映画「アンノウン」のストーリーを結末までネタバレ
- 2019.03.28
- 映画
映画「アンノウン」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
主人公のマーティンは、
アメリカの植物学者です。
マーティンはバイオテクノロジーの
国際学会に出席する為に妻の
エリザベスとベルリンに向かいました。
学会の後には、
支援者の王子も含めて
パーティーが予定されています。
ホテルに着いたマーティンは、
荷物を忘れた事に気付き、
タクシーで空港に戻ろうとします。
その途中で
目の前のトラックの荷物が落ちて、
タクシーは川に転落してしまいます。
マーティンは意識を失いますが、
運転手のジーナに救助され、
病院に搬送されました。
ネタバレ
4日後、
マーティンは病院で目を覚ましますが、
事故前後の記憶を失っていました。
マーティンは携帯や
身分証を失っていました。
所持品は腕時計と
最後のページに不思議な数字が書かれた
植物学の本一冊だけです。
病院側はエリザベスの連絡先が分かりません。
病院を退院したマーティンは、
わずかな記憶を手掛かりに
エリザベスが待つホテルに向かいます。
マーティンは彼女に再会しますが、
知らない人だと言われてしまいます。
しかも彼女の傍には、
マーティンを名乗る男性がいました。
身分証を持っていないマーティンは、
自分を証明する事ができません。
エリザベスの表情は少し暗いです。
警備員に疑われたマーティンは
アメリカの友人・コールに電話しますが、
感謝祭なので繋がりませんでした。
次にマーティンは、
自分を学会に招待した
ブレスラー教授と話したいと言います。
会話する事はできませんでした。
ホテルを出たマーティンは、
自分が監視されている事に気付きます。
次の日の昼、
ブレスラー教授の研究室に行きますが、
偽者のマーティンが先に来ていました。
2人はお互いに本物だと言い張りますが、
身分証を持つ偽者が信用されます。
マーティンはショックで倒れ、
病院に搬送されました。
マーティンはエリザベスと
愛し合っていた夢を見ます。
マーティンを心配した看護師は、
元旧東ドイツ秘密警察の肩書を持つ
探偵・エルンストの連絡先を渡します。
その後、
マーティンは拉致されそうになりますが、
自力で拘束を解いて逃げ出します。
マーティンは、
エルンストに会いに行き
彼を雇いました。
エルンストは体調が悪そうです。
エルンストは、
マーティンが持っていた本の
数字の羅列に目を付けます。
この数字はエリザベスが書いたものですが、
今のマーティンには意味が分かりません。
エルンストは調査を始め、
学会の支援者・シャーダ王子の命を
何者かが狙っている事を突き止めます。
マーティンは、
タクシー運転手のジーナを発見し、
彼女にも協力を要請します。
事故当時の話を聞き、
彼女の家に泊めてもらいます。
その場に刺客が現れたので、
マーティンはジーナを連れて逃亡します。
本を確認したマーティンは
数字がページ、行、単語数を
示していると考えます。
「ユリ」と「月桂樹」が浮かび上がります。
次の日、
マーティンはその事をエルンストに伝えます。
一方でエルンストは、
王子とブレスラー教授の話を聞きます。
ブレスラー教授は、
世界中から飢餓をなくすために
新種の農作物を開発しました。
しかもブレスラー教授は、
そのデータを無償で公表する予定です。
王子はその考えに賛同し、
学会のスポンサーになったのです。
この日の夜は、
パーティーが予定されています。
エルンストは、
マーティンを名乗る偽者が、
王子を狙っていると推測します。
ジーナが偽者を見張っている間に
マーティンがエリザベスに声をかけます。
エリザベス
「私は逃げられない。
このままだと2人共殺される。
覚えていないのね?
空港に忘れたスーツケースを取りに行って。
愛してる。」
時を同じくして、
エルンストの事務所に
マーティンの友人・コールが現れます。
エルンストはコールの正体に気付きます。
コールは、
暗殺組織・セクション15のメンバーです。
エルンストは殺される前に
自分で毒を飲んで自殺しました。
(余計な情報を与えない為に。
そもそも死期が近かったのかも。)
マーティンは空港で
スーツケースを取り戻します。
中には身分証が入っていました。
ジーナに感謝したマーティンは、
彼女にお金を渡して空港で別れます。
その直後、
マーティンはコールと再会しますが、
彼の仲間に気絶させられて拘束されました。
目を覚ましたマーティンは
コールに真実を告げられます。
マーティンもセクション15のメンバーで、
植物学者のマーティンは存在しません。
今回の作戦の為に
複数年かけて作った架空の人物です。
エリザベスも組織のメンバーです。
マーティンの偽者は、
彼に何かあった時を考えて
組織が用意していた控え要員です。
マーティンは殺されかけますが、
その場にジーナが駆け付けます。
マーティンとジーナは、
コールと彼の部下を倒して、
暗殺が行われるパーティー会場に向かいます。
結末
エリザベスはパソコンを使って、
ブレスラー教授のHDから
研究データを奪います。
パスワードが「ユリ」と「月桂樹」です。
データを奪ったエリザベスは
会場に仕掛けた時限爆弾を作動して
偽者のマーティンと逃げ出します。
マーティンは警備員に真実を告げ、
招待客を避難させます。
ここでマーティンは、
狙いは王子ではなく
ブレスラー教授だと気付きます。
データを奪ってブレスラーを殺せば、
巨万の富を手に入れる事ができます。
しかも爆発で死んだ場合は、
「王子を狙ったテロに巻き込まれた」
と世間は思うのです。
マーティンは偽者からブレスラーを守ります。
一方のエリザベスは、
時限爆弾を解除しようとしますが、
失敗して爆死してしまいました。
(誰もいない場所を爆破しても意味がない)
次の日、
ブレスラー教授は新種のトウモロコシを
世間に公表しました。
一方のマーティンとジーナは、
新しい身分証を持ってベルリンを去りました。
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