映画「メカニック(2011)」のストーリーを結末までネタバレ

映画「メカニック」の
ネタバレを結末まで公開します。

冒頭

主人公のビショップは、
メカニック」と呼ばれ確実に
標的を仕留める殺し屋です。

ある日も事故死に見せかけて
南米の麻薬王を暗殺しました。

ビショップは、
ニューオリンズのアジトに戻り、
レコードで音楽を流します。

食事を済ませたビショップは、
依頼人のハリーに会いに行きます。

ハリーは
殺しの技術を教えてくれた恩人で
組織の大物です。

ハリーには
スティーヴという息子がいますが、
怒りやすく他人に暴力を振るう問題児で、
この前も仕事を解雇されたようです。

そんな話をした後、
ビショップは報酬を受け取って
ハリーと別れました。

 

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あらすじ、ネタバレ

ハリーと別れた後、
ビショップは夜の街に向かい、
適当に見つけた女性を抱きます。

行為が終わった後、
ビショップは女性の家に金を残し、
慣れ合う事もなく去ります。

その翌日、
ビショップはディーンという男に
別の仕事を依頼されました。

ディーンもハリー同様に組織の大物です。

 

なんと殺しの標的はハリーでした。

ビショップはディーンに事情を尋ねます。

今から半年前、
大きな殺しの依頼が入りました。

ディーンは5人組のチームを作り、
南アフリカのケープタウンに送りました。

ところが、
こちら側の情報が筒抜けで
5人の暗殺者は返り討ちに遭ったのです。

5人の中の1人は、
ビショップも顔見知りのセバスチャンです。

仕事内容の詳細を知っていたのは、
暗殺者の5人とディーンとハリーでした。

ハリーが借金まみれの事から
ディーンは彼が犯人と判断したのです。

ビショップは悩みながらも
この依頼を引き受ける事にしました。

 

ビショップはハリーを追い詰めます。

全てを悟ったハリーは、
ビショップに自分の拳銃を贈り
それで殺される事を望みました。

ビショップはハリーの銃で
彼の命を奪いました。

カージャック犯の犯行として、
この事件は処理されます。

 

それから数日後、
ビショップはハリーの墓の前で
スティーヴと遭遇しました。

スティーヴは父の敵討ちの為に
「カージャック犯を殺したい」と
ビショップに話しました。

ビショップは止めました。

スティーヴは
ビショップの正体を知っており、
殺しの技術を教えて欲しいと頼みます。

最初は断っていたビショップですが、
復讐心を捨てる事と犬を育てる事を条件に
殺しの技術を教える事にしました。

ハリーに教わった技術を
彼の息子に伝えるのです。

 

U-NEXT

スティーヴの修業が始まりました。

彼はビショップの教えに従い、
すぐに腕を上げます。

さらに次の段階として、
ビショップはスティーヴを
現場に連れて行きました。

 

また別の日、
スティーヴはビショップのアジトの
レコーダーに触れて怒られます。

ビショップはスティーヴに
絶対に触るな」と告げます。

さらにスティーヴは、
ビショップが修理中の
クラシックカーに興味を示しますが、
乗せないと言われます。

 

その後、
ビショップはスティーヴに
初任務を与えました。

標的は別の組織の殺し屋です。

ビショップが集めた情報では、
標的の男は凄腕の殺し屋ですが、
同性愛者でチワワ好きです。

スティーヴは6週間もかけて
標的に近づきました。

若いイケメンで犬を連れていたので、
標的もスティーヴに気を許したのです。

ビショップは薬を渡して、
バーで毒殺するよう命じますが、
スティーヴは薬を使用せず、
標的の自宅に付いて行きました。
(毒殺は物足りない?)

スティーヴは凄腕の殺し屋を相手に
格闘を挑みました。

ボコボコになりながらも
標的を始末しますが
まったくスマートではありません。


一方でビショップは、
あの時の女性との関係が続いているようです。

 

ビショップは再びディーンから
仕事を依頼されました。

標的は宗教団体の教祖。

教祖は救世主を名乗っていますが、
信者の若い女性で性欲を満たしています。

今から少し前、
彼に遊ばれた女性の1人が妊娠し、
中絶した後に命を落としています。

 

ビショップとスティーヴは、
シカゴにある教祖の豪邸に忍び込みます。

2人はアドレナリンを使用して、
教祖を暗殺しようと考えます。

仮に死なない場合でも
救急隊員が蘇生の為に使用する
エピネフリンとの相性が悪く死亡します。

ところが、
教祖が麻薬の常習犯と判明します。

麻薬常習犯にアドレナリンは効きません。

そこでビショップは、
教祖を窒息死させました。

予想以上に時間がかかったので、
2人は教祖のボディーガードに見つかります。

2人はボディーガードを倒しながら
アジトでの再会を約束して
別々に脱走しました。

 

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結末

シカゴからの帰り道、
ビショップは意外な人物を目撃します。

南アフリカで死んだはずのセバスチャンです。

ビショップはセバスチャンを尾行し、
彼を問い詰めました。

ディーンがセバスチャンに
ケープタウンで他の4人を殺し
自分の死を偽装して消えろ。
と依頼していたのです。

セバスチャンの話では、
ハリーは裏家業に嫌気が差して
告発しようとしていたようです。

全てはディーンが仕組んだ事で、
ビショップは彼に利用されたのです。

挑発されたビショップは、
セバスチャンを殺して逃走しました。

セバスチャンを殺した事で、
ディーンの標的になってしまいます。

 

先にアジトに戻ったスティーヴは、
ディーンの部下に襲撃されますが、
自力で倒しました。

その後、
ビショップもアジトに戻って、
2人は荷物をまとめます。

ここでスティーヴは、
父・ハリーの拳銃を発見して、
ビショップが仇だと気付きます。

 

ビショップとスティーヴは、
ディーンの側近のフィンチを襲撃し、
ディーンの居場所を吐かせます。

ディーンは慌てて逃げ出しますが、
ビショップとスティーヴは、
移動中の彼を抹殺しました。

 

車で現場を去る2人。

ビショップは殺し屋を引退し、
名前を変えて別の場所で暮らすと
スティーヴに伝えます。

スティーヴは、
この稼業を続けると答えます。

 

2人はガソリンスタンドに寄ります。

スティーヴはガソリンを入れるフリをして、
ビショップが乗る車を爆破しました。

アジトに戻ったスティーヴは、
ビショップのレコーダーで音楽をかけ、
彼が修理していた車に乗り込みます。

エンジンをつけて走らせますが、
ビショップからのメモを見つけます。

「お前はもうすぐ死ぬ」

全てを悟ったスティーヴは笑います。

その直後、
車とレコーダーが大爆発し、
スティーヴは命を落としました。

ビショップの痕跡も全て消えています。

 

時を同じくして、
警察がガソリンスタンドでの
爆発事件を調べています。

スタンドの防犯カメラには、
車から逃げ出すビショップの姿が映っています。

 

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