犯行を否定します。

アジトからも証拠は出ません。

証拠もなくカスペールを逮捕した事で、
セルジュはベッカーに怒られます。

反抗するセルジュに対しベッカーは、
デスクワークへの異動をちらつかせます。

ベッカーはセルジュに
拘留期限が切れる前に
証拠を見つけるよう命じました。

セルジュとニールズは、
宝石店の監視カメラの映像を確認します。

被害女性は、
殺される前に店内を録画したり、
防犯カメラの位置を確認していました。

さらに被害者は、
同じ番号に何度も連絡していました。

相手について調べると、
ワケドという犯罪者だと判明します。

被害者も強盗団の仲間だった可能性があります。

その場合、
カスペールは無罪となります。

次の日、
カスペールは釈放となり、
ベッカーはワケドの逮捕令状を取りました。

ベッカーは、
ワケドと彼の仲間の逮捕を
セルジュ以外のチームに命じ、
セルジュのチームに待機を告げます。

結末

別のチームがワケド逮捕に動く中、
マルゴーが衝撃の事実を突き止めます。

殺された被害女性が少し前まで
デダリス銀行に勤務していたのです。

警察はカスペールに騙されたのです。

宝石強盗はデダリス襲撃の
前準備に過ぎなかったのです。

ベッカー率いる多くの警官が
今はワケド逮捕に向かっており、
デダリス銀行に急行できません。

セルジュはベッカーの命令を無視し、
チームを率いてデダリスへと向かいます。

セルジュとマルゴーの予想通り、
カスペール一味は銀行を襲撃していました。

ワケドの姿もあります。

セルジュらは、
逃走するカスペール一味を追います。

セルジュ隊とカスペール一味は、
街中で銃撃戦を繰り広げます。

セルジュとマルゴーは、
立体駐車場でカスペールを追い詰めますが、
隙を突かれたマルゴーが射殺されました。

マルゴーを失ってしまったセルジュは、
カスペールを取り逃がしてしまいます。

怒り心頭のベッカーは、
セルジュのチームに解散を告げます。

さらにベッカーは不倫の事実を知ります。

ベッカーは、
マルゴーの死の責任を追及し、
セルジュを逮捕しました。

ベッカーは、
手錠を嵌められたセルジュを殴ります。

この日の夜、
妻に背中を押されたニールズは、
独自に捜査を行ってカスペールの
新しいアジトを見つけます。

銀行からの逃走中に負傷した
ワケドの姿しかありません。

ニールズはワケドを倒し、
何かの資料を発見します。

さらに、
カスペールの犯行を示す証拠を持ち帰り、
セルジュの釈放をベッカーに要求します。

マルゴーの仇を討つためにも
ベッカーはセルジュの釈放を認めます。

殴り続けて気も済んでいます。

ニールズが持ち帰った資料によれば、
カスペールの計画は終わっていません。

襲撃されたデダリス銀行は、
銀行内に残った現金と金、プラチナを
移送する予定です。

カスペールたちは、
その護送車を襲撃するつもりなのです。

セルジュとニールズの予想通り、
カスペールは護送車を襲撃しました。

セルジュのチームは先回りして、
護送車を包囲していました。

再び銃撃戦となりますが、
今回は署員総出の体制です。

カスペール一味は全員逮捕され、
セルジュも自らカスペールを逮捕しました。

セルジュは人気がない場所で、
カスペールの身柄と拳銃を
ベッカーに渡しました。