映画「ONE PIECE エピソードオブチョッパー」あらすじ、ネタバレ
- 2019.07.23
- 映画
「ONE PIECE エピソードオブチョッパー」の
ネタバレを結末まで公開します。
人気シリーズの劇場版第9作目です。
フランキーが仲間になっていますが、
チョッパーが居ない設定のようです。
あらすじ
今から少し前、
黒ひげ海賊団が冬島の
ドラム王国を襲撃しました。
国王・ワポルは、
国民を見捨てて逃亡しました。
麦わらの一味は、
サニー号でグランドラインを航海中です。
そんなある日、
ナミが高熱を出して倒れました。
サンジもショックで死にそうです。
サニー号には船医がいません。
ナミを心配する麦わらの一味は、
医者を探してドラム王国に辿り着きます。
ルフィでも寒そうです。
ネタバレ
ルフィ達は住民たちに
上陸拒否されました。
住民のリーダーのドルトンは、
必死に頭を下げるルフィを見て、
彼らの上陸を許可しました。
ゾロとフランキは船に残り、
残りの5人が上陸しました。
ナミはサンジが背負います。
村に向かう途中でルフィ達は、
人語を喋るトナカイを目撃します。
やがて村に着き、
ドルトンはルフィ達に
この島の現状を教えます。
この島には山頂の城に住む
Dr.くれはという医者しかいません。
通信手段はありません。
彼女は気まぐれに現れて
病人を診るのです。
トナカイが引っ張るソリに乗って、
Dr.くれはが現れるので住民達は、
彼女を魔女と呼んでいます。
ロビンとウソップが村に残り、
ルフィとサンジがナミを背負って
山頂を目指す事になりました。
ドルトンは残った2人に話を続けます。
この国は優秀な医者が多い国でした。
半年ほど前、
ドラム王国は黒ひげ海賊団に襲われ、
国王・ワポルは部下を連れて逃亡しました。
優秀な医者は城に集められ、
ワポルに従わない医者は
国外に追放されていました。
ワポルはバクバクの実の能力者ですが、
黒ひげと戦いもしませんでした。
彼が集めた20人の医者(イッシー20)も
ワポルと共に島を出ています。
そのころフランキーとゾロは、
島に戻ったワポルの船団を目撃します。
攻撃された2人は、
ワポルの部下を次々と倒して
島に上陸しました。
一方でワポルは、
黒ひげ海賊団と戦うために
追放されていた兄のムッシュールを
連れて帰ってきています。
ムッシュールは、
ノコノコの実の能力者で
毒キノコの能力を持っています。
上陸したワポルとムッシュールは、
山に向けて砲弾を撃ち込みました。
山頂を目指すルフィ達は、
巨大なウサギの集団に襲われます。
ルフィはナミを背負っているので、
サンジが1人で戦いました。
そんな時に、
ワポルの砲撃によって
雪崩が発生しました。
サンジは2人を庇って重傷を負い、
ルフィは2人は背負って登ります。
そのころドルトンたちは、
雪崩に巻き込まれた者を
救助していました。
その場にワポルが現れます。
黒ひげがいないと知ったワポルは、
ムッシュールの体内に溜まった猛毒を
城の砲台で国民に放とうと考えます。
イッシー20は脱走して、
ドルトンにこの話を伝え、
貴重な解毒剤を渡しました。
ドルトンや麦わらの一味も、
ワポルを追って山頂の城に向かいます。
そのころルフィたちは、
山頂の城に到着していました。
ルフィは気を失いますが、
Dr.くれはと助手のチョッパーが
3人に治療を施しました。
ナミも数日間安静にすれば完治します。
元気になったルフィ達は、
チョッパーを船医に誘いますが、
心に傷を負うチョッパーは断ります。
チョッパーは人語を喋るトナカイです。
Dr.くれははナミに
チョッパーの過去を教えます。
チョッパーは、
本物のトナカイでしたが、
ヒトヒトの実を食べたので、
仲間に追放されました。
人間の仲間に入ろうと
人間の村に向かいましたが、
受け入れてもらえませんでした。
それどころか人間は、
チョッパーに銃弾を放ったのです。
そんな時に、
Dr.ヒルルクに出会いました。
ヒルルクはヤブ医者で、
国民には嫌われていました。
ヒルルクは治療を施し、
チョッパーを研究室に住まわせ
彼に名前を与えました。
チョッパーにとってヒルルクは、
人生で初めてできた家族、仲間です。
ヒルルクはある研究をしており、
チョッパーも手伝い始めました。
彼が研究しているのは、
冬に咲く桜です。
「どんな病でも桜を見ると治る」
と信じているのです。
そして不可能を可能にする
信念の象徴としてヒルルクは
桜が舞う海賊旗を掲げています。
ヒルルクはチョッパーに
「いつか世界を知るために海に出ろ」
と教えました。
1年の時が流れて、
チョッパーの傷が完治したので、
ヒルルクは彼を追い出しました。
チョッパーは絶望しますが、
これには理由がありました。
ヒルルクは不治の病を患っているのです。
ヒルルクはくれはの治療を受け、
チョッパーは2人の話を盗み聞きします。
チョッパーは図鑑で見た
ドクロマークがあるキノコを
ヒルルクに届けます。
ヒルルクは喜んで食べますが、
このキノコには毒があります。
キノコを食べたヒルルクは、
1人でくれはの診療所を訪れ、
医者になりたいと望むチョッパーに
医術を教えて欲しいと頼みます。
さらに自分が研究した桜の粉を
くれはに預けて命を落としました。
くれははチョッパーに
キノコが猛毒だと告げ、
本物の医術を教え始めました。
結末
ドラム王国の城に
ワポルの一団が現れます。
サンジはワポルの部下の
チェスとクロマーリモと戦います。
クロマーリモが投げるマリモは良く燃えます。
一方でウソップたちと
城を目指すドルトンは、
ムッシュールの話をします。
20年前、
先代が世界会議で留守の際に、
ムッシュールは自分の体内の毒を
大砲で放出して多くの国民を殺しました。
怒った先代は
ムッシュールの能力が
火に弱い事から火の国の王に
息子を預けたのです。
ワポルは城に飾られている
ヒルルクの旗を撃ってしまいました。
怒ったルフィは、
ムッシュールと戦います。
ところが能力を知らないので、
毒に侵されてしまいました。
戦いに巻き込まれたチェスと
クロマーリモも餌食になった様子。
その場にドルトンたちが駆け付け、
イッシー20から預かった解毒剤を
ルフィに飲ませました。
ドルトンはワポルの部下を説得し、
味方につけました。
回復したルフィは、
ギア2でムッシュールを飛ばします。
戦いの隙に城に入ったワポルは、
武器庫で大砲を発見していました。
その場にムッシュールが落ちてきます。
バクバクの実の能力者のワポルは、
ムッシュールと大砲を食べて、
合体させました。
チョッパーがワポルを殴り、
駆け付けたゾロとフランキーが
毒を燃やしました。
最後はルフィがギア3で
ワポルを遥か彼方に飛ばしました。
ナミも無事に回復し、
ルフィはチョッパーを連れて
出航しようとします。
チョッパーは、
自分は怪物だと断りますが
ルフィは関係ないと答えました。
ヒルルクの教えを思い出して、
チョッパーは海に出る決意を固めます。
くれはは反対しますが、
チョッパーは麦わらの一味を
ソリに乗せて逃げるように城を出ます。
ソリにはチョッパーの荷物が乗っていました。
別れが辛かったくれはは、
こんな別れ方しかできなかったのです。
くれはは麦わらの一味を見送るために
ドルトンたちに大砲を運ばせ
例の粉を打ち上げます。
粉によって雪がピンクになり、
冬島に桜の花びらが舞いました。
Dr.くれは
「行っておいで、バカ息子。」
空を見上げたチョッパーは
涙を流しました。