映画「コードネーム ストラットン」あらすじ、ネタバレ結末
- 2019.11.13
- 映画
映画「コードネーム ストラットン」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
主人公のストラットンは、
イギリス海兵隊・SBSの隊員です。
ストラットンの今の相棒は、
アメリカ海軍ネービーシールズより
SBSに派遣されているマーティーです。
ある日、
ストラットンとマーティーは、
イランの化学工場に潜入し、
生物兵器の破壊を試みます。
2人はMI6の女性分析官の
アギーの指示に従って、
見事に工場内に侵入します。
ところが、
警備員や職員の姿はありませんでした。
工場内をよく調べてみると
職員は抹殺されていました。
しかも肝心の生物兵器も
何者かに持ち出されていました。
2人の報告を受けたアギーは、
救助の為にヘリを送ります。
しかし、
2人はヘリが到着する前に
テロリストから攻撃を受けました。
2人は工場内で車を盗んで
ヘリとの合流地点に向かいますが、
マーティーが首を撃たれてしまいます。
ストラットンは
マーティーを庇いながら戦い、
到着したヘリに乗って脱出しますが、
マーティーは命を落としてしまいました。
ネタバレ
相棒を失ったストラットンは
悲しみに暮れます。
さらにマーティーの妻は
先ごろ出産したばかりで
ストラットンは責任も感じます。
マーティーは
息子の顔を見る事もなく
命を落としてしまったのです。
イギリスに帰還したストラットンは、
MI6の本部に呼び出されます。
MI6長官のサムナーは、
生物兵器奪還をストラットンに命じます。
ストラットンは、
アギーらに分析を任せて、
SBSの基地に戻ります。
するとマーティーの元部下の
ハンクがやって来ました。
ハンクは昇進の話を蹴って、
ストラットンの相棒になる事を選んだのです。
ストラットンは、
復讐などの私的な感情は、
任務の邪魔になると釘を刺します。
MI6の分析によって、
武装勢力のボスが元ロシアFSBの
バロフスキーだと判明しました。
彼は元凄腕諜報員で、
かつてMI6の諜報員が彼によって
9人も殺されています。
そこで当時のMI6は、
彼が二重スパイだという情報を流し、
ロシアに彼を暗殺させたはずでした。
バロフスキーの実力を知るサムナーは、
現場はストラットンに任せ、
MI6の部下に彼のサポートを命じ、
自身はインターポールに連絡を入れます。
ウクライナにて、
例の生物兵器が使用されて、
150人前後の人間が命を落とします。
威力を試したのでしょう。
生物兵器を作る為には
それなりの科学者が必要です。
今はローマに潜伏している
タリクが怪しいと考えたストラットンは、
仲間たちと彼を誘拐します。
ライフルを持ったハンクが
タリクの家族を狙う映像を見せ、
アギーは彼から情報を引き出します。
タリクの話では、
バロフスキーはドローンを使用して、
生物兵器を拡散させるつもりです。
そのドローンの制作者はグレコで、
タリクは彼の居場所も吐きます。
ストラットンとアギーは、
タリクを抹殺してその場を去ります。
翌朝、
ストラットンが居ない間に
ハンクはアギーに彼について尋ねます。
マーティーはとても優秀でしたが、
ストラットンと組んでいる時は、
彼の指示に従う立場に徹していました。
ハンクはその事が解せないのです。
アギーは、
ストラットンもとても優秀で、
2人はとても息が合っていたと答えます。
その後、
ストラットンとハンクは、
グレコの家に侵入して、
ドローンを発見します。
彼の家に監視カメラを仕掛け、
バロフスキーが現れるのを外で待ちます。
夜になって、
グレコの家にバロフスキーが現れます。
グレコはドローンの説明を行い、
バロフスキーとの取引を始めます。
ところがバロフスキーが、
ストラットンが仕掛けたカメラに気付きます。
怒ったバロフスキーは、
グレコを射殺して部下と共に
ドローンを持ち去ろうとします。
生物兵器の隠し場所が分からないので、
ストラットンは待機を命じます。
しかし、
マーティーの仇を討ちたいハンクが、
バロフスキー一味に銃撃戦を仕掛けます。
その結果、
バロフスキーに逃げられてしまいました。
ドローンも4つの内の3つを
持ち去られています。
ストラットンは、
サムナーに話を聞きます。
かつてバロフスキーの暗殺を指示したのは、
彼の上司だったオルロフです。
現在は内務大臣まで出世し、
大統領も夢ではありません。
オルロフは
バロフスキーを暗殺するフリをして、
匿っていたのです。
そんなオルロフが、
3週間前に失踪しました。
おそらくバロフスキーに
裏切られたのでしょう。
そして、
かつて二重スパイだと情報を流したのは
当時工作員だったサムナーです。
サムナーは祖国を裏切るフリをして、
バロフスキーに近付き誘惑して、
イギリスの偽情報を与え続けました。
その結果、
バロフスキーは二重スパイとして、
祖国ロシアに暗殺されかけたのです。
バロフスキーを逃がした事で、
ハンクは責任を感じます。
ハンクは祖国に帰ろうとしますが、
ストラットンはロスという里親に会わせます。
幼い時に親を亡くしたストラットンは
ロスと共に船上で育ちました。
3人で酒を飲みます。
ハンクとストラットンは、
打ち解け合ったようです。
結末
サムナーの部下のカミングスは、
ロシアや米国と情報を共有する為に
イギリスが持つ情報を渡す代わりに、
ロシアに拘束された米国記者の解放を
ロシア政府に持ちかけようと提案します。
カミングスを信頼するサムナーは、
この提案を承認しました。
ストラットンとハンクは、
回収したドローンのデータを手に
米国記者を引き取りに向かいます。
ロシアFSBの人間にデータを渡し、
米国の記者を引き取ります。
ところがこの記者は偽者で、
FSBの人間はバロフスキーの部下でした。
ストラットンとハンクは、
見事な連携でデータを守ります。
MI6に帰還したストラットンは、
カミングスが裏切者だと
サムナーに報告します。
イランでの任務の時も
カミングスから情報が流れていたようです。
そのカミングス本人の姿は
MI6から消えています。
アギーはドローンのデータから
バロフスキーの狙いが、
ロンドンだと突き止めます。
テムズ川に怪しげな船が侵入し、
ストラットン率いるSBSが
現場に向かいます。
ストラットンたちは、
バロフスキーの部下を倒しますが、
彼は側近たちとボートに乗り込み
ドローンを持って逃走します。
ストラットンとハンクが追いかけますが、
バロフスキーに逃げられてしまいます。
SBSとMI6が総出で彼を探していると、
アギーの前にカミングスが現れます。
カミングスは、
細菌兵器の隠し場所に
アギーを案内して自殺しました。
アギーは
細菌兵器を発見しますが、
バロフスキーがその場に現れます。
アギーは身を隠してストラットンに連絡し、
細菌兵器とバロフスキーの居場所を伝えます。
ストラットンとハンクが駆け付け、
バロフスキーと彼の部下を倒し、
ロンドンの街を守りました。
事件が解決して、
ストラットンはアギーを
食事に誘いました。
2人は休暇を取って行こうと約束します。
一方のハンクは
SBSに残る事を決意しました。
その報告を受けたストラットンは、
彼とロスを連れて釣りに出かけました。
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