映画「ラストリベンジ」のストーリーを結末までネタバレ

映画「ラスト・リベンジ」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公のエヴァンは、
CIAのベテラン工作員です。

かつてエヴァンはケニア人の
テロリスト・バニールに監禁され
拷問された過去を持ちます。

死を覚悟した時、
特殊部隊の突撃によって
命を救われました。

その時にバニールは
死んだとされていますが、
エヴァンは生きていると確信しています。

 

 

そんなある日、
エヴァンはCIAの長官から
引退勧告を受けました。

36年間も国に尽くしてきたエヴァンは
他に生きる道を知りません。

さらに今も逃げ続けるバニールを
自らの手で捕まえたいとも考えています。

エヴァンがその事を訴えると
長官は手を尽くしてみると約束しました。

 

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ネタバレ

ルーマニアのブカレストにて、
犯罪者が取引を行うという情報が入ります。

現地の警察官が
USBを運ぶアフリカ人を追いますが
途中で尾行がバレてしまいました。

追い詰められた男は橋の上から
USBを持って川に飛び降りてしまいました。

ブカレストの情報庁本部にて、
USBの復元が行われますが、
データは修復不可能でした。

そこでCIAのエヴァンの部下の
ミルトンに応援要請が来ます。

 

時を同じくして、
エヴァンは医師の診察を受け、
認知症」と診断されました。

記憶喪失や感情の高ぶりなど、
諜報員には致命的な症状が出ます。

認知症について調べてみますが、
完治の可能性はゼロでした。

自暴自棄になったエヴァンは
バーでお酒を飲みます。

すると部下のミルトンが現れ、
「バニールを見つけれるかもしれない」
とエヴァンに報告しました。

データを復元したミルトンは
ケニア人医師がブカレストの病院に
バニールの持病・サラセミアに使用される薬を
何度も注文している事を知ったのです。

さらにその医師は、
サラセミアを治す為の
研究も行っているようです。

橋から飛び降りたのは、
詐欺グループの一員で
薬の斡旋をしていたのです。

エヴァンとミルトンの見立てでは、
バニールの病は末期を迎えており、
まともに動く事もできません。

 

エヴァンはバニールを追いたいと
CIAの長官に志願します。

ところが、
長官は認知症について知っており、
正式にエヴァンに引退を勧告しました。

このまま放置しておけば、
バニールは病で命を落とすはずなので、
無理に捕まえる必要もないのです。

 

オフィスを追い出されたエヴァンは
自宅で飲み始めます。

するとミルトンが訪ねてきました。

さらに調査を進めたミルトンは、
ブカレストの病院で薬を
処方している医師の名前がコーネルで
2年前から処方されている事を
突き止めていました。

コーネルは薬を処方する代わりに
毎月1万ユーロも受け取っています。

 

バニールはエヴァンを拷問した後に
スパイ容疑をかけられて
テロ組織を追い出されました。

これは無事に帰還した
エヴァンの策略によるものです。

 

現在のバニールはサラセミアに苦しんで
故郷のケニアに潜伏しています。

斡旋していた男が死亡したので、
処方された薬の在庫がなくなりました。

バニールは
部下に偽造パスポートを渡し、
コーネルを連れて来いと命じます。

部下は身なりを整えて
ブカレストへと向かいました。

 

エヴァンとミルトンは、
独自にバニールを追い始めます。

ところが、
CIAが用意した医師が
エヴァンの自宅を訪ねてきたので、
ミルトンに認知症を知られてしまいます。

エヴァンを尊敬するミルトンは
存在するか分からないバニールを追うより、
有意義な余生を送って欲しいと頼みます。

エヴァン
「ただ価値のある事がしたい。
残された時間で。

このままだとバニールは逃げてしまうんだ。」

エヴァンの熱意を感じたミルトンは、
共に捜査を続ける事にしました。

2人はルーマニアに飛びます。

 

2人はエヴァンの元恋人で
ジャーナリストのミシェルに会い、
コーネルの情報を入手します。

ミシェルはコーネルに接触する為に
アポを取ってくれていました。

 

 

ミシェルはミルトンに
エヴァンとの出会いを尋ねます。

ミルトンはカイロでの任務中に
協力者を死なせました。

閣僚の息子だったので
政治問題にまで発展し、
ミルトンは国に見捨てられました。

その場にエヴァンが現れ、
ミルトンをCIAに連れ帰ったのです。

 

次の日、
2人は病院を訪れて
コーネル医師と対面しました。

コーネルの妻はケニア人です。

妻の家族の命を守る為に
コーネルは仕方なくバニールに
薬を提供していたようです。

バニールの部下の接触を受けたコーネルは、
ケニアに来るよう命じられています。

エヴァンとミルトンは、
バニールの部下を捕まえる事にしました。

 

次の日、
バニールの部下がコーネルに接触し、
ビザ、航空券、報酬を渡しました。

エヴァンはコーネルに接触し、
ビザと航空券を受け取ります。


その後、
ミルトンはバニールの部下を殺し、
彼の持ち物を奪います。

ミシェルの知り合いの
メイクアップアーティストに頼んで、
エヴァンはコーネルに変装します。

ミルトンと2人っきりになった時、
ミシェルはこのままエヴァンと行動すれば、
職を失ってしまうと忠告します。

ミルトンは忠告に感謝しつつも
心は決まっていると答えました。

ミルトンは
バニールの部下の携帯を使って、
カーネルがケニアに向かうとメールを送ります。

 

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結末

エヴァンとミルトンは、
ケニアへと向かいました。

エヴァンはコーネルに変装して
迎えに来たバニールの部下と合流しました。

現地の担当医と診療所で会い、
バニールのカルテを受け取り、
次の日に彼の隠れ家に行く約束をします。

一方のミルトンは、
現地で武器を集めました。

夜になって、
ホテルで合流した2人は、
最後の準備に取り掛かります。

 

翌朝、
エヴァンはカーネルのフリをして、
バニールの隠れ家に向かいます。

バニールと2人っきりになった時、
エヴァンは自分の正体を明かします。

エヴァンはバニールを殺そうとしますが、
バニールの言葉と症状の影響で
意識が混濁してしまいます。

拷問された時と現在が交錯し、
エヴァンはパニックになりました。

エヴァンはバニールを殺さず
彼のアジトを去りました。

 

街を歩いていたエヴァンを
ミルトンが迎えに来ました。

エヴァンは
バニールを殺したつもりの様子で、
「満足した、叫び声を聞かせたかった。」
とミルトンに伝えました。

ホテルに戻った2人は酒を飲み
散歩に出かけました。

2人は今後の人生について話します。

その直後、
バニールの部下の襲撃に遭い、
ミルトンが腕を撃たれてしまいます。

エヴァンは被弾しつつも
バニールの部下を全滅させ、
車を奪って彼の隠れ家に戻ります。

ミルトンを撃たれた恨みから
エヴァンは今度こそバニールを始末しました。

 

それから少し時が流れて、
エヴァンは命を落としました。

ミルトンは彼が大切にしていた指輪を
ミシェルに届けに行きました。