映画「プリンス オブ ペルシャ/時間の砂」あらすじ、ネタバレ結末

「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

ペルシャ帝国が中東を支配する時代。

ペルシャ軍の戦士は勇猛で、
今でも勢力を広げています。

ペルシャ国王のシャラマンは、
弟・ニザムと共に忠誠心や愛を
重んじて国を治めています。

シャラマンは
タスとガーシヴという
2人の子宝にも恵まれました。

 

ある日、
王都ナサフの市場にて、
シャラマンは勇敢な少年の
ダスタンを目撃します。

兵士に逆らったダスタンは
処刑されそうになります。

ところが、
ダスタンが孤児だと知った国王は、
彼を第三王子として迎え入れました。

 

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ネタバレ

少し時が流れて、
3人の王子は立派な青年になりました。

ある日、
ダスタンは2人の兄と叔父と共に
コシュカーン征服に向かいました。

その行軍の途中で、
聖なる王都・アラムート
ペルシャを裏切ってコシュカーンに
武器を送っているという情報が入り
タス王子とニザムは軍議を開きます。

国王のシャラマンは、
アラムートへの不可侵を宣言しており、
ダスタンはアラムート攻めに反対します。

ダスタンの意見は無視され、
タス、ガーシヴ、ニザムは
アラムート侵攻を決定します。

先陣はガーシヴの騎兵隊です。

ガーシヴは正門を攻めて
正面突破しようとします。

兵士を失いたくないダスタンは、
腹心のビスと自らの兵を率いて
城内に忍び込んで東門を開きます。

タス王子の本隊が東門から入り、
ペルシャ軍はアラムートを占拠します。

ダスタンは偶然にも
ガラスの柄の内側に砂が入った
不思議な短剣を手に入れました。

この砂は「時間の砂」と呼ばれ、
柄の宝石を押すと周囲の時間が
少しだけ巻き戻ります。
(柄の中の砂を消費する)

アラムートを治めるタミーナ王女は、
この時間の砂の秘密を守る一族ですが、
ペルシャ軍に囚われました。

タミーナ王女は非常に美しく、
タス王子は彼女を気に入り
彼女を妻にしようと考えます。

タミーナ王女は、
裏切りを否定します。

 

国王のシャラマンが駆け付け、
裏切りの証拠を見せろと
タス王子と弟のニザムを追求します。

確かな証拠はないのです‥‥

タス王子は確かな証拠を見つけると
宮殿を出て行きました。

タスはダスタンを見つけて
アラムートで見つけた法衣を
宴の席で父に贈って欲しいと頼みます。

タスはダスタンが手に入れた
短剣を欲しがりますが、
ダスタンは手放しません。

 

夜になって宴が始まります。

「無意味な犠牲を出さない事」

シャラマンは
ダスタンの行動を褒めますが、
真に偉大な者は誰の命令でも
間違いを犯さないと話しました。
(戦の指揮は見事だったが、
この戦そのものが間違いという意味)

その後、
ダスタンは兄に頼まれていた法衣を
シャラマン国王に贈りました。

さらにダスタンはシャラマンに
タスとタミーナの婚姻の許しを求めます。

ところがシャラマンは、
「ダスタンの妻にする」
大勢の前で宣言しました。

ダスタンは唖然とします。

そんな中、
法衣に塗られた毒によって、
シャラマンが宴の席で命を落としました。

ダスタンは濡れ衣を着せられますが
ビスの助けを借りてタミーナ王女と
アラムートから脱出しました。

ビスは殺されます。

 

タミーナはダスタンを油断させて
時間の砂が入った短剣を奪おうとします。

短剣を取り戻した際に
短剣の柄の宝石に触れたダスタンは、
少し前に戻りました。
(戻っている最中も記憶がある)

ダスタンは過去に戻れると喜びますが、
シャラマンが死ぬ前に戻るには
砂が足りませんでした。

 

 

翌朝、
ダスタンはニザムに会うために
アラムートに向かいました。

ところがタミーナに騙され
気絶させられました。

タミーナは短剣を奪って逃げます。

 

目を覚ましたダスタンは、
悪徳商人のシークに捕まりますが、
タミーナを売って助けてもらいます。

ダスタンは、
タミーナの首飾りから少量の
時間の砂を奪って短剣の柄に入れます。

ダスタンは逃げようとしますが、
シークの腹心で戦士のセッソが強く、
1人では簡単に逃げれません。

ダスタンとタミーナはシークが飼う
ダチョウを放して混乱を起こして、
シークのアジトから脱走しました。

その後、
2人は下僕に紛れて
シャラマンの葬儀に潜入します。

 

 

タスを疑っているダスタンは、
密かに叔父のニザムに接触して
短剣と砂の秘密を明かして
無罪を訴えます。

ここでダスタンは、
ニザムの手の傷に気付いて
彼が犯人だと確信しました。

ニザムは部下に命じて
ダスタンを殺そうとしますが、
ダスタンは逃亡しました。

 

逃走の途中で次男のカーシヴとも戦います。

 

ガーシヴは根っからの軍人で、
普通に戦えば結果は微妙ですが、
機転が利くダスタンは地形を利用して、
ガーシヴを気絶させました。

 

新王・タスの元に帰ったニザムは、
裁判など行わず今すぐにでも
ダスタンを処刑するべきだと進言します。

タスは公の場で裁判を行うと答えます。

業を煮やしたニザムは、
暗殺集団を率いるゾルムに
ダスタン暗殺を依頼しました。

 

一方でタミーナはダスタンに
時間の砂の最大の秘密を明かします。

アラムートの地下にある砂時計
あの短剣を突き刺して宝石を押すと
時間を好きなだけ戻すことができます。

ただし、
それをすれば砂時計が壊れ、
世界が砂嵐に襲われます。

 

話を聞いたダスタンは
ニザムの狙いに気付きます。

シャラマンは子供の時に
狩りに出てライオンに襲われました。

シャラマンは死にかけましたが、
ニザムが兄を救ったのです。

ニザムの狙いは兄を見殺し、
自分が国王になる事です。

もちろん若いシャラマンが死ねば、
タスとガーシヴもこの世に誕生しません。

 

ダスタンとタミーナは短剣を
アラムートの秘密の寺院に
封印する事にしました。

寺院に向かう途中で
再びシークに捕まります。

ゾルムに襲撃されたので、
ダスタンはシークたちと協力して戦います。

ここでタミーナはシークに
寺院には大量の黄金があるから
封印の手伝いをして欲しいと頼みます。

シークは部下を連れて同行します。

 

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結末

やがて一行は寺院に着きますが、
すでにゾルムの手が回っており、
寺院の者が殺害されていました。

タミーナは短剣を封印しようとしますが、
ガーシヴ率いるペルシャ軍が現れ
ダスタンとタミーナは捕まります。

ダスタンはガーシヴに真実を話しますが、
ゾルムの暗殺集団が現れて、
ガーシヴを殺害しました。

ガーシヴはダスタンに謝り、
帝国を救って欲しいと頼みます。

ダスタンは必死に戦いますが、
ゾルムに短剣を奪われました。

 

ダスタンは短剣を取り戻す為に
アラムートに向かいます。

ダスタンを気に入ったセッソは、
同行したいとシークに頼みます。

シークたちも行く事になりました。

 

 

ナイフ投げの達人のセッソは、
短剣を取り戻す為にゾルムの部下と戦います。

セッソは見事にゾルムの部下を倒し、
ダスタンに短剣を投げて渡します。

重傷を負ったセッソは、
ペルシャ軍に囲まれて観念します。

 

ダスタンは短剣を持って、
タス王子に会いに行きます。

ダスタンは短剣の秘密を明かした後に
自分の心臓に短剣を刺して自殺し
タスに柄の宝石を押させます。

時が戻ってダスタンは蘇ります。

タスはダスタンを信じ、
ニザムが犯人だと確信します。

その場にニザムが現れ、
タスを殺して短剣を奪います。

ダスタンはゾルムを倒して
ニザムを追いかけました。

 

ニザムが砂時計に短剣を刺し、
時が徐々に戻り始めます。

ダスタンが砂時計から短剣を抜くと、
アラムートを陥落させた直後でした。

ビス、ガーシヴ、タスも生きています。

ペルシャ軍は勝利に湧いていますが、
ダスタンは侵攻は過ちで、
ニザムの陰謀だと宣言します。

ニザムはダスタンが嘘つきだと反論します。

ダスタン
「アンタには無理だ。
王の器ではない。
偉大な王の影であんたは死ぬ。」

ダスタンは父の言葉をタスに語り
自分を信用させようとします。

ニザムは口封じのために
ダスタンを殺そうとしますが、
ダスタンが返り討ちにしました。

ダスタンはとどめを刺しませんが、
最後までニザムが諦めないので、
タスがニザムを始末しました。

 

タスはタミーナに心から詫び、
強い絆で結ばれるために
ダスタンとの婚姻を提案します。

ダスタンは短剣をタミーナに返し、
自らプロポーズしました。

タミーナはダスタンを散歩に誘い
彼のプロポーズを受け入れました。
(一緒に戦った記憶はないが
何かを感じている様子。)