映画「ビトレイヤー」のストーリーを結末までネタバレ
- 2019.09.19
- 映画
映画「ビトレイヤー」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
舞台はイギリス・ロンドン。
主人公で刑事のマックスは、
大物犯罪者のジェイコブを追っています。
マックスはジェイコブを発見し、
同僚のネイサンの応援を待たずに
1人で追跡を開始しました。
マックスはジェイコブを追い詰めますが、
急いでいたので銃を携帯しておらず、
すぐに形勢は逆転しました。
マックスは右膝を撃たれて、
ジェイコブにも逃げられました。
ネタバレ
3年の時が流れました。
ある日、
ジェイコブは銃の売人をしている
息子のルアンから連絡を受けます。
ルアンは仕事で失敗したらしく、
怯えている様子でした。
ジェイコブはルアンに
すぐに迎えをやると伝えますが、
彼はロンドンの空港で腹部を撃たれ
警察に保護されました。
一方でマックスは、
右膝を撃たれた事が原因で
刑事として自信を失っています。
マックスと今の相棒のサラは、
ディーンという男の
護送任務に就いていました。
ディーンは元軍人で、
銃の売人のブレイク殺害容疑で
逮捕されたのです。
2人はディーンの犯行を確信しますが、
出世したネイサンと警視長のトムは、
ディーンの釈放を決定しました。
証拠が不十分なのです。
トムは負傷したマックスを
現場に戻してくれた恩人で
逆らう事はできません。
ルアンが警察に保護され、
彼が持っていた携帯電話から
ジェイコブがアイスランドに
潜伏している事が判明します。
マックスは大掛かりに動けば
ジェイコブに気づかれると主張しますが、
ネイサンは特殊部隊を突撃させます。
マックスの予想通り
逃げられてしまいました。
しかもジェイコブの罠によって、
多くの隊員が命を落としました。
一方のジェイコブは、
ルアンを撃った者を探す為に
ロンドンに入りました。
影の内務大臣のワイズマンは、
犯罪が増えるイギリスを憂い
警官の拳銃の常時携帯を主張しています。
彼の選挙事務長のジェーンは、
トムの元広報担当で、
マックスも顔見知りです。
マックスとサラは
「ブレイク殺害事件と、
ルアンの事件が繋がっている」
とネイサンとトムに主張して、
入院中のルアンの監視を始めます。
ロンドンに戻ったジェイコブは、
親友で仲間のロイと合流して、
ルアンがいる病院を突き止めます。
どうやらルアンは、
ブレイクと仕事をしていたようです。
ジェイコブは病院に向かいますが、
マックスとサラの監視に気付いて逃げます。
奪還が無理だと考えたジェイコブは、
ルアンとの電話を思い出して、
彼が滞在していたホテルに向かいます。
時を同じくして、
ルアンは病院で命を落としますが、
マックスはジェイコブをおびき出す為に
彼の死を隠す事をトムに進言します。
ロイとホテルに入ったジェイコブは
ルアンが宿泊していた部屋の中で
大金を発見しました。
ジェイコブは金をロイに預け、
部屋番号の情報を流します。
このお金に関わる者は、
部屋に来る可能性があるのです。
ジェイコブにこだわるマックスに
「あなたは優秀なの、今を生きて」
とサラは伝えます。
マックスはサラに感謝しつつも
単独行動を開始します。
残されたサラは
1人でディーンを調べます。
ジェイコブが部屋で隠れていると、
2人の男が現れました。
2人の男は金を探し始めます。
ジェイコブは2人と撃ち合いになり、
1人の男を射殺しました。
もう1人の男は逃走します。
その直後、
情報を手に入れたマックスも
この部屋に姿を現しました。
マックスはジェイコブを追いますが、
右膝が痛んで追いつけません。
警察関係者が駆け付け、
現場検証が行われます。
死んだのは同僚のハーベイ刑事で、
逃走したのはネイサンでした。
一方でサラは、
ディーンがコンテナ内に
何かを隠したのを目撃します。
サラは社員を騙して、
ディーンのコンテナを調べます。
ところが、
その姿をディーンに見つかって、
格闘となりました。
サラはディーンに敗れてしまいます。
(ディーンは元軍人)
マックスはサラに連絡しますが、
いつまで経っても返事がきません。
次の日、
ハーベイ刑事が命を落としたので、
ワイズマンとジェーンは選挙に利用します。
マックスはその事を責めますが、
「ワイズマンが内務大臣になれば
警察は十分な装備が可能になる」
とジェーンが答えます。
その後、
トムと会ったマックスは、
ハーベイが死んだホテルで
ネイサンの眼鏡を拾ったと伝えます。
トムはネイサンの件は自分に任せ、
ジェイコブを追えとマックスに命じます。
ジャイコブはロイの協力を得て、
ネイサンの正体を突き止め、
会いたいと電話をかけます。
ネイサンはジェイコブを
クラブに呼び出しました。
マックスはジェイコブを追いつつも
サラも捜索していました。
サラは見つかりません。
ネイサンを盗聴したトムから
「ネイサンがクラブで誰かと会うらしい」
と聞いたマックスは拳銃を持って
クラブへと向かいました。
クラブにて、
ジェイコブを見つけたマックスは
彼を逮捕しようとします。
ところが、
ネイサンとディーンが現れて、
ジェイコブとマックスを襲撃しました。
ジェイコブはネイサン、
マックスはディーンと戦います。
ネイサンを倒したジェイコブは、
ディーンに苦戦するマックスを助け、
ロイの車に乗って逃走しました。
ジェイコブはマックスを脅して、
息子のルアンと会わせろと要求します。
ジェイコブは、
遺体安置所でルアンと再会しました。
ジェイコブは涙を流しながら
マックスに銃口を向けますが、
撃ちませんでした。
するとその場に
遺体となったサラが運ばれて来て、
今度はマックスが涙を流します。
彼女の右手には、
コンテナの場所がメモされています。
2人は事件の真相を暴くために
一時的に協力する事になりました。
結末
ルアンを殺害したのはディーン、
共犯はハーベイとネイサン、
そしてマックスを嵌めた事から
トムも関わっていると思われます。
マックス、ロイ、ジェイコブは、
ディーンの祖母を人質に取って、
ディーンから真相を聞き出します。
ディーンは軍を辞めて、
民間軍事会社・キンケードで働いています。
キンケード社はワイズマンと繋がっており、
ディーンは選挙事務長のジェーンに雇われ、
イギリスに拳銃を密輸しています。
その結果、
イギリスでは拳銃を使用した事件が多発し、
ワイズマンを推す声が強くなり始めました。
すなわち彼が影の内務大臣から
本物の大臣に近付いているという事です。
ジェーンとトムは昔からの仲で、
トムは部下達と彼女に協力していたのです。
そしてルアンとブレイクは、
武器の密売で金を儲けていたのです。
ところがブレイクが、
ハーベイが警察官だと気付きました。
トムやディーンたちは、
口封じの為にブレイクを殺しましたが、
ルアンは金を持って逃走したのです。
トムも金の為だけで
ワイズマンとジェーンに
協力している訳ではありません。
拳銃を装備していないがために
今までに何人もの部下が死んでいます。
実際に3年前も
拳銃の常時装備が許されていたら
マックスの右膝も撃たれていないはずです。
とは言いつつも、
彼が汚職警官である事に間違いはありません。
マックスとジェイコブは、
ディーンを拘束して彼の携帯を使い、
トムをコンテナに呼び出します。
コンテナ内には、
大量の武器が保管されています。
マックスとジェイコブは、
トムの拘束にも成功しますが、
キンケード社の傭兵部隊が駆け付け、
トムとディーンを解放しました。
マックスとジェイコブは協力し、
傭兵部隊を次々と倒します。
そして最後に、
マックスがディーンを
ジェイコブがトムを射殺します。
全ての敵を片付けた時、
マックスはジェイコブに銃口を向けますが、
やはり撃ちませんでした。
警察が駆け付けますが、
マックスはジェイコブを逃がしました。