映画「パリより愛をこめて」のストーリーを結末までネタバレ

映画「パリより愛をこめて」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公のリースは、
ベニントン大使の秘書として
フランス・パリで働いています。

その肩書はあくまで表向きで、
正体はCIAの諜報員です。

ただし彼は新人なので、
後方支援や雑用が主な仕事です。

映画などで描かれる
カッコイイ諜報員とは
かけ離れた存在と言えます。

近ごろパリの大使館では、
サミットが予定されているようで、
多くの諜報員がパリで活躍しています。

リースはいつかは自分も
大きな仕事をと考えているようです。

 

一方でプライベートでは、
美しい恋人・キャロリンとの関係が
すこぶる順調です。

そんなある日、
仕事を終えて帰宅すると
キャロリンが夕食を準備して
リースを待っていました。

キャロリンがリースに
父の形見の指輪をプレゼントして
2人は婚約しました。

 

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ネタバレ

キャロリンと愛を確かめ合っていると
上司から新たな任務が届きました。

「税関に捕まった相棒を助け出して
彼の運転手を務めて欲しい。」
という内容です。

リースはすぐに空港に向かって、
新たな相棒・ワックスを連れ出します。

ワックスは敏腕諜報員ですが、
口が悪く行動が型破りな男です。

考えるのが苦手なタイプで、
リースがチェスが得意と知ると
リースを馬鹿にしました。

ワックスはリースに
ある中華料理屋に連れて行けと命じます。

店に着いたワックスは、
料理を食べて文句を言い、
店員に銃口を突きつけました。

リースは突然の事に驚きますが、
ここはパリで麻薬を売りさばく
中国人が経営する店なのです。

ワックスは勝手に銃撃戦を始め、
次々と店員を射殺しました。

リースは完全に見学です。

ワックスは生き残った店員を脅して、
大量の麻薬を押収しました。

 

実はこの店で
国防長官の姪が薬を購入し、
過剰摂取で命を落としました。

国防長官はワックスに
中国人組織の壊滅を命じたのです。

その話を聞いたリースは、
正式に彼の相棒になる事を決めます。

2人は店を出て、
生き残った中国人を尾行し、
彼らのアジトを突き止めます。

行動がめちゃくちゃなワックスは、
すぐにアジトに乗り込みました。

ワックスは1人で
次々と中国人を倒します。

ワックスは中国人のボスを脅して、
誰から麻薬を買ったか聞き出します。

ワックスは
ボスを殺さずに逃げますが
部下達に追いかけられます。

ワックスはリースと協力して
中国人組織を壊滅させました。

リースも観念したのか
ワックスの指示通り動いています。

 

その後、
リースは上司に電話をかけます。

上司は、
結果を出すワックスを信用しており、
指示通りに動けと命じられます。

 

さらにリースは、
キャロリンに連絡しようとしますが、
携帯の充電が切れてしまいました。

その後、
国防長官の話は嘘だと
ワックスに告げられました。

リースが真剣に問い詰めると、
麻薬を売った金で武器を買う
テロ組織を追っていると
ワックスは明かしました。

 

 

2人は薬物中毒のフリをして、
テロ組織が経営する売春宿に入りました。

建物の近くでキャロリンと遭遇し、
リースは彼女に勘違いされました。

リースは携帯を充電して、
キャロリンに事情を説明しますが
納得してくれません。

その直後、
2人はテロ組織の構成員を見つけ
尾行を始めました。

構成員はパキスタン人でした。

ワックスはリースを連れて
テロ組織のアジトに乗り込みます。

もう乗り込んでばっかり‥‥‥

 

リースも組織のメンバーを殺し
組織は壊滅しました。

アジトを確認したリースは、
自分の写真がある事に気付きます。

ワックスは大量の写真を見て
何かを確信したようです。

2人はパトカーを盗んで逃走しました。

 

夜になって、
ワックスは押収した品を
上層部に提供しました。

リースは
「自分はこの仕事に向いていない」
とワックスに愚痴をこぼします。

ワックスは
お前は最高の相棒だと励まします。

するとリースに
キャロリンから連絡が入り、
彼はワックスを自宅に誘いました。

リースが家に着くと
キャロリンの友人のニコールも居ました。

ワックスが2人と挨拶していると
彼に電話がかかってきました。

電話を切ったワックスは
「パキスタン人のテロ組織を潰した」
とキャロリンとニコールに話します。

リースは意外そうな表情をします。

 

4人が楽しくお酒を飲んでいると
今度はニコールの携帯が鳴りました。

電話を切ったニコールが
間違い電話だと説明すると
ワックスは彼女を射殺しました。

キャロリンとニコールも
テロ組織のメンバーなのです。

あの売春宿の近くで
キャロリンと遭遇した時から
ワックスは彼女を疑っていました。

そこでCIA本部に
照合を依頼していたのです。

リースは信じられない様子ですが、
彼の部屋には盗聴器や
監視カメラが設置されていました。

さらに例の指輪には、
発信機が仕掛けられています。

キャロリンは情報を得る為に
大使館員のリースに近寄ったのです。

キャロリンは
部屋に隠していた拳銃を取り出して
リースの左肩を撃って逃走しました。

 

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結末

翌朝、
さらに監視カメラや盗聴器が見つかり、
リースは落ち込みました。

そんな中、
キャロリンから電話がかかってきました。

キャロリンはリースに
傷付けるつもりはなかった事と
ある大儀の為に動いていると伝えました。

キャロリンは泣いているようです。

 

アフリカ支援サミットが
フランスで行われるので、
アメリカの代表団がパリに到着します。

代表団は空港から
サミット会場の大使館に移動します。

その話を聞いたワックスは、
キャロリンの標的が彼らだと推測し、
移動する代表団を追いかけます。

そこでワックスは、
テロ組織の車を発見しました。

 

一方で負傷しているリースは、
自宅に残っていました。

移動中の代表団を襲うだけなら
自分に近付く必要はありません。

その事に気付いたリースは
ワックスに連絡して、
大使館に向かいました。

ワックスはキャロリンは
爆弾ベストを着ているから
見つけたら頭部を撃てと告げます。

 

ワックスは
テロ組織の車を潰しますが、
キャロリンは乗っていませんでした。

ワックスもリースを追って
大使館へと向かいます。

 

リースは大使館に入り、
ベストを着たキャロリンを見つけ
銃口を突きつけます。

リースは他の職員を制止し、
キャロリンの説得を始め、
本当に愛していると伝えます。

それでもキャロリンの意志は強く、
自爆テロを決行しようとしました。

その姿を見たリースは、
愛する者の頭部を撃ち抜きます。

そこにワックスが駆け付けて、
キャロリンの体を支えました。

強い衝撃を受けても爆発するのです。

 

後日、
リースはワックスを空港に送ります。

ワックスはリースに
政府はお前に感謝しているから
この国で新たな任務が届くと伝えました。

2人は飛行機が飛ぶまで
チェスで時間を潰す事にしました。