映画「アトミックブロンド」のストーリーを結末までネタバレ

映画「アトミック・ブロンド」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

冒頭、
イギリスMI6の諜報員・ロレーンは、
全身傷だらけの体で本部に向かいます。

ロレーンは、
主任のエリック、チーフのC、
アメリカCIAのエメットの3人に
前回の任務の報告を始めようとします。

ロレーンは
CIAのエメットを追い出そうとしますが、
上層部が彼の同席を許しています。

ロレーンは
くそ野郎」と呟きました。

 

スポンサーリンク

ネタバレ

1989年の秋、
ベルリンの壁崩壊が迫るドイツで、
MI6の諜報員・ジェームズが命を落とします。

エリックとCに呼び出されたロレーンは、
ジェームズの死を告げられます。

トカレフ弾が体内から発見され、
死の前日にスパイグラスと呼ばれている
シュタージの人間と会っていた事が判明しています。

ジェームズは亡命を条件に
スパイグラスからマイクロフィルム
受け取っていました。

そのマイクロフィルムの中には、
活動中のスパイの情報が記載されています。

犯人はKGBの殺し屋・バクスティンで、
マイクロフィルムを所持しているはずです。

バクスティンは
まだベルリンに滞在しており、
世界各国がフィルムを狙っています。

バクスティンはKGBを裏切って、
フィルムを売りさばこうとしています。

ロレーンの任務はベルリンに向かい、
MI6ベルリン支部の責任者・デヴィッドと
フィルムを奪還する事です。

時を同じくして、
ジェームズにリストを渡したスパイグラスは、
デヴィッドに亡命を要求しますが、
断られてしまいました。

 

 

ロレーンは弁護士を装って
西ベルリンに入りました。

デヴィッドは空港に迎えに来ず、
彼の部下を名乗る2人の男が現れました。

男たちの車に乗り込みますが、
怪しげな車が尾行してきました。

異変を察知したロレーンは、
車内で2人の男を倒します。

尾行していたのは
寝坊したデヴィッドでした‥‥

デヴィッドは女好きでいい加減。
2人はすぐに喧嘩を始めます。

 

時を同じくして
東ベルリンではKGBの
上級工作員・ブレモヴィッチが、
裏切者のバクスティンを追っています。

 

ロレーンはデヴィッドに
スパイグラスに会いたいと伝えますが、
会った事もないと言われました。

デヴィッドは嘘を付いています。

 

ロレーンは無駄と知りながらも
ジェームズが使用していた
潜伏先に向かいます。

デヴィッドやKGBが
調べた後なので重要な物は
何も残っていないはずです。

実はフィルム奪還以外にも
チーフのCにある任務を与えられています。

それはMI6に潜入している
二重スパイ通称・サッチェル
特定する事です。

MI6史上最大の
情報漏洩を行っている人物です。

 

ジェームズのアパートを調べていると
現地の警察が現れました。

ロレーンは警察を倒して逃走します。

ジェームズのアパートに行く事は
デヴィッドしか知りませんでした。

ロレーンは少しだけ彼を疑います。

デヴィッドはロレーンに
バクスティンの居場所は不明で
KGBも彼を追っていると話します。

ロレーンは彼を疑っているので、
それが本当か確かめようとします。

その途中でロレーンは、
アメリカCIAのエメットや
フランスの諜報員・デルフィーヌと出会います。

フィルムが西に渡ったという情報はないので、
ローレンは東ベルリンに密入国します。

ブレモヴィッチ率いるKGBの
諜報員に襲撃されました。

必死にロレーンを追うという事は、
まだフィルムを持っておらず、
バクスティンを探しているはずです。

ロレーンは尾行をまいて
現地の仲間と合流します。

有力な情報はないようです。

 

西ベルリンに戻ったローレンは、
デルフィーヌに誘われてクラブに行きます。

デルフィーヌは新米諜報員で、
現在のベルリンの情勢に怯えています。

ロレーンはデルフィーヌを慰め、
そのまま一夜を過ごしました。
(2人とも女性)

恋に落ちた訳ではなく、
利用価値があると思ったのです。

実際に彼女からは
有力な情報を得る事ができました。

 

 

時を同じくして、
バクスティンはフィルムが入った
腕時計を売ろうとしていました。

独自に情報を掴んだデヴィッドは、
バクスティンの前に現れて彼を殺し、
フィルムを奪いました。

 

数日後、
ロレーンの前にエメットが現れ、
エリックからの命令を伝えました。
(フィルム内の情報が漏れれば、
CIAも穏やかではない。
同盟国が表向き協力するのは普通)

バクスティンが何者かに
殺害されたとの情報が入ったので、
スパイグラスの亡命を優先する事になりました。
(デヴィッドが犯人とは誰も知らない)

ロレーンはデヴィッドと協力して、
フィルムを暗記するスパイグラスを
亡命させる方法を練ります。

デヴィッドはデモに紛れ込んで
亡命させる作成を提案し、
ロレーンは了承します。

ロレーンと別れた後、
デヴィッドは本国のエリックに電話をかけ、
「フィルムを手に入れ、
サッチェルの正体が判明した。
もう少しだけ待って欲しい。」
と伝えました。

 

場面は冒頭に戻ります。

ここまでロレーンが報告した時点で
デヴィッドから受けた電話の内容を
エリックは彼女に教えます。

この段階でエリック達は、
ロレーンをサッチェルだと疑っているようです。

 

 

それでは話をベルリンに戻します。

デヴィッドとロレーンは
仲間の協力を得て東ベルリンに入国し、
スパイグラスと合流します。

2人は仲間と共にデモに紛れ
スパイグラスと彼の家族を守るように
西ベルリンを目指します。

失敗しない簡単な作戦のはずでした‥‥

ところが、
再びKGBに襲撃されました。

情報が漏れているとしか思えません。

ロレーンは必死に戦いますが、
スパイグラスは命を落としてしまいました。
(ローレンには見えていないが
最初に撃ったのはデヴィッド。)

 

スポンサーリンク

結末

ロレーンはデヴィッドが
サッチェルだと確信します。

部下のメルケルと合流したロレーンは、
彼の協力で西側に戻ります。

ホテルに戻ったロレーンは、
自分が盗聴されていた事に気付きます。

するとロレーンを心配した
デルフィーヌが訪ねて来ました。

ロレーンは彼女に
ベルリンを出るよう指示します。

ところが、
デルフィーヌはデヴィッドに殺されます。

 

デルフィーヌの部屋を調べたロレーンは、
KGBのブレモヴィッチとデヴィッドが
密会している写真を発見しました。

裏切りの確固たる証拠です。

ブチギレたロレーンは、
逃走するデヴィッドを射殺し、
フィルムを回収しました。

 

こうしてロレーンは本国に帰還し
エリックたちに報告を行いました。

デヴィッドの裏切りの証拠があるので、
ロレーンの報告は信じられます。

ただしロレーンは、
フィルムは紛失したと嘘を付きます。

チーフのCは
今回の件を闇に葬る事に決め、
ロレーンに休暇を与えました。

 

報告から3日後、
ロレーンはパリにいました。

そこでブレモヴィッチと密会します。

MI6を裏切るサッチェルとは、
ロレーンの事だったのです。

ロレーンがファイルを渡すと、
ブレモヴィッチは彼女を
始末しようとしました。

その事を予期していたロレーンは、
ブレモヴィッチと彼の部下を倒します。

渡していたフィルムも
偽物だったようです。

 

ローレンはその足で空港に行き、
プライベートジェットに乗り込みました。

CIAのエメットが彼女の帰還を喜びます。

彼女の正体は、
CIAの諜報員だったようです。

エメットは
「くそ野郎は本音か?」
と尋ねました。