海外ドラマ「エレメンタリー シーズン2」10話あらすじ、ネタバレ
- 2020.07.15
- エレメンタリー
「エレメンタリーホームズ&ワトソン in NY」
シーズン2第10話のネタバレを公開します。
10話あらすじ、ネタバレ
NY市の市長選挙戦が近づき、
NY市警も忙しい日々を送っています。
そんなある日、
サイラスと名乗る青年が署に現れ、
グレッグソンに会いたいと主張しました。
サイラスは明らかに精神を病んでおり、
「私は騎士です、女王様を殺しました」
と口にしました。
サイラスは拳銃を持っており、
警察は慌ててサイラスを取り押さえます。
彼の服には血痕が‥‥
少しだけ時は流れて、
ホームズは行政審問をにかけられます。
この結果によっては、
ホームズは顧問を解雇されます。
ホームズは審問会の場で
サイラスの事件について語り始めます。
それでは再び時を戻して‥‥
サイラスを取り押さえた警察は
ホームズを連れて彼の自宅に向かいます。
サイラスの自宅には、
絵が飾られていました。
騎士に扮するサイラスが、
女王らしき人物を斬っています。
このサイラスには、
ラダという恋人がいたようです。
ホームズはベル刑事と共に
ラダの自宅に向かいました。
ラダの家の鍵は開いており、
中を確認すると彼女の射殺体がありました。
現場にはサイラスの靴跡が残されており、
警察はサイラスを再逮捕します。
ところが、
ホームズは彼が犯人ではないと考えます。
ラダは胸部を撃たれており、
心臓が引き裂かれていました。
自らを騎士と名乗る彼が
そのような事をするはずありません。
中世では心臓は魂の器と言われており、
深い恨みがない限りは攻撃しません。
それにサイラスの病状を考えれば、
自分が殺したと口にしてもおかしくありません。
ホームズが調査したところ、
ラダはホップスというガン専門医の
診察を受けていた事が判明します。
ホップスは新薬の治験もしており、
ラダも参加していました。
彼女の場合は新薬の効果が出ており、
回復する見込みがありました。
ホップスはサイラスの病状についても
ラダから相談を受けていたようです。
治験の参加費は非常に高く、
保険も適用されません。
ただの教師だったラダが
簡単に払える金額ではありません。
ホップスの話では、
ラダは生命保険の生前給付を
受け取っていたようです。
生命保険の生前給付は、
悪徳会社がよく手を出します。
彼らは顧客が早く死ぬことを望んでいます。
ホームズとワトソンは、
生命保険会社・ヘルピングハンズを訪ね、
ラダの担当だったディランと会います。
ラダが長生きすれば、
ディランの給料は減ります。
さらにディランは、
暴行の前科を持っています。
ホームズはディランの職場で
その事も口にしました。
会社に黙っていたディランは
ホームズに激怒します。
ホームズはディランを疑いますが、
彼には正確なアリバイがありました。
ラダの解剖の結果、
血中カリウム値がかなり高い事が判明します。
ワトソンは、
死ぬと細胞からカリウムが漏れるので
死後数時間経っていれば普通だと話します。
死亡推定時刻と着信履歴を考えれば
真犯人はラダを殺した1時間後に
サイラスを現場に呼び出しています。
ホームズとワトソンは犯人が
高かったカリウム値を誤魔化す為に
時間を稼いだのではないかと推測します。
すなわちラダは、
塩化カリウムで殺されたのです。
検査の結果、
塩化カリウムの過剰摂取が
死因だと判明しました。
明らかに犯人には
医学的な知識があります。
サイラスには無理です。
次にホームズとワトソンは、
ラダの遺体を確認します。
ここでホームズとワトソンは、
犯人に傷つけられた心臓に目を付けます。
犯人はカリウムで殺した相手の心臓を
拳銃で傷つけているのです。
何かを隠している可能性があります。
詳しく調べてみると、
心臓肥大の可能性が出てきました。
ガンは拡張型心筋症を引き起こしません。
そして、
診察を初めて受けた時の検査では、
ガン以外に異常は見つかっていません。
心臓の肥大化は新薬の副作用なのです。
だとすれば犯人はホップス医師です。
ラダの症状が外部に出れば
莫大な損失が出てしまうのです。
ホップスは
塩化カリウムでラダを殺し、
拳銃で心臓を傷つけた上で、
サイラスに罪を着せたのです。
問い詰められたホップスは
素直に罪を認めました。
結末
事件は解決となり、
分署を出たホームズとワトソンの前に
ディランが姿を現しました。
ディランはホームズの発言のせいで、
会社を解雇されてしまったのです。
怒るディランに対してホームズは、
自業自得だと突き放しました。
ディランは拳銃を取り出し、
銃口をホームズに向けます。
居合わせたベルがホームズを庇い
腹部を被弾してしまいます。
ホームズが唖然とする中、
ディランは他の警官に逮捕されました。
ベルは一命を取り留めましたが、
血栓の影響で右腕への血流が滞り、
右腕が不自由になってしまいました。
ワトソンは
何度もベルを見舞いますが、
ホームズは病院に現れません。
ベルの右腕が回復する見込みは高くないようです。
刑事は銃の携帯を義務付けられており、
銃を持てない限りは現場には復帰できません。
ワトソンは見舞いに行くべきと主張しますが、
ホームズは意味がないと答えます。
ワトソンは謝罪する事が大事だと訴えます。
こうしてベルが撃たれた事により、
ホームズは審問会にかけれる事になったのです。
今回の事だけではなく、
捜査中の違法行為についても聞かれますが
ホームズは違法行為を認めません。
(不法侵入とかピッキングとか)
完全に人を馬鹿にしており、
グレッグソンは審問会の休憩中に
態度を改めろとホームズを説教します。
ホームズは違法行為は置いといて、
今までの功績を見て欲しいと主張します。
ホームズとワトソンの力によって、
数多くの犯罪者が逮捕されています。
さらに今回の事件で言えば、
精神を病む無罪の少年を
冤罪から守っています。
そしてホームズとワトソンは
報酬を受け取っていません。
次にワトソンが証言台に立ちますが、
彼女も違法行為を認めません。
審問会の結果、
判事は顧問関係の解除を勧告します。
勧告なので強制力はありません。
仮に関係を解除すれば、
ホームズが関わった過去の事件について、
捜査が不適切だったと
訴えられる可能性があります。
グレッグソンと本部長は、
関係を解除するかベルに相談します。
ベルの答えは解除しないでした。
グレッグソンと本部長は
契約を解除しないとホームズに告げます。
この日の夜、
ベルが必死にリハビリしていると、
何も知らないホームズが見舞いに現れました。
ホームズは謝罪して
スイスの名医を紹介したいと申し出ます。
ベルは名医の連絡先を受け取らず、
「もう来て欲しくない」と口にしました。