映画「ショックウェイブ 爆弾処理班」あらすじ、ネタバレ結末

映画「SHOCK WAVE 爆弾処理班」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公のチョンは、
香港警察爆弾処理班の刑事です。

香港警察は、
チョンの潜入捜査の甲斐あって
銀行強盗や爆破テロを行う犯罪組織を
追い詰める事に成功しました。

ところが、
組織のリーダーで爆弾魔のホンを
取り逃がしてしまいます。

実の弟と手下が逮捕された事で
ホンはチョンへの復讐を決意しました。

 

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ネタバレ

6ヵ月後、
バーで飲んでいたチョン刑事は
カルメンという女性と出会います。

カルメンが
酔っ払って寝てしまったので、
チョンは彼女を署に連れ帰りました。

 

また別の日、
戦時中に投下された爆弾が
建設現場で発見されて
チョンが相棒のベンと出動しました。

戦車をも吹き飛ばす爆弾ですが、
チョンはまったく恐れずに解体しました。

爆弾の解体に成功したチョンは、
カルメンに会いに行きました。

カルメンは夫と離婚したばかりで、
あの日は飲み過ぎたようです。

 

さらに1年の時が流れます。

1年半前に逃げたホンは、
タイとミャンマーの国境に
身を隠しています。

ホンは香港の戻るつもりです。

 

一方のチョンは
優秀なので表彰されています。

カルメンは恋人になったようです。

表彰式の後、
チョンの上司・チャウが
爆死する事件が発生しました。

恐らくホンの仕業と思われます。

チャウはあの潜入捜査の時に
チョンに指示を出していた人物です。

 

次の日、
広場で不審な箱が発見され、
爆弾処理班が出動しました。

チョンとベンは、
機械を遠隔操作して爆弾を確認します。

水銀を使用するタイプの爆弾で、
時限式で殺傷能力は高めです。

チョンは現場の指揮をベンに任せ、
完全装備で爆弾に近付きます。

その様子を遠くからホンが見ています。

 

チョンの見立てによると
爆弾はあと10分で爆発します。

持ち運ぶ時間がないので、
チョンはその場で解体しました。

 

そんな中、
特捜部のコン刑事の元に
「裁判所の前に不審物がある」
という連絡が入ります。

チョン、ベン、コンは
裁判所前に急行します。

裁判所前には
C-4爆弾が仕掛けられていました。

しかも残り3分で爆発します。

さすがに3分では解除できないので、
チョンとコンは車に乗り込みます。

コンの見事なドライブテクニックで、
2人は爆弾を川まで運びました。

爆弾は川の中で大爆発しました。

 

それから数日後、
九龍と香港を結ぶ海底トンネルの
両出入口をホンの組織が
トラックを使って封鎖しました。

トンネル内には多くの市民がいます。

特捜部のコンとワン長官が
捜査の指揮を執り始めます。

もちろん爆弾処理班も出動しています。

 

ワン長官がホンと交渉を開始しますが、
ホンは交渉人にチョンを指名します。

チョンは1人でトンネル内に向かい、
ホンと対峙しました。

ホンはチョンを痛めつけ、
1000キロのC-4爆弾があると告げ、
政府が西区の海底トンネルを買い戻す事と、
弟の解放を要求しました。

チョンは
ホンの弟を連れて来る代わりに
女性と子供100人を解放しろと答えます。

ホンは了承しました。

 

チョンの報告を受けたワン長官は、
ホンの弟を釈放する事を決定します。

コンとチョンが
ホンの弟の移送を担当します。

意外にもホンの弟は、
ホンに会う事を嫌がりました。

ホンの弟は改心したようです。

 

そんな中、
護送車が飲酒運転の車に衝突され、
ホンの弟が重傷を負いました。

チョンとコンも軽傷を負います。

人質解放の為に
重傷を負ったホンの弟を移送しますが、
約束の時間に遅れてしまったので、
人質が1人射殺されました。

弟の身柄を引き渡すと、
ホンは人質を100人解放しました。

ところが、
解放されたのは成人男性だけでした。

 

人質の中には現職警官の
ウォンの姿もありました。

ホンに身元がバレたウォンは、
体に爆弾を巻かれて解放されました。

チョンは相棒のベンと共に
爆弾を解除しようとしますが、
時間が足りませんでした。

チョンは、
警官としての責務を告げ、
部下と共に退避しました。

ウォンは警官の責務を守り、
1人で車と人と離れた場所で死にました。

警察、報道陣、野次馬は涙を流します。

すぐにホンが
チョンに電話をかけてきました。

「目の前で弟が逮捕されたのに
救えなかった俺の気持ちが分かったか?」

 

トンネルでの人質事件を受け、
香港株式市場の株価指数は下落しました。

ただし、
西区の海底トンネルを保持する
マンジョングループ関連の株は
平均で4倍跳ね上がりました。

もちろんホンと繋がっています。

 

警察はホンの作戦に翻弄されます。

解放された100人の人質の中に
ホンの部下が紛れ込んでいました。

逃げ出したホンの部下は、
あろうことかカルメンを誘拐しました。

ホンのヒントを元に、
警察はカルメンを探します。

カルメンは、
ガソリンスタンドに乗り捨てられた
タクシーのトランクの中で発見されますが、
ピンを抜いた手榴弾を持っていました。
(ピンを抜いても持っていれば爆発しない)

チョンはカルメンに
手榴弾を絶対に離すなと命じて
彼女の拘束を解きます。

爆弾を握りしめるカルメンの手を
チョンは上から握りしめます。

チョンは同僚に土嚢を積ませて、
カルメンにその中に手榴弾を
投げ捨てるよう指示します。

カルメンが手榴弾を投げ、
チョンは彼女を連れて走ります。

手榴弾は土嚢の中で爆発し、
2人は無傷でした。

チョンはカルメンを自宅に送り、
同僚たちに警護を依頼して
現場に戻りました。

チョンはカルメンにメールを送りました。

 

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結末

マンジョングループの社長・イムは、
犯人のホンと繋がっており、
今回の事件で大儲けしています。

そんなイムの前に
ホンの部下達が現れます。

ホンの部下はイムを拉致して、
10億ドルの送金を要求します。

イムは10億ドルを送金しますが、
ホンの部下に殺されてしまいました。

ホンの部下たちは、
予め用意していたヘリに乗り込み、
トンネル内の仲間を迎えに行きます。

その連絡を受けたホンは、
C-4爆弾の起爆スイッチを押しました。

ホンはチョンに連絡し、
香港の空域を無事に離れたら
スイッチを遠隔で切ると告げます。

さらにホンは、
「チョンを人質として連れて行く」
と警察に宣言します。

 

ここでチョンは勝負に出ます。

押収していた爆弾を体に巻いて
トンネル内に1人で突撃して、
遠隔装置を渡すよう要求します。

トンネル内には多くの車があり、
チョンの体に巻かれた爆弾が爆発すれば、
ホンの仲間も全員が命を落とします。

ホンの部下の中には、
金で雇われただけの傭兵もいて、
彼らは命惜しさに逃げようとしました。

正規のホンの部下と
逃げようとする傭兵たちが仲間割れを始め、
その隙にコン率いる警官隊が突撃します。

警察が銃撃戦を優位に進め、
人質も少しずつ救出します。

ヘリで駆け付けたホンの部下も
警察が取り押さえました。

 

チョンはコンと協力して、
ホンを取り押さえますが、
彼は遠隔装置を破壊していました。

爆弾は九龍側の出入り口と
香港側の出入り口に仕掛けられています。

チョンが香港側、
相棒のベンが九龍側に向かい、
爆弾の解除を試みる事になりました。

2人は爆弾を確認しますが、
赤色か黄色の導線のどちらか
切る必要がありました。

もちろん間違えれば爆発します。

残り時間は5分、
正解を見分ける時間もありません。

2人はビデオ通話を繋いで、
爆弾の構造が同じだと気付きます。

チョンはワン長官に連絡し、
専門家に繋いでもらいます。

チョンは専門家に
片方の爆発だけならトンネルが
耐えられるかと尋ねます。

問題ないと聞いたチョンは、
同僚たちを避難させます。

チョンはベンに
「俺が黄色を切る、
爆発しなければお前も黄色を切れ。
もし爆発したら赤を切るんだ。」
と告げました。

 

爆発音を聞いたベンは、
悲しみながら赤を切りました。
(日本映画にはないパターンだな‥)

そのころカルメンは、
チョンからのメールを見ていました。

今まで聞けなかった
「愛している」という文面です。

事件は解決しましたが、
38人の人質と
18人の警官が命を落としました。

 

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