映画「好きだ、」あらすじ、ネタバレ結末 17年分の想いを込めて

映画「好きだ、」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公は17歳のユウとヨースケ。
(ユウ目線で話が進む)

ヨースケは野球部を辞めて
急にギターを始めました。

ヨースケはいつも川原で
オリジナルの曲ばかり弾いています。

ただし完成はしていません。

ヨースケを想うユウは、
曲を覚えてしまいました。

ヨースケもユウが好きなようですが
お互いに想いを伝える事はありません。

 

ユウの姉は
半年前に想い人を亡くし、
元気がない日々を送っています。

ユウの姉は、
ユウが口ずさむ曲が気になります。

ヨースケもユウの姉を心配しています。

 

ある日、
ユウとヨースケは川原で会います。

ユウの姉の話になり、
ヨースケはユウの姉が学生の時は、
ブレザーかセーラーかと尋ねます。
(現在はブレザー)

ユウは
「明日、教えてあげる」
と答えました。

 

翌朝、
ユウは姉のセーラー服で登校し、
ヨースケや他の生徒を驚かせました。

担任にも理由を聞かれますが、
ユウは適当に言い逃れしました。

この日、
ヨースケは担任に呼び出され、
進路について尋ねられます。

ヨースケは
「音楽で食べて行きたい」
と答えました。

この日の放課後も
ユウとヨースケは川原で会いました。

すると突然ユウが
「匂いを嗅いでみる?」
とヨースケに聞きました。

ヨースケが立ち上がると
ユウは怒って帰りました。

どうやらユウはヨースケが
自分の姉の事が好きだと
勘違いしたようです。

帰宅したユウは姉に
明日の夕方の5時に川原で
ヨースケが待っていると伝えました。

 

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ネタバレ

次の日、
ヨースケが川原にいると
ユウの姉が会いに来ました。

さらに次の日、
ヨースケは学校で会ったユウに
ユウの姉が曲を知っていたと話します。

ユウは自分が口ずさむから
姉も覚えたのだろうと答えます。

 

また別の日、
ヨースケはユウを川原に呼び出します。

特に何か喋る訳でもありません。
隣に座ってゆっくりとした時間が流れます。

そんな中
ユウがヨースケにキスしました。

ヨースケはユウが好きですが、
何も言わずにその場を去りました。

川原に残されたユウは、
失恋したと思って涙を流します。

 

優しいユウは、
姉とヨースケをくっつけようと考えます。

後日、
学校でヨースケに会ったユウは、
「ヨースケに会うと姉が元気になるから、
一緒に映画を観に行って欲しい。」
とヨースケに頼みました。

ヨースケは了承し、
ヨースケとユウの姉は、
金曜日の夕方に会う事になりました。

ユウはその事を姉にも伝えます。

 

そして金曜日、
ユウの姉は待ち合わせ場所に向かう途中で、
事故に遭って病院に搬送されました。

一命は取り留めましたが、
意識は戻りません。

ユウとヨースケは病院に駆け付けます。

ヨースケは、
自分を責めるユウを慰めました。

2人は一緒に帰りますが、
微妙な距離感があります。

 

17年の月日が流れ、
ヨースケは34歳になりました。
(ここからはヨースケ目線)

ヨースケは
音楽に関わる仕事をしています。

上手く行かない事も多々あります。

ある日、
ヨースケは上司と飲みに行きます。

その帰り道、
酔って座り込む女性を見かけます。

すると1人の男性が近付いて
女性に声をかけました。

男性は女性を心配するフリをして、
彼女のカバンを開けました。

ヨースケはそれを止めて、
女性を自宅に連れ帰りました。

目を覚ました女性は虎美と名乗って、
飲み過ぎて記憶がないと明かしました。

仕事が上手く行かなったヨースケは、
そんな時はどうするかと虎美に聞きます。

虎美は
「目を閉じて好きな自分を思い出す」
と答えました。

好きな自分など思い浮かびませんでした。

 

また別の日、
スタジオで働くヨースケは、
レコーディングに来たユウと再会します。

ユウは音楽制作会社で事務をしており、
「素人っぽいギターの音が欲しい」
と頼まれてレコーディングに来たのです。

ギターの腕前は趣味程度です。

ユウはヨースケが17年前に
弾いていた曲を弾きました。

 

その後、
2人は再会を喜んで飲みに行きます。

さらにヨースケの家で飲み直します。

2人は何気ない会話で笑い合います。

そんな中、
ヨースケはユウの姉の事を尋ねました。

ユウの姉は未だに目を覚ましておらず、
ユウは泣いてしまいます。

ヨースケはユウを抱きしめて
彼女にキスをしました。

翌朝、
ヨースケとユウは
ユウの姉に会いに行きます。

眠ったままのユウの姉に声をかけ、
2人は連絡先を交換せずに別れました。

 

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結末

ユウと別れたヨースケは、
17年前にキスされた時に
何も言わずに帰った事を思い出します。

ヨースケはあの頃から何度も後悔しています。

 

もう後悔したくないヨースケは、
彼女が働く制作会社を特定し
電話をかけました。

「聞かせたい曲があるから会いたい」
とユウに伝えます。

ユウは喜んで了承しました。

 

夜になって、
ヨースケはギターを持って
ユウとの待ち合わせ場所に向かいます。

ところが、
数日前に虎美に声をかけていた男性が、
背後から現れてヨースケを刺しました。

ヨースケは昔の夢を見ました。

 

ヨースケは病院で目を覚まします。

ユウはずっと側に居てくれたようです。

ユウは目を覚ましたヨースケに
好きだ」と告白しました。

その言葉を聞いたヨースケは、
「俺も好きだ」と答えました。