映画「恋人はゴースト」のストーリーを結末までネタバレ
- 2019.09.13
- 映画
映画「恋人はゴースト」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
主人公のエリザベスは、
サンフランシスコの病院に勤務する
非常勤の医師です。
忙しい日々を送っているので、
恋愛とは無縁の生活です。
彼女は優秀な人材なので、
上司のウォルシュ医師に
常勤にすると告げられました。
同僚のブレットは、
フェニックスへの異動が決まりました。
この日の夜は
姉のアビーの自宅で
食事をする事になりました。
アビーはエリザベスに
男性を紹介する予定です。
仕事を終えたエリザベスは、
急いでアビーの家に向かいますが、
トラックと衝突事故を起こしました。
ネタバレ
妻を亡くした庭師のデビッドは、
1人で住む家を探していました。
そんなデビッドが目を付けたのが、
エリザベスが住んでいた部屋です。
エリザベスの部屋は家具付きで、
専用の屋上もついています。
屋上は手入れされていませんが、
デビッドはこの部屋が気に入り
借りる事を即決しました。
数日後、
デビッドは部屋の中で
金髪の美女(エリザベス)と出会います。
それも一度や二度ではなく、
何回も目の前に現れます。
見かけて会話する事もありますが、
エリザベスはすぐに姿を消します。
デビッドは幽霊だと騒ぎ、
友人・ジャックに相談します。
ジャックはデビッドを馬鹿にして、
そろそろ立ち直れと伝えました。
ジャックに相談した夜、
デビッドがベッドで寝ていると
エリザベスが声をかけてきました。
お互いに相手が不法侵入だと主張‥‥
話している間にエリザベスは、
デビッドが精神を病んでいる事に気付きます。
我慢の限界を迎えたエリザベスは、
警察を呼ぼうとします。
ところが、
エリザベスの体に実体はなく、
電話を手に取る事はできません。
次の日、
デビッドはオカルト専門の本屋に行き、
幽霊について勉強します。
店員のダリルには霊感があるようです。
夜になって
エリザベスを呼び出し、
2人は自己紹介をします。
デビッドはエリザベスに
「君は幽霊だ」と告げますが、
彼女は怒ってしまいました。
しかも家から出て行きません。
霊媒師や業者を呼びますが、
エリザベスを追い払う事はできません。
人間と幽霊の奇妙な同居生活のスタートです。
そんなある日、
本屋の店員のダリルは
「彼女は死んでいないのでは?」
とデビッドに助言しました。
一方のエリザベスもダリルの話から
デビッドが妻に先立たれて
苦しんでいる事を知りました。
ダリルは
エリザベスの姿は見えていませんが、
存在は感じているようです。
デビッドは
アルコール依存症になりかけていますが、
エリザベスは彼からお酒を取り上げました。
そんなある日、
エリザベスが弱気になりました。
彼女は何も覚えていないようです。
デビッドは、
アパートの他の住人を訪ねますが、
誰もエリザベスを知りません。
彼女は仕事人間だったので、
近所付き合いはなかったのです。
2人は手掛かりを求めて
近所のレストランに入ります。
するとお客の1人が倒れました。
医者としての記憶はありませんが、
勉強した医術は忘れていません。
デビッドは
エリザベスの指示に従って、
気胸で倒れた男性を蘇生させました。
エリザベスは自分が医師だと気付き、
近くのセント・マシューズ病院を
訪ねてみました。
彼女は勤務していた事を思い出します。
デビッドがエリザベスの事を尋ねると
ある病室に案内されました。
3ヵ月前、
エリザベスはトラックと衝突し、
未だに意識不明の重体なのです。
まだ死んではいませんが、
3ヵ月も目覚めていないという事は、
意識を取り戻す可能性は極めて低いと言えます。
同僚たちもすでにエリザベスが
死んでいるかのように話しています。
霊体のエリザベスは、
自分の体に入ろうとしますが無理でした。
デビッドが体に触れると
霊体のエリザベスが反応を示します。
霊体と体が繋がっているので、
デビッドは助けられると確信します。
デビッドは先に帰り、
エリザベスは病院に残りました。
エリザベスが事故に遭ったので、
ブレットの転勤はなくなったようです。
そんな中、
姉のアビーがお見舞いに来ました。
生前のエリザベスは
延命処置に反対していました。
フレットはアビーに
今後の事を尋ねます。
アビーは書類を受け取りますが、
サインはしませんでした。
この日の夜、
デビッドはエリザベスに
目の前で妻が脳出血で命を落とした事、
それから誰とも交際していない事を話し、
涙を流しました。
翌朝、
デビッドは庭師だと打ち明け、
自分が手掛けた庭園を見せました。
昔は自分の事務所を持っていたようです。
結末
生命維持装置を外す承諾書に
アビーがサインしてしまいました。
デビッドはエリザベスの恋人と名乗り、
アビーに霊が見えると真実を伝えます。
もちろんアビーは信じず、
デビッドは追い返されました。
ただし、
アビーの幼い娘には、
エリザベスの姿が見えたようです。
この日の夜、
エリザベスの願いで、
2人は同じベッドで眠りました。
そして翌日になります。
この日の正午に
生命維持装置が外される予定です。
二度と愛する者を失いたくないデビッドは、
エリザベスの体を盗む事にしました。
エリザベスは必死に止めますが、
デビッドは決意を変えません。
デビッドは友人のジャックを連れて、
セント・マシューズ病院に乗り込みます。
ジャックもエリザベスの存在を信じ、
彼女を愛する親友の為に手伝う事にしました。
エリザベスを見たジャックは驚きます。
ジャックとアビーは元恋人です。
ジャックとアビーはあの事故に日に
エリザベスとデビッドを
引き合わせる予定でした。
ところが、
精神を病んでいるデビッド、
事故に遭ったエリザベス、
2人ともアビーの家には来なかったのです。
デビッドとジャックは
フレットを殴り飛ばして、
エリザベスの体を盗みました。
それでも警備員に追い詰められ、
衝撃で維持装置のチューブが切れました。
霊体のエリザベスが消え始め、
デビッドは咄嗟に彼女の体にキスしました。
その直後、
エリザベスが息を吹き返しました。
デビッドは喜びますが、
エリザベスは彼の事を覚えていません。
デビッドは意気消沈して帰ります。
それから少し時が流れて、
回復したエリザベスが退院します。
デビッドは部屋を出て行き、
再びエリザベスが住む事になりました。
部屋で1人になったエリザベスは、
身に覚えのない机のシミが気になり、
屋上に上がってみます。
屋上はデビッドの手によって、
見事な庭園に変わっていました。
庭園で手が触れ合った時、
エリザベスは霊体の時の記憶を取り戻し、
2人は熱い口づけを交わしました。