映画「恋と嘘」のストーリーを結末までネタバレ

映画「恋と嘘」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

近未来の日本。

超・少子化対策法が制定され、
DNAデータに基づいて政府が
結婚相手を通知する世の中になりました。

16歳の誕生日に通知が来ます。

自由恋愛は禁止されていませんが、
政府は通知した者との結婚を推奨し、
結婚式の費用などを負担してくれます。

この時代のほとんどの人が、
「政府通知の相手が運命の人」
と信じています。

主人公は女子高生の仁坂葵。

葵の16歳の誕生日前日、
実家で誕生日会が開かれます。
(誕生日の日はパートナーと過ごす)

両親の遥一と真理恵、
真理恵の弟の四谷大輔が
葵を祝福します。

葵の両親の場合は、
大輔に付き添われた真理恵が
遥一に会いに来たようです。
(大輔のパートナーは不明)

ちなみに大輔はモデルです。

誕生日の1時間前、
葵は幼馴染の司馬優翔に
呼び出されて公園に行きます。

まさに16歳の誕生日を迎えた瞬間、
葵は優翔に告白されました。

昔から優翔の事が好きな葵は、
通知の相手が彼ならと期待します。

そんな2人の前に
葵のパートナーに選ばれた
高千穂蒼佑が現れました。

優しくて明るい優翔とは正反対で
蒼佑はクールな印象です。

ネタバレ

政府通知を信用する葵は、
蒼佑との交際をスタートしました。

蒼佑の父親は総合病院の院長です。

蒼佑は
「政府通知の相手だからお前と結婚する」
と葵に冷たく接します。

その後も葵は、
蒼佑とデートを重ねますが、
2人の距離は縮まりません。

葵は
「無理に会わなくてもいい」
と蒼佑に伝えました。

デートからの帰り道、
葵は優翔と遭遇します。

葵は悩みを相談します。

優翔のアドバイスを聞いた葵は
自分の意見を言うために
高千穂家を訪れました。

大豪邸過ぎて緊張します。

蒼佑の両親の司杜と香澄は、
葵を優しく迎え入れます。

「高千穂家にふさわしい人間になってね」
と言われて困惑する葵。

家の中に通された葵ですが、
蒼佑と両親が喧嘩を始めました。

両親は蒼佑と葵に
自分達の病院を継がせるつもりですが、
蒼佑は価値観を押し付けられる事に
ウンザリしているようです。

葵は蒼佑の事をもっと知ろうとします。

蒼佑も徐々に葵に惹かれ始めます。

そんな中、
優翔の誕生日が近付いて来ました。

葵は何でも相談に乗ると伝えます。

優翔と話していた葵は
厚生労働省の田所という男性に
「行動には気を付けて下さいね」
と注意されました。

蒼佑とのデートの際に
葵は優翔へのプレゼントを購入します。

あまりにも葵が必死なので、
蒼佑は不機嫌になってしまいました。

そして優翔の誕生日、
葵はマフラーを贈ります。

葵はパートナーについて尋ねますが、
優翔は適当に誤魔化しました。

ここで葵はある事を思い付きます。

友達がいない蒼佑に
優翔を紹介する事にしたのです。

さっそく3人で遊びますが、
何とも言えない雰囲気です‥‥

それに優翔は体調が悪そうです。

帰り道、
葵が席を外した間に
優翔と蒼佑が喧嘩しました。

優翔は怒って先に帰ってしまい、
蒼佑は何かを拾いました。

蒼佑は優翔に注意された事を
葵に謝罪しました。

次の日から
優翔が学校を休み始めました。

葵は優翔の事が気になりますが、
蒼佑が好きな気持ちに変化はありません。

ある日、
親友の小夏が婚約しました。

一方で葵は、
蒼佑が京都の大学に行くと知り落ち込みます。

それでも蒼佑は、
「一緒に京都に行こう」
と誘ってくれました。

葵は叔父の大輔に相談します。

葵は大輔のアドバイスを受けて、
オープンキャンパスに付いて行きます。

葵は蒼佑との京都旅行を満喫しました。

葵が京都から帰ってくると
大輔がパートナーの話をしました。

葵は両親からは
「海外で働く多忙な人」
と聞いていました。

しかし実際は、
パートナーを解消しています。

相手は人生をバレエに捧げていました。
大輔は彼女の夢を応援する為に
自ら身を引いたのです。

彼女はロンドンで成功し、
大輔もモデルとして成功しています。

大輔は
「何も焦らなくていい、
葵のペースで答えを出しなさい。」
とアドバイスします。

その数日後、
葵は蒼佑にプロポーズされました。

葵はプロポーズを受け入れ、
高校を辞めて京都に行く決意を固めます。

葵は高千穂家に挨拶に行こうと言いますが、
蒼佑は必要ないと答えました。

葵は結婚式の招待状を優翔に送ります。

返事がないまま数日が経ったある日、
葵は優翔に呼び出されました。

優翔は婚約を祝福します。

また別の日、
葵は挨拶を済ませる為に
蒼佑の父親の病院を訪れます。

立派な病院でございます‥‥

病院から帰ろうとした時、
葵は蒼佑の姿を目撃しました。

追いかけると蒼佑は院長室に入り、
父の司杜に頭を下げました。

実は優翔は脳腫瘍を患っており、
海外での治療が必要なのです。
(蒼佑は脳外科医になる予定。)

蒼佑は海外の病院への
紹介状を書いて欲しいと頼みます。

司杜は紹介状を書く代わりに
自分の病院を継げと条件を出し、
蒼佑はその提案を受け入れます。

蒼佑は優翔との約束で
葵には内緒にしている様子。

その後、
蒼佑は優翔に紹介状を渡します。

優翔は脳腫瘍が原因で
パートナーは不選出となったようです。

優翔は蒼佑に葵を託しました。

蒼佑は葵は幸せにするから
命を諦めるなと答えます。

あの日、
蒼佑が拾ったのは
優翔の薬だったようです。

結末

葵は政府通知に疑問を抱き、
幸せについて考え始めます。

蒼佑が好きな気持ちに
偽りはありませんが、
優翔の事が気になってしまいます。

葵と蒼佑の結婚式の日、
葵はドレスを着て出番を待ちます。

すると蒼佑がやって来ました。

蒼佑
「お前の中にいるのは司馬なんだろ？
もう隠さなくていい。

本当の気持ち分かってるんだろ？
アイツ以上にお前を想ってる奴はいない。」

葵
「私、蒼佑にヒドイことを‥」

蒼佑
「ヒドイ？
俺は葵に多くのモノを貰った。

それに気付いたんだ。
葵が誰を想っていようと
俺は葵を想い続ける事が出来るって。

アイツが乗る飛行機だ。
今から行けば間に合う。

泣くな、
葵は笑ってる方がいい。」

葵
「ありがとう‥」

葵は空港に向かいます。

蒼佑は1人で式場に向かい、
「自分がパートナーを解消した」
と悪役を演じます。

空港で優翔を見つけた葵は、
彼に本当の気持ちを伝えました。

優翔は驚きながらも告白を受け入れ
優しく葵を抱きしめてキスしました。

葵は優翔と海外に行き、
幸せな日々を過ごし始めました。

葵は優翔に森の中でプロポーズされ、
ずっと一緒にいると約束しました。

(ここでED)

それから数年の時が流れて、
葵が優翔の墓参りをしていると
蒼佑がやって来ました。

蒼佑は診療所を開いたようです。

蒼佑は葵が大好きだった
クレープを食べに行こうと誘いました。

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