「蝶の力学 殺人分析班(WOWOW)」5話あらすじ、ネタバレ結末 犯人はまさかの‥

今回は12月15日に放送された
「蝶の力学」第5話のネタバレです。

「蝶の力学」4話のネタバレ

5話あらすじ、ネタバレ

第2の被害者・天野真弓の愛人の
坂口の遺体が発見された事から
彼が「クラスター16」ではないと判明しました。

そんな中、
捜査一課十一係のメンバーは、
天野秀雄の財産を手に入れる為に
クラスター16が真弓に延命処置を
施した事に気付き真弓の実家を訪れました。

 

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「クラスター16」の正体は、
真弓の実家アパートをリフォーム中の
内田という男性でした。

内田は元救急救命士で、
人工呼吸器の使い方も知っています。

内田は塔子と鷹野の
任意同行に応じました。

塔子は
法医学者の町子に電話をかけ、
事件が解決できそうだと伝えます。

一方で鷹野は、
同僚の徳重に後を任せて
塔子の前から姿を消しました。

 

内田の取り調べの後、
捜査本部は会議を開き、
塔子が報告を行います。

真弓が書いたという例のメモは、
内田が発見して警察に提出したものです。

メモの筆跡鑑定を行ったところ、
真弓の文字ではない事が判明したので、
十一係は内田を疑い始めたのです。

内田の車からは、
真弓の血液が検出されています。

 

 

第一被害者・天野秀雄を殺したのは
第三被害者・須藤ですが、
その後の犯行は内田のものです。

内田の兄は5年前に事故に遭い、
植物状態になった後に死亡しました。

内田の兄の体からは
違法薬物が検出されています。

内田は薬の入手ルートを調べ、
天野に辿り着いたのです。

内田は天野を問い詰めましたが、
逆に暴力を振るわれたので、
彼に復讐する決意を固めました。

天野の身辺を調べた内田は、
須藤と知り合ったのです。

須藤が2人を刺し、
内田が現場に駆け付けました。

天野はすでに絶命しており、
内田は真弓に延命処置を施しました。

延命処置で真弓の喉を裂く予定だったので、
予め天野の喉も裂いたのです。

花を活けた理由は、
警察の捜査を混乱させる為です。

延命処置を施した施設は、
植物状態だった兄を
介護していた時に知った場所です。

新聞社にメールを送った理由は
犯人が「クラスター16」という
1人の人物だと思わせる為です。

須藤を刺した理由は2つ。

関係ない真弓を刺した事と、
警察に疑われた須藤の口を封じるためです。

同一犯に見せかける為に
須藤の喉も裂いて花を活けました。

須藤を殺した場合、
一連の事件の犯人が必要となり、
内田は坂口に目を付けました。

実は坂口は、
天野の裏の仕事を手伝っており、
内田の兄を薬漬けにした1人だったのです。

 

 

これにて事件は解決ですが、
塔子は疑念を抱いていました。

内田がここまで事件を大きくした事と
真弓の母と妹の事件関与についてです。

天野秀雄の死亡推定時刻、
確かに彼女達にはアリバイがあります。

ところが、
他の事件ではアリバイはありません。

 

塔子は内田を問い詰めます。

内田は父から工務店を継ぎましたが、
経営難を弁護士に相談していました。

そこで真弓の妹・詩織に出会ったのです。

会話の最中に詩織が、
真弓の妹だと気付いた内田は、
復讐に彼女を利用するつもりで、
アパートに入居しました。

真弓と詩織と2人の母・文子は、
経営難に苦しむ内田に優しく接し、
家賃が遅れても何も言いませんでした。

最初は利用するつもりでしたが、
内田は恩返しを考えるようになり、
アパートのリフォームを始めました。

そんな中で須藤が事件を起こし、
内田は文子と詩織に遺産を渡すために
独断で延命処置を施したと主張します。

すなわち、
文子と詩織は事件に関与していないと‥‥

 

塔子は納得しません。

真弓はパジャマを着ていました。
どう考えても詩織が着替えさせています。

どれだけ塔子が問い詰めても
内田は「自分1人の犯行です」と答えます。

内田と詩織は男女の仲なのです‥‥

塔子
「あなたが連行された後、
詩織さん泣いていました。

警察は志織さんからも話を聞きます。
警察は真実を明らかにします。

早いか遅いかなんです。

あの日、
詩織さんから連絡を受けて、
天野さんの自宅に向かったんですよね?

彼女があなたのように
嘘を付き通せると思いますか?」

内田
「真弓さんと連絡が取れないから
見に行ってくれと連絡を受けました‥」

塔子
「現場に着いたあなたは
詩織さんに連絡しましたよね?」

内田
「はい。
でも詩織は真弓さんを
助けて欲しいとだけ言いました。

遺産の同時死亡の推定は
以前から知ってたんです。

本当に俺1人で‥」

塔子
「私はそうは思いません。
詩織さんの一言で
多くの人が命を落としました。

彼女は苦しんでいます。

姉や多くの人が命を落とし、
恋人のあなたまで失った。

詩織さんは一生苦しみます。
遺産では彼女の傷は癒えません

あなたはその事について
考えを巡らせるべきです。」

 

管理官の手代木は、
捜査員に事件解決を宣言し、
捜査本部を解散させました。

 

時を同じくして、
鷹野は林原教授の
葬儀に参列していました。

鷹野は林原教授の遺族に
司法解剖させて欲しいと頼みます。

 

塔子と十一係には謎が残っています。

塔子に送られて来た指の持ち主は
未だに不明なのです。

内田も何も知りません。

 

署に戻った鷹野は塔子に
亡くなった元相棒・相羽の話をします。

相羽が亡くなった後、
鷹野は相羽の姉の町子から
ある相談を受けました。

塔子と鷹野が話している時、
鷹野の携帯に電話がかかりました。

電話に出た鷹野は、
慌てて署を出て行きました。

 

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結末

鷹野が向かった先は、
町子の自宅マンションでした。

鷹野
「林原教授の解剖の件で来ました。

病死ではなく殺人の可能性があります。
それを確かめるために
司法解剖をお願いしました。

教授の解剖を引き受けたようですね?
他の病院にお願いしたのですが。」

町子
「教授は私の恩師ですから。」

鷹野
「他の先生に解剖されると
何かマズイ事があるのですか?

先生にお聞きしたいことがあります。」

町子
「私もお話したい事があります。

教授にヒ素を少しずつ飲ませました。」

鷹野
「なぜそのような事を‥」

町子
「解剖に邪魔だったからです。
私が1番解剖したかったのは弟です。」

鷹野
「弟の代わりを見つけないと。
それはあなたですよ。」

薬を嗅がされた鷹野は、
意識を失ってしまいました。

 

翌朝、
塔子は鷹野に連絡しますが、
繋がりませんでした。

早瀬係長に尋ねますが、
まだ公安には異動していません。

塔子は十一係の仲間に相談します。

尾留川、徳重、石倉は、
すぐに行動を開始します。

 

塔子は町子に会う為に
大学に向かいました。

町子は林原教授の解剖を
始めるところでした。

世間話をした塔子は
町子を疑います。

鷹野は、
「生前の相羽は先生と疎遠だった。」
と話していました。

ところが町子は、
仲がよかったと口にしたのです。

塔子は怪しみながらも
彼女の解剖室から出ます。

 

時を同じくして、
科捜研のDNA鑑定によって、
指の持ち主が西田という女性の物と判明します。

天野秀雄が亡くなった日から
西田が行方不明になっています。

 

本部に戻った塔子は、
係長の早瀬に相談します。

早瀬は
「目立たないように鷹野を探せ」
と命じました。

 

塔子は徳重を連れて
再び町子に会いに行きます。

解剖終了を待つ事になりました。

ところが、
解剖が終わっても
町子が姿を現しません。

彼女の助手が持っていた資料から
林原教授の遺体の指が
欠損している事が判明します。

塔子の嫌な予感が的中したようです。

 

そのころ町子は、
別室で解剖の準備をしています‥

ただし、
解剖するのは遺体ではありません。

生きている鷹野のようです‥

最終回のネタバレへ

 

「蝶の力学」はWOWOWで放送されています。

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