映画「ラストミッション」のストーリーを結末までネタバレ

映画「ラスト・ミッション」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公のイーサンは、
アメリカCIAのベテラン工作員です。

仕事柄から妻のクリスティナとは離婚し、
16歳になる娘のゾーイとも疎遠です。

 

ある日、
女性工作員のヴィヴィアンは、
CIA長官から武器商人・ウルフの
抹殺を命じられます。

CIAはウルフの人相を掴んでおらず、
分かっているのは彼がドイツ人で
テロ組織に核兵器を売っている事です。

CIAはウルフの右腕のアルビノが
セルビアでシリア人バイヤーに
兵器を引き渡すという情報を得ました。

すでに武器確保のために
セルビアには工作員が派遣されています。

あくまでもヴィヴィアンの任務は
ウルフを見つけて抹殺する事です。


イーサンは上司の命令で
セルビアに派遣されていました。

命令通りシリアのバイヤーを
ホテルで抹殺しますが、
イーサンの体調は良くありません。

イーサンは時間の合間を縫って
16歳の誕生日を迎えたゾーイに
電話をかけました。

疎遠なので相手にされません。

 

そんな中、
アルビノがホテルに現れます。

イーサンの同僚のジャスミンは、
ホテルの清掃係に変装して
アルビノに近付きますが
正体がバレてしまいました。

ジャスミンはアルビノに殺され
アルビノは部下を連れて逃走しました。

イーサンはアルビノを追い詰め、
彼の右足を撃ち抜きました。

ところが、
イーサンはそのまま倒れてしまいます。

この一連の騒動をヴィヴィアンは
遠くから監視していました。

アルビノは足を引きずって逃走しました。
(アルビノ逮捕には興味なし)

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ネタバレ

イーサンは病院で目覚め
医師の診断を告げられます。

倒れた原因は脳腫瘍、
肺に転移している事から
余命は約3ヶ月です。

イーサンは仕事を辞めて、
残された時間を家族と過ごす事を決め、
2人が暮らすパリに向かいました。

イーサンは久しぶりに
パリのアパートに帰りますが、
不法移民のジュールスと彼の家族が
勝手に住み着いていました。

しかも8人家族‥‥

イーサンは怒りますが、
ジュールスの娘が妊娠している事を知り、
出産までの同居を許可しました。

ただし、
イーサンの事は絶対に詮索しない。
イーサンの部屋には絶対に入らない。
という2つの条件を出します。

 

次の日、
イーサンはクリスティナに病気の事を告げ、
遺言書の作成に立ち会ってもらいます。

「ゾーイには話さないでくれ」
とイーサンはクリスティナに頼みます。

イーサンがCIAを辞めていると聞き、
クリスティナはゾーイと会う事を許可します。

イーサンは久しぶりにゾーイと会いますが、
「パパ」と呼んでもらう事もできません。

誕生日プレゼントとして
紫色の自転車を贈りますが
ゾーイは乗ろうともしませんでした。

しかも前回会った時は子供でしたが、
16歳になったゾーイには恋人がいました。

もちろん彼氏は気に入りませんが、
ここは我慢するしかありません。

 

イーサンは妻子に
夕食を作ると約束をして
街に買い物に出かけました。

そこでヴィヴィアンに声をかけられます。

ヴィヴィアンは
自分の身分と任務を明かし、
ホテルにウルフが居た可能性があり
イーサンは顔を見たかもしれないと告げ
自分に力を貸して欲しいと頼みます。

イーサンは断りますが、
ヴィヴィアンは未承認の新薬の提供を
条件に出しました。

あまりにも高額なので
その存在は公にされていません。

服用すれば延命の効果があります。

ヴィヴィアンは、
仕事を受ける事にしたイーサンに
新薬を1本注射しました。

 

夕飯を作るのが遅れたので、
クリスティナに怒られました。

イーサンは新薬の存在を
クリスティナに伝えます。

 

この日の夜、
薬の副作用なのか
心拍数が急上昇しました。

幻覚も見えます。

ヴィヴィアンに連絡すると
ウォッカを飲むよう指示されます。

ウォッカを飲むと落ち着きました。

 

その次の日から
クリスティナがロンドンに
出張する事になりました。

3日間もゾーイと2人っきりです。

 

翌朝、
ゾーイを学校に送り出したイーサンは、
ヴィヴィアンと合流します。

アルビノの帳簿を管理している
イタリア人会計士を探します。

会計士と繋がっている
ハイヤー会社に乗り込んで
ザコを倒して経営者のミタットを誘拐します。

ジョンはミタットを脅しつつ、
同じ父親として娘の事を
相談してみたりします。

 

ミタットを拷問していると
学校の先生から連絡が入りました。

ゾーイが友達の顔を殴ったのです。

殴った理由はイタリア人の友達が
パキスタン人の友達を差別したからです。

イーサンはゾーイを迎えに行き、
人を殴るときのコツを教えました。

ミタットは車のトランクに監禁しています‥‥

 

ゾーイを家に送った後、
イーサンは再びミタットを拷問して
アルビノの会計士・グイドの
居場所を突き止めました。

ところが、
ゾーイに誘われて遊園地に行く事になりました。

久しぶりに娘と楽しい時間を過ごします。

イーサンのご機嫌を取ったところで、
ゾーイは宿題をする為に友達の家に
泊まりたいと頼みます。

イーサンはそれを認めます。

 

イーサンは1人で家に戻る途中で、
アルビノに雇われた刺客に襲撃されます。

体調が悪いイーサンは苦戦しますが、
なんとか刺客を倒します。

ところが、
刺客がクリスティナと
ゾーイの写真を持っていたので
イーサンは顔色を変えます。

クリスティナに電話をかけると
ゾーイが言っていた友達の名前を
知らないと言われました。

イーサンは夜の街を歩き
ゾーイを探し始めます。

あまりにも手掛かりがないので、
ミタットの2人の娘を頼ります。

ナイトクラブが怪しいという情報を得ます。

イーサンがナイトクラブに行くと、
ゾーイが若い男と踊っていました。

遠くから見ていると
男は仲間たちとゾーイを
トイレに連れて行きました。

イーサンはトイレに入って
男たちを殴ってゾーイを救出しました。

 

朝になって、
目覚めたゾーイから話を聞き
自転車に乗れない事を知ったイーサンは、
自転車に乗る練習に付き合いました。

自転車に乗る練習をしながら
ゾーイは昔から思っている事をぶちまけます。

イーサンは昔から常に家を空けており、
ゾーイは別の家族と完璧な娘が居て、
自分など愛していないと思っていたのです。

イーサンがゾーイに
心から愛していると伝え、
2人は仲直りしたようです。

 

 

ゾーイが学校に行った後、
イーサンはグイドの監視を始めます。

グイドがホテルから出た時、
イーサンは尾行して彼を誘拐し、
自宅に連れ帰りました。
(ジュールス家族が暮らす方の家)

「恋人にパスタを作りたい」
とゾーイに電話で相談されたイーサンは、
グイドにレシピを聞いて教えます。

その後、
イーサンはグイドからアルビノの
帳簿を奪ってヴィヴィアンに渡しました。

グイドは解放してあげました。

帳簿を失ったアルビノは破産し、
ウルフと接触するはずです。

任務が成功したので、
ヴィヴィアンはイサーンに薬を打ちます。

 

この日の夜、
ゾーイと恋人が家で食事しているので、
イーサンは自分のアパートに戻ります。

偶然にもイーサンはジュールスの娘が
女の子を出産する場面に立会いました。

ゾーイの時は立ち会っておらず
生命の誕生にイーサンは感動します。

ジュールスはイーサンに
約束通り近日中に出て行くと伝えます。

ジュールスは家族と一緒なら
それだけで幸せだと笑顔で話し、
孫に「イーサン」と名付けたいと申し出ました。

イーサンは男の名前だと答えますが、
「男ではない、
俺たちに住む家をくれた優しい人の名だ。」
とジュールスは譲りませんでした。

 

クリスティナの家に帰ると
恋人にプロムに誘われたゾーイが
イーサンに感謝しました。

さらにゾーイはイーサンに
前夜祭に来て欲しいと頼みます。

イーサンは喜びました。

会場は恋人の父が経営する会社のビルです。

 

その後、
イーサンはゾーイにダンスを教えました。

するとその場に
クリスティナが帰ってきました。

2人の様子を見たクリスティナは
涙を流しました。

ゾーイが眠った後、
イーサンとクリスティナは
一緒のベッドに入りました。

イーサンの体調は良さそうです。

 

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結末

翌朝、
「アルビノが動き出した」という連絡が
ヴィヴィアンから入ります。

イーサンが監視する中、
アルビノはウルフと合流します。

イーサンはセルビアのホテルで
カウンターに座っていた男を思い出します。

ヴィヴィアンの予想通り、
ウルフはホテルにいたのです。

 

イーサンは1人で、
ウルフとアルビノが乗った車を追いかけ、
カーチェイスを仕掛けます。

イーサンは、
2人が乗る車を橋の上から落とします。

ウルフとアルビノが逃走しますが、
イーサンは運転していたミタットを救助しました。

その後、
イーサンはウルフとアルビノを
地下鉄のホームに追い詰めます。

アルビノを始末しますが、
イーサン自身も倒れてしまい
ウルフに逃げられてしまいました。

 

ヴィヴィアンはイーサンに
薬の検査結果を伝えます。

イーサンの体に新薬は効果があるようです。
(あくまでも延命効果であり、
完治する訳ではない。)

ヴィヴィアンはイーサンに
ウルフの始末を依頼します。

 

イーサンは家族3人で
プロムの前夜祭に出かけます。

そこでゾーイの恋人のヒューと合流し、
彼の両親とも挨拶を交わします。

ヒューの父親に
仕事のパートナーを紹介されますが、
偶然にもウルフでした。

ヒューの父親は
ウルフの逃亡を手伝う予定なのです。

すぐに会場で銃撃戦となりました。

イーサンは部下を全滅させ、
遂にウルフを追い詰めました。

ところが、
再び幻覚を見て倒れます。

その場にヴィヴィアンが駆け付け、
イーサンを救ってくれました。

ヴィヴィアンはイーサンに銃を渡し、
ウルフにとどめを刺せと命じます。

「あの仕事はもう辞めて」
というクリスティナの言葉を思い出し、
ウルフを撃つ事はできませんでした。

ヴィヴィアンはイーサンの代わりに
自らの手でウルフを射殺します。

 

それから少し時は流れて、
イーサンは海が見える家で
ゾーイと穏やかな時を過ごします。

クリスマスが近付いたある日、
クリスティナが差し入れを持ってきました。

イーサンは愛の告白をして、
やり直したいと伝えます。

クリスティナは
彼と一緒に過ごす事にしました。

その様子を見ていたヴィヴィアンは、
「メリークリスマス」と書いたカードと
追加の新薬を送りました。

彼女からのクリスマスプレゼントです。

ヴィヴィアンはイーサンを
利用していただけではないようです。