映画「ラフ/ROUGH」のストーリーを結末までネタバレ
- 2019.06.10
- 映画
映画「ラフ/ROUGH」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
主人公は高校1年の
二ノ宮亜美と大和圭介。
2人は共に水泳部に所属しています。
圭介は自由形短距離、
亜美は飛び込みの選手で、
高校の寮に入りました。
2人の共通点はそれだけではありません。
実家が和菓子屋なのです。
2人が出会った日、
圭介は亜美に「人殺し」と言われました。
圭介は意味が分からず戸惑います。
高校入学早々に
圭介の部屋のベランダに
女子の下着が落ちてしまい
圭介は亜美に泥棒扱いされました。
何かとつっかかってきます。
ネタバレ
寮の伝統行事によって、
男女の代表者がデートする事になりました。
公正なくじ引きの結果、
亜美と圭介に決まりました。
気まずいデートの始まりです。
デートのプランまで決まっており、
2人は喫茶店に入ります。
話す内容がないので、
圭介は天気の話を始めます。
亜美は完全に無視です。
ここで喫茶店の店主が、
2人の実家の和菓子屋の話を始めます。
圭介の実家「やまとや」
亜美の実家「にのみや」
2人の祖父は同じ店で修行し、
独立してからもライバルでした。
圭介の祖父が商品をパクった事が
亜美の祖父が寝込むキッケカとなり
「大和に殺された」が最後の言葉でした。
圭介は「人殺し」の意味を理解しますが、
自分には関係ない事なので
納得はできません。
2人が喫茶店を出ると、
雨が降って来ました。
亜美は圭介を連れて
マンションの一室に入りました。
ここは自由形短距離の
日本記録保持者・仲西弘樹の自宅です。
仲西は大学生で亜美の幼馴染で、
圭介の憧れの人物です。
亜美は仲西の事を
「お兄ちゃん」と呼ぶほど慕っており、
仲西が遠征中などに部屋の掃除をしています。
亜美は圭介に
「お兄ちゃんが不気味だと褒めてたよ」
と伝えます。
圭介は仲西にお礼を言いますが、
仲西は褒めた記憶はないと答えました。
帰り道、
亜美に嘘を付かれた圭介は、
彼女に辛くあたります。
それから少し時は流れて、
圭介は日本選手権に出場し、
仲西に次ぐ2位になりました。
表彰台に上がった仲西は
「やっぱり不気味な選手だ」
と呟きました。
亜美は嘘を付いていなかったのです。
再び時は流れて、
夏休みになりました。
圭介たちは海に遊びに行きます。。
寮に入っていない
美女の小柳かおりも参加です。
かおりも飛び込みの選手で、
亜美のライバル的な存在です。
かおりは亜美に
圭介が気になっていると宣戦布告します。
仲西も駆け付けました。
海で遊んでいる時、
亜美が事故に遭いました。
圭介と仲西が海に飛び込みます。
圭介の方が先に動きましたが、
亜美を救ったのは仲西でした。
彼女に応急処置する仲西を見て、
圭介は何を想ったのでしょう。
それから数日後、
亜美は圭介に救助のお礼を言います。
圭介は何も出来なかったと答えますが、
お互いに嬉しそうな表情をしています。
徐々に圭介のタイムが上がり始めます。
仲西にも迫る勢いです。
こうして圭介たちは2年生になりました。
再び日本選手権が近付きます。
仲西は5連覇がかかっています。
日本選手権当日、
圭介たちはバスで会場に向かいます。
一方で亜美は弁当を作って、
仲西の車で会場に行く事になりました。
仲西は亜美を迎えに行く際に事故に遭い、
圭介は初優勝を果たしました。
日本記録には及ばず、
仲西も不在だったので
圭介はまったく喜びませんでした。
仲西は一命を取り留めましたが、
重傷を負ってしまいました。
責任を感じる亜美は
毎日のよう仲西を見舞って看病します。
しかし、
仲西は亜美を遠ざけようとします。
一方で圭介は、
練習に出なくなりました。
圭介のルームメイトで
飛び込みの選手の緒方が
「このままだと一生勝てないぞ!」
と圭介に喝を入れます。
圭介が仲西の見舞いに行くと、
彼は松葉杖で歩く練習をしていました。
亜美は手助けしようとしますが、
仲西は彼女を突き飛ばします。
圭介はその様子を遠くから見ていました。
それから数日後、
圭介は緒方が寮を出る事を知ります。
緒方の父親が心臓を患っており、
看病の為に実家に帰るのです。
緒方
「この間はあんな事を言ったが、
お前が自慢だった。
俺は今以上にワクワクする事はない。
おそらく飛び方もすぐ忘れると思う。
でもお前の事を自慢する時だけは、
今の事を思い出せる気がするんだ。
お前は俺の自慢だよ。」
圭介は亜美と共に
緒方の最後の演技を見届け
涙を流しました。
この日の夜、
圭介は亜美に教わって
飛び込み台からプールに飛び込みます。
ここで圭介は、
子供の時に亜美と遊んだ事を思い出します。
圭介は亜美の事が好きだったのです。
亜美は最初から圭介を覚えてたようです。
圭介
「次の夏、
俺は仲西さんの記録を破るから!!」
2人の様子をかおりが見ています。
この日を境に
圭介はまた猛練習を再開します。
結末
高校3年になりました。
亜美の看病の甲斐もあり、
仲西も無事に退院し、
競技に復帰しました。
大学選手権にて、
復帰した仲西は見事に優勝します。
しかも自らの日本記録を塗り替えました。
圭介は試合後の仲西に会いに行きます。
仲西
「必死だった。
あの事故は亜美のせいじゃない。
あいつにそう言うために戻ってきた。
だから俺は負けられない。」
圭介
「もし二ノ宮が溺れたら
助けるのは俺でありたい。
ただそれだけなんです。」
一方で亜美は、
水泳部を辞める決心を固めます。
この一年間は看病で忙しく
まともに練習していないのです。
意外にもかおりが止めました。
そして日本選手権。
亜美は迷っていましたが、
かおりに背中を押されて会場に行きます。
会場に到着した亜美は、
仲西にカセットテープを渡して、
圭介に渡して欲しいと頼みます。
圭介はいつもカセットで
音楽を聴いているのです。
圭介にテープを渡した仲西は、
自分の恋が破れた事を悟ります。
テープの中には圭介に
想いを伝える亜美の声が録音されていました。
想いを受け取った圭介は、
日本新記録で優勝しました。
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