「蝶の力学 殺人分析班」6話(最終回) あらすじ、ネタバレ結末

今回は12月22日に放送された
ドラマ「蝶の力学」第6話のネタバレです。

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最終回のあらすじ、ネタバレ

DNA鑑定の結果から
塔子に届いた指の持ち主は、
西田という女性だと判明しました。

西田は行方不明となっています。

 

そんな中、
塔子の相棒の鷹野も
行方不明になりました。

鷹野は行方不明になる直前に、
法医学者の相羽町子と会っていました。

町子は鷹野の元相棒・相羽の姉で、
「クラスター16事件」解決の
協力者でもあります。

 

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塔子と徳重は、
町子の法医学教室で、
鷹野の警察IDを発見します。

さらに2人は、
亡くなった林原教授の解剖を
町子が行った事を知ります。

 

石倉は西田の自宅マンションの
防犯カメラの映像を確認します。

西田を尾行する町子が映っています‥‥

 

時を同じくして、
鷹野は解剖室で目を覚まします。

手足は拘束されており、
麻酔が投与されていました。

町子
「鷹野さんでも
そんな不安そうな顔をするんですね。

弟にできなかった事を
あなたにさせてもらいます。」

 

町子は鷹野に
今から行う鷹野の解剖を説明します。

 

鷹野
「相羽は知ってたんですか?」

町子
「どうでしょうか‥
初めて解剖したのは小学生の時。
近所の飼い猫でした。

解剖の虜になっていましたから
気付いていたかもしれませんね。」

鷹野
「危険な人かもしれないと
相羽から相談を受けた事があります。

相羽はあなたを心配していました。

私は相羽を死なせてしまったので、
責任を感じています。」

町子
「さすがですね。
今の相棒もあなたを尊敬していますか?
ここに呼びましょうか?」

鷹野
「如月は来ませんよ。」

町子
「巻き込みたくないですよね?

私、怖かったんです。
初めて如月さんを見た時、
鷹野さんを取られると思いました。

私に興味がなくなるかもって。

だから、
如月さんにプレゼント(指)を贈ったの。

鷹野さんは私のモノだから
気付いてくれたんでしょ?

林原教授が亡くなれば、
鷹野さんが来ると信じてた。

弟が死んだ時、
とても悲しくてあなたを恨んだ。

私は弟を愛していました。
今のあなたのようにしたかったの。」

鷹野
「間違っています。
愛している人にする事ではありません。

相羽の事は申し訳なく思っています。

でも、
あなたがやっている事は間違っています。」

町子
「弟を奪って私を傷付けたのは誰?
弟を解剖したかったの。

どれだけ傷付いたか分かる?」

鷹野
「傷付いているのは相羽の方ですよ。

これ以上人が傷付くのは
警察官として許す事は出来ません。」

町子
「私を怪しんだのは鷹野さんだけよ。
私は多くの人を生きたまま解剖した。

でも死体は見つからないの。
事件にすらならないの。

鷹野さんがいなくなっても
遺体が発見されなければ、
事件にすらならないの。」

町子は
生きた人を解剖する事に快感を覚える
猟奇殺人犯だったのです。

 

そのころ塔子は、
大学の監視カメラの映像を見て、
医学部の旧館が怪しいと睨みます。

さらに警備員の話では、
たまに町子が旧館の解剖室を
使用しているようです。

 

塔子は旧館の解剖室に向かい、
町子と鷹野を発見しました。

町子は塔子と目が合いますが、
鷹野の胸にメスを入れました。

鷹野を人質に取られているので、
塔子は町子に手を出す事ができません。

塔子は町子の指示に従って、
解剖室の扉の鍵を閉めて、
携帯の電源を切りました。

 

そのころ徳重は、
林原教授の家を訪ねて、
彼の日記を見つけていました。

林原教授は
助手である町子の異常性に気付き、
鷹野に相談していたのです。

 

時を同じくして、
石倉と尾留川は町子の自宅にいました。

そこで2人は保管されていた
大量の指を発見します。

さらに部屋を確認した2人は、
大量のDVDを発見しました。

町子が生きた人を解剖する様子が
録画されていました。

 

塔子は町子を説得しようとしますが、
まったく効果がありませんでした。

町子
「あなたが何を言おうが
何をしようが私を止める事はできない。」

塔子
「先生は間違っています。」

町子
「鷹野さんが死んでもいいの?」

塔子
かまいません。
私があなたを逮捕します。

町子
「あなたを殺す事もできるけど?」

塔子
「私と主任が殺されても
警察は必ずあなたを逮捕します。

鷹野さんを傷付けて
私を釘付けにして、
逃げるつもりですか?

警察はあなたを逮捕します。」

 

塔子は予め応援を要請していました。

旧館の解剖室に警官隊が駆け付け、
町子は殺人未遂の現行犯で逮捕されます。

町子
「あなた、私の弟によく似てる。」

町子は油断した塔子を
ナイフで刺そうとしますが、
鷹野が起き上がって町子を撃ちました。

その後、
鷹野と町子は病院に搬送されます。

 

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結末

鷹野は一命を取り留めますが、
なかなか目を覚ましません。

塔子は鷹野に寄り添い続けます。

塔子の想いが通じたのか、
数日後に鷹野が目を覚ましました。

鷹野
「如月、帰って休め。」

塔子
「はい、
上司からの命令なので従います。」

鷹野
「命令じゃない。
相棒からのアドバイスだ。」

塔子
「何からのアドバイスですか?」

鷹野
「面倒くさい奴だ。」

塔子
「そっくりそのままお返しします。」

鷹野は元気そうです。

 

鷹野の公安への異動は、
怪我が完治してからになりました。

塔子は父が愛用していた物と
同じ柄のネクタイを異動祝いとして
鷹野に贈りました。

 

さらに塔子は鷹野に頼まれ、
被害者の資料を病院に持ってきます。

現在分かっているだけでも
12名が町子に殺されています。

全ての遺体の親指は、
切り取られて保管されていました。

相羽が死んだ直後から
急に被害者が増えていた事から
鷹野は後悔しました。

ここで鷹野は塔子に
塔子と町子が話している時は、
意識があったと打ち明けます。

塔子は謝りつつも
鷹野が殺されても町子を
逮捕する決意だったと話します。

鷹野
「見せてもらった。
お前の刑事としての覚悟を。

俺はこうして生きていて
容疑者は確保された。

お前の刑事としての覚悟は
間違っていないという事だ。」

塔子
「褒められ慣れていないので
止めて下さい。」

鷹野
「褒めていない。
警察官として当たり前の事が
できるようになったという事だ。」

塔子
「そうですか‥

それよりも私達に
隠し事をしていた事を謝ってください。

どうして1人で行ったんですか?」

鷹野
「相羽を殺した贖罪の気持ちがあった。

十一係が来ると思っていた。」

塔子
「それはさすがにあり得ません。」

鷹野
「可愛げがなくなったな。」

塔子
「はぁ?」

鷹野
「たくましくなったな。

如月、お前には言葉に‥」

塔子
「もう大丈夫です。
私に言わせてください。

異動されてもお元気で。」

鷹野
「ありがとう。」

塔子
「私を鍛えて下さって
本当にありがとうございました。」

あの鷹野が泣いているようです。

 

少し時が流れて、
退院した鷹野は町子の面会に向かいます。

町子はまったく反省しておらず、
鷹野に笑みを見せました。

その後、
鷹野は十一係のメンバーに別れを告げ、
公安に異動しました。

 

十一係は鷹野を失いましたが、
立派なリーダーに成長した塔子の指示で、
今日も捜査を行っています。

 

「蝶の力学」はWOWOWで放送されています。

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