映画「アデライン、100年目の恋」のストーリーを結末までネタバレ

映画「アデライン、100年目の恋」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公のアデラインは
1908年1月1日生まれの女性です。

21歳の時に建築技師と結婚し、
3年後に娘のフレミングが誕生しました。

ところが、
アデラインが29歳の時に
夫が現場の事故で命を落としました。

夫の死から10ヶ月後、
アデラインは5歳の娘が待つ
両親の別荘に車を走らせていました。

珍しく雪が降った山道。

アデラインは事故を起こし、
真冬の川に転落してしまい、
低体温症に陥りました。

まさに心臓が停止した次の瞬間、
雷が車を直撃して彼女は蘇生します。

そして雷は蘇生以外にも
ある1つの効果をもたらしました。

アデラインは老いない体になったのです。

ネタバレ

アデラインは老けない理由を
食事管理と運動と運だと説明し、
周囲を納得させ続けます。

それでも限界が訪れます。

大人になったフレミングと歩いても
姉妹と勘違いされます。

アデラインが45歳の時、
交通違反で警察に止められます。

免許書を見せた際に、
アデラインを怪しんだ警官は、
免許書を預かると言いました。

焦ったアデラインは引っ越し、
医科大学の事務の仕事を見つけます。

自分の体を調べてみますが、
科学の力では説明できませんでした。

またその頃、
アデラインはFBIに
拘束されそうになりました。

身の危険を感じたアデラインは、
娘に別れを告げて姿を消しました。

ここからアデラインは、
10年ごとに名前と住む場所を変え
娘以外に真相を隠しました。

ただ1回の例外を除いては‥‥‥

そして現在(2014年)、
アデラインはジェニーという名前で
サンフランシスコの資料館で働いています。

2014年12月31日、
アデラインは盲目の友人の誘いで
年越しパーティーに出席します。

そこでアデラインは、
エリスという男性と知り合います。

2人は一瞬で惹かれ合いました。
まさに運命の出会いです。

エリスは積極的に
アデラインに声をかけます。

エリスが気になるアデラインですが、
親しくなることを恐れて、
タクシーで逃げ帰りました。

2015年1月1日、
アデラインが108歳になりました。

すっかり老けたフレミングが、
レストランで誕生日を祝います。

アデラインは2月になったら
オレゴンに引っ越すようです。

それから数日後、
資料館に5万ドルの書物を
寄贈したいと言う男性が現れます。

エリスでした‥

エリスはアデラインに
寄贈を条件にデートを申し出ます。

アデラインはデートを約束します。

次の日、
2人はデートします。

エリスは大学時代に起業し、
大きくなった会社を売ったお金で、
社会貢献活動を行っています。

アデラインは、
ますます彼に惹かれますが、
もうすぐ引っ越すと告げました。

それでもエリスは諦めず、
二度目のデートを望みます。

後日、
アデラインは熱意に負け、
彼の自宅でディナーを食べます。

完全に両想いの2人は結ばれますが、
アデラインは恋人になろうとはしません。

彼女は秘密を守る為に
何度も恋人を失っているのです。

そして愛犬・リースも命を落としました。

アデラインは、
エリスを冷たく突き放し、
彼との関係を終わらせました。

去り行くエリスを見て
アデラインは心を痛めます。

その数日後、
引っ越しの手伝いにフレミングが来ます。

フレミングは母の異変に気付き、
「孤独な生き方はやめて、
彼に謝って！！私の為にお願い。」
と伝えました。

フレミングに背中を押されたアデラインは、
エリスの職場を訪れて謝罪しました。

今度はアデラインがデートに誘います。

さらに親密になった2人。

エリスは自分の両親の
結婚40周年を祝うために
アデラインを実家に招待しました。

アデラインはエリスの妹と
両親と挨拶します。

エリスの父・ウィリアムは
アデラインの顔を見て驚きます。

実はウィリアムは、
アデラインが過去に唯一
本名を打ち明けた相手なのです。

アデラインはジェニーと名乗りますが、
ウィリアムは彼女を疑います。

アデラインは必死に
「アデラインは亡くなった母です」
と嘘を付きます。

それでもウィリアムは疑います。
(そりゃまったくの同一人物だし‥)

次の日の夜、
5人でゲームを行います。

天文学者のウィリアムが、
発見した星に「デラ」と名付けた事を知り、
アデラインは泣きそうになりました。

ゲームが終わった後、
アデラインが外に出ると、
ウィリアムが星を見ていました。

ウィリアムはアデラインに
「君のお母さんに
プロポーズする予定だった」
と打ち明けました。

翌朝、
ウィリアムはアデラインの
左手の傷に気付きます。

古い写真を見直したウィリアムは、
彼女がアデライン本人だと確信します。

アデラインの左手の傷は、
ウィリアムと散歩中に付いたモノで、
医者を目指していた彼が治療したのです。
(医者は諦めた)

結末

ウィリアムは
アデラインを問い詰めます。

アデラインは老いない事を認め、
過去に姿を消した事を謝罪します。

そしてもし世間に知られたら
研究材料にされると伝えます。

ウィリアムはアデラインを責めず、
エリスと一緒になればいいと提案します。

混乱したアデラインは、
エリス達の前から姿を消しました。

置手紙を読んだエリスは悲しみに暮れます。

エリスの気持ちが分かるウィリアムは、
自分の車の鍵を彼に渡します。

この日も天気が悪く、
急に雪が降り始めました。

アデラインは車を停めて、
フレミングに電話をかけて、
「私、もう逃げない」と伝えます。

アデラインは、
エリスの元に帰ろうとしますが、
当て逃げに遭って心臓が止まります。

その場にエリスと救急隊員が駆け付け、
除細動器の電流を彼女に流します。

再びアデラインは蘇生しました。

病室で目覚めたアデラインは、
遂に秘密を打ち明けました。

エリスは全てを受け入れ、
アデラインに愛を誓いました。

心配して駆け付けたフレミングも嬉しそうです。

1年の時が流れました。

ある日、
アデラインはエリスと共に
パーティーに出席する準備をしていました。

鏡で自分の顔を確認したアデラインは、
白髪を発見しました。

除細動器の電流によって、
彼女は老いを取り戻したようです。

準備はいいかと聞かれたアデラインは、
少し泣きながら「完璧」と答えました。

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