映画「傷だらけの悪魔」あらすじ、ネタバレ結末

映画「傷らだけの悪魔」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

女子高生の葛西舞は、
親の仕事の都合で都内から
栃木県の田舎の高校に転校しました。

田園風景にうんざりしながらも
穏やかな高校生活を送ろうと決意して、
県立南高校に登校しました。

登校初日、
1年C組の担任・大瀬戸は、
小田切詩乃という生徒に
舞の案内役を頼みました。

詩乃も東京出身なのです。


舞は職員室で詩乃と出会い、
校内を案内してもらいます。

その後、
舞はクラスで挨拶を済ませて着席します。

穏やかな学校生活の為に
クラスの中心人物で金髪の
優里亜にも愛想を振りまきます。

キャバ嬢のような見た目で
舞は心の中で優里亜をバカにします。

そんな中、
詩乃が過呼吸になりました。

実は詩乃は中学の時に
舞のグループにイジメられていました。

詩乃の苗字と見た目が変わっていたので、
舞は気付かなかったのです。

詩乃はクラス全員の前で
その事を暴露してしまい
舞は浮いた存在になりました。


舞は教室を出た詩乃を追いかけます。

詩乃は舞に暴言を吐いて
不敵な笑みを浮かべました。

 

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ネタバレ

次の日から、
優里亜のグループを中心に
舞へのイジメが始まります。

舞が扉を閉めた瞬間に
優里亜の友達の静が指を挟み
イジメはエスカレートしました。

クラスのLINEでも
舞は悪口を言われます。

机に落書きをされて、
教科書やノートは
ゴミ箱に捨てられます。

気が強い舞は
イジメの証拠を動画撮影し
優里亜に仕返しします。

その様子を見ていた詩乃は、
舞のスマホからデータを奪い
動画をネット上にアップします。

栃木や他の生徒をバカにした
舞の声も入っていました。


次の日から舞は静に謝罪し、
優里亜に取り入ろうとしますが、
動画の件があるので上手くいきません。

詩乃は笑みを浮かべます。

 

舞は作戦を変更します。

クラスでは目立たない生徒から
友達にしていこうとします。

もちろん失敗します。

 

その後もイジメは続き、
詩乃は大喜びしますが、
同時に過呼吸にも苦しめられます。

イジメられている舞を見て
昔の自分を思い出すのです。

 

文化祭が近付きます。

クラスで準備している時、
優里亜と静が舞の顔に
赤色のペンキを塗りました。

担任の大瀬戸はイジメに気付きますが、
見て見ぬふりをしました。

真面目な近藤千穂は静に
イジメはよくないと伝えます。

2人は友人ですが、
中学時代にイジメられていた静は、
優里亜に救われた過去があるので、
千穂の言葉は届きません。

 

文化祭の日、
舞は体育館の倉庫に閉じ込められ
小便を漏らしてしまいます。

優里亜は写真を撮ろうとしますが、
千穂が止めます。

舞は下着を脱いで投げつけました。

男子生徒の1人が
舞にズボンを貸してくれました。


男子の中心人物の当麻は優里亜に
「俺が庇える範囲までにしておけ」
と注意します。

一方で千穂は大瀬戸先生の机に
「イジメがあります」
という手紙を置きます。

 

次の日から
舞が学校を休むようになりました。

舞は東京に行って
昔の友達と再会します。

友達と遊んだ舞は元気になりました。

何かが吹っ切れた舞は、
髪の毛を元の茶髪に染め直し、
ばっちりメイクで南校に登校します。

登校早々に優里亜に
「その髪型めっちゃダサい」
と宣戦布告しました。

美容師を目指す優里亜は固まりました。


舞はクラスメイトを観察し始めます。

そんな中、
大瀬戸が優里亜にあの置手紙を見せて、
イジメがあるのかと尋ねました。

優里亜は置手紙を持ち帰り
犯人探しを始めます。

犯人の千穂は焦りますが、
舞は自分が犯人だと言いました。

優里亜は舞の頭に墨汁をかけます。

この事件をキッカケに
千穂が舞と喋るようになりました。

舞は千穂と静が仲良しだと気付き、
今度は静を標的にします。

 

舞は千穂のアカウントを使って
優里亜と連絡のやり取りをします。

優里亜から悪口を引き出すと
自分と優里亜のやり取りに見せかけて
静本人に見せました。

静はイジメを受けた過去があります。

舞はその心の隙につけこみます。

優里亜のスマホは、
千穂が水没させており、
連絡はつきません。

ショックを受けた静は
階段で転んで重傷を負います。

駆け付けた優里亜が
犯人ではないかと噂されます。

 

次に舞は大倉涼に声をかけます。

涼はズボンを貸してくれた生徒で、
舞はそのお礼を言います。

涼は優しくて豪快な性格なので、
イジメには関与していません。

涼と話した舞は、
詩乃の親友である栄千翔子と
黒木唯が交際している事を知ります。
(黒木は詩乃の本性に気付いている)

 

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結末

舞は黒木にも近づきます。

舞は
「千翔子は詩乃に嘘を教えられ
利用されている」と黒木に教えます。

こうして千翔子も
詩乃と距離を取るようになりました。


詩乃は舞の前で手首を
カッターナイフで切りました。

 

保健室の先生は大瀬戸に
「先生のクラスには問題があります」
と忠告します。

大瀬戸は
「問題のない世界などありません。
問題が起きているのは普通です。
他人が絡んで解決するよりも
生き残る術を自分で見つける方が
健全だと思います。」
と答えて去って行きました。

 

数日後、
舞は詩乃が自分に暴言を吐く様子を
編集した動画を全員に見せました。

被害者だった詩乃が
加害者の立場になったのです。

優里亜と詩乃に味方する者はいません。

 

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