映画「富美子の足」あらすじ、ネタバレ結末 凄い作品だ‥

映画「富美子の足」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

冒頭、
魅力的な足の持ち主の富美子が
自宅で血まみれの足を洗っています。

富美子は足を洗いながら
自分の足は呪われていると考えます。

 

富美子は子供の時から
完璧で綺麗な足の持ち主でした。

成長したある時、
母の恋人に足を触られて、
自分の足の魅力に気付きました。

高校生になる頃には
痴漢に遭う事が多くなりました。

決まって足だけを触られました。

就職しても同僚たちが、
足目的で近付いてきました。

「足だけがキレイなのがよくない」
と考えた富美子は給料をつぎ込んで
顔と体を整形しました。

金がなくなると夜の店で働き始めました。

それでも男たちが目を向けるのは
やっぱり足だけでした。

 

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ネタバレ

ある日、
富美子は極度の脚フェチの
富豪老人・塚越と出会います。

富美子(の足)を気に入った塚越は、
死後に財産の2億円を譲る条件
愛人になって欲しいと頼みました。

愛人と言っても体の関係はなく、
毎日家に行って身の回りの世話をしつつ、
彼に足を見せるだけです。

塚越が遺言状まで書いたので、
富美子は契約を結びました。

 

富美子が契約を結んだ数日後、
彼の甥の野田が訪ねてきました。

彼はアニメキャラなどの
フィギュア制作をしています。

二次元にしか興味がない野田は、
富美子にまったく興味を示しません。

 

そんな中、
野田は塚越から富美子の足の
等身大フィギュアを作れと命じられます。

この日から野田は、
富美子の足のサイズを図って、
観察を始めました。

かなり近くで見ていますが、
野田は彼女の足に魅了されません。

 

富美子はストレスが溜まると
家に帰る途中でバッティングセンターに寄ります。

 

富美子は母親と2人暮らしです。

彼女の母は足が不自由で、
車椅子で生活しています。

ある日、
富美子が帰宅すると母が
若い男性介護士にお金を払って
彼の股間を触っていました。

富美子は見て見ぬフリをします。

 

ある日、
富美子が塚越の家に行くと、
彼の娘が来ていました。

遺産相続の事で揉めているようです。

 

塚越の娘が帰った後、
野田は完成したフィギュアを見せますが、
何の魅力もないと捨てられました。

作り直せとの命令なので、
野田は富美子の足の観察を再開します。

 

この日の夜、
富美子は野田と酒を飲みに行きます。

富美子は酔うと人に絡むので、
野田は面倒くさいと思います。

野田はフィギュアが全然売れず、
塚越に金を借りたいと呟きました。

 

それから数日後、
2つ目のフィギュアが完成しますが、
「富美子の足を理解していない」
とフィギュアを投げつけられました。

野田は塚越に命じられ、
富美子の足を舐める事になりました。

野田は舐めようとしますが、
途中で我に返って止めました。

野田は塚越に殴られますが、
フィギュア作りを続けます。

 

ある日の夜、
帰宅した富美子は母から
介護士の田中を紹介されました。

母親に頼まれた富美子は、
2万円で田中の相手をする事になりました。

田中は富美子の足にむしゃぶりつきました。

 

富美子には母に逆らえない理由があります。

富美子の足に気を取られた運転手が
富美子の母親に衝突した事が原因で
母は足が不自由になったのです。

 

田中との行為が終わった富美子は、
野田の家に行ってフィギュアを破壊し、
無理やり野田のズボンを脱がせて
彼と関係を持ちました。

自分の足に興味を持たない野田に
富美子は惹かれていたようです。

野田も初めての女性の体に
快感を覚えたようです。

 

翌朝、
富美子が目覚めると野田が
狂ったように足を舐めていました。

結局は野田も富美子の足に
魅了されてしまったのです。

富美子は残念に思い、
野田を蹴ってしまいました。

自宅でシャワーを浴びた富美子は、
自分の足を叩いて涙を流しました。

 

また塚越の娘が訪ねてきました。

娘はお金の事で苦しんでおり、
金の無心に来たようです。

塚越はそんな娘が大嫌いで、
富美子に全財産渡すと宣言しました。

 

富美子の足に魅了された野田は、
今まで以上にフィギュア制作に励み、
遂に塚越が納得する物を作り上げました。
(足だけなので気色悪い)

塚越はフィギュアを気に入り、
死ぬまで手放さないと言います。

 

満足したのか、
塚越が徐々に元気をなくして、
寝込むようになりました。

富美子は喜びます。

 

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結末

ある日、
富美子が帰宅すると
介護士と彼の先輩が待っていました。

富美子は6万円で
2人の相手をする事になりました。

行為の後、
富美子はストレス発散の為に
バッティングセンターに行きますが、
不況で閉店していました。

富美子はストレス発散の為に
野田に暴力を振るうようになりました。

野田は野田で、
暴力を受ける事に快感を覚え、
富美子の命令なら何でも聞くようになります。

富美子は野田を使って
自分にとって邪魔な存在の
塚越の娘を殺害します。

 

塚越は寝込んでいましたが、
脅威の回復力で復活しました。

何かが吹っ切れた塚越は、
毎日のように富美子の足を舐めました。

ストレスが溜まるので、
富美子は毎日のように野田を痛めつけます。

 

ある日の夜、
富美子が帰宅すると
今度は3人の男が待っていました。

我慢の限界を迎えた富美子は
食器用洗剤を母の顔にかけて家を出ます。

 

富美子は塚越の家に行き、
包丁で野田を傷付けた後、
塚越を蹴り始めました。

殺されると思った塚越は、
自分に遺産などない事を告げます。

怒り狂った富美子は、
塚越を蹴り殺しました。

 

そして冒頭に戻ります。

翌朝になって富美子は、
血で赤く染まった足を
自宅の浴室で洗い流します。

テレビでは、
塚越の遺体が発見されて、
野田が自首したと報道されています。

 

大好きな海に行った富美子は、
自分の足が美しいと自覚して、
その武器の使い道を考え始めました。

 

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