「探偵はBARにいる2」のストーリーを結末までネタバレ

映画「探偵はBARにいる2」の
ネタバレを結末まで公開します。

前作のネタバレはコチラ。

あらすじ

相変わらず舞台は北海道のススキノ。

探偵が行きつけのショーパブには、
マサコというオカマがいます。

マサコは手品にはまり、
真面目な性格も相まって
すぐに上達しました。

探偵は
テレビに出ればいいと助言しますが、
「テレビに出ると迷惑をかける」
とマサコはテレビ出演を断りました。

それでも探偵の強い要望で、
マサコは手品の全国大会に出場し、
見事に優勝しました。

その次の日、
店で祝賀会が開かれて
探偵も助手の高田と駆け付けました。

さらにその次の日、
マサコは何者かに殺害されました‥‥

探偵たちは遺品整理の為に
マサコの自宅に向かいました。

マサコはヴァイオリニストの
河島弓子が大好きで
CDを何枚も保管していました。

マサコがテレビ出演した有名人なので、
警察も必死に犯人を探しましたが、
3ヶ月経っても逮捕できませんでした。

ネタバレ

探偵は犯人を捕まえる為に
調査を開始しました。

知り合いの記者を頼った探偵は、
マサコが野党の二世議員である
橡脇孝一郎の愛人だったという情報を得ます。

橡脇は両刀使いとして有名で、
「マサコは政界の闇に触れた」
「マサコが有名になったから消された」
と噂されています。

そんな中、
探偵は自分を尾行する女性を捕まえます。

女性は河島弓子でした。

河島弓子は関西弁で気が強く、
ヴァイオリニストのイメージとは少し違いました。

弓子は自分のファンのマサコが
何者かに殺された事を知って、
わざわざ北海道に来たのです。

弓子は探偵に調査を依頼します。

そんな中、
探偵は桐原組の組長から話を聞きます。
(桐原と若頭の相田は前作でも登場している)

桐原は橡脇の父親を刺して
政界から追い出した人物です。

桐原組長の話では、
橡脇なら口封じの為に
マサコを殺す可能性もあるようです。

さらに相田は探偵に、
「後援会長の新堂艶子に気を付けろ」
と助言しました。

艶子は先代の愛人で
橡脇を守る為なら何でもするようです。

探偵が帰宅すると
高田が街の人間を連れて来ていました。

「学生」と呼ばれる男性は、
マサコが殺害された日に彼女の部屋から
橡脇が出てくる場面を目撃したと話します。
(「学生」というあだ名は見た目から)

その後、
探偵と高田は怪しい集団に襲われます。

彼らの正体は
橡脇を支持する一般市民です。

一般市民以外にも
花岡組と橡脇陣営が
探偵と高田の命を狙っているようです。

探偵はマサコの店のママから
「店員のトオルがいなくなった」
と聞きます。

トオルとマサコは仲が良く、
トオルは橡脇とマサコの関係を
店で話した事がありました。

トオルは消された可能性があります‥‥

探偵はトオルを探す為に
彼の実家がある室蘭に向かいます。

トオルは美容室で見習いをしていました。

トオルは何者かにお金を渡され、
ススキノから出て行けと脅されたようです。

トオルを脅したのは、
橡脇の秘書でした。

トオルからの情報で
マサコも室蘭出身と判明します。

東京出身と聞いていたので
探偵も驚きを隠す事ができません。

探偵はマサコの実家を見つけますが、
母親は幼い頃に亡くなっており、
父親も借金を抱えて蒸発していました。

探偵は知り合いの記者に
マサコの生い立ちを調べてもらい、
ススキノに戻りました。

コンサートをすっぱかした弓子は、
札幌で謝罪会見を開きました。

弓子は友人として
探偵と高田をカメラの前に連れ出し、
2人が狙われないようにします。

今度はマサコの店のママが
橡脇の支持者に襲われました。

探偵と高田は、
支持者達をボコボコにして、
橡脇の事務所に乗り込みます。

橡脇はマサコに会った事は認めますが、
「手品の大会で優勝した事を知って、
バラを持って祝福しに行っただけ」
と殺害を否定しました。

マサコの家には行っていません。

殺害の証拠もないので、
橡脇を捕まえる事はできません。

弓子と合流した探偵は、
橡脇を告訴しようと提案します。

弓子はその提案を喜びますが、
「サヨナラ、今までありがとう。」
と言い残してマネージャーの元に向かいました。

探偵は弓子の言葉に違和感を覚えます。

結末

橡脇の演説が
大通り公園で行われる事になりました。

演説の日、
探偵は高田と学生を連れて
酒を飲みに行きました。

酔った学生は
「真っ赤なバラなんてプレゼントして」
と橡脇の事をバカにしました。

バラを持っていた情報は公開されていません。

探偵
「お前か？お前なのか？」

学生
「橡脇ですよ‥」

探偵
「お前が殺したんだな！」

犯人は探偵に協力的だった学生でした。

学生は結婚して子供もいますが、
客引きなので生活は苦しい状態です。

さらに学生は
オカマを蔑んでいました。

手品で有名になったマサコに嫉妬し、
思わず殺してしまったのです。

全てを自白した学生は逃げ出しますが、
トラックにはねられて死亡しました。

探偵は依頼人に説明する為に
弓子の携帯に電話をかけますが、
マネージャーが出ました。

弓子は荷物をホテルに残して
行方不明になったようです。

そんな中、
知り合いの記者から連絡が入ります。

マサコは父親が蒸発した後に
東京の親戚に引き取られましたが、
折り合いが悪く家出しました。

体を売って金を作っては、
大阪に引き取られた妹に
仕送りをしていました。

その妹の名前は河島弓子。

マサコがテレビ出演の前に言っていた
迷惑をかける相手は弓子だったのです。

時を同じくして、
弓子は包丁を持って演説の会場に来ていました。

探偵と高田は必死に弓子を探します。

弓子が橡脇を刺そうとした時、
探偵が弓子の前に立ちはだかって
橡脇の代わりに刺されました。

弓子を犯罪者にしない為に
探偵は自ら犠牲になったのです。

探偵は病院に搬送されました‥‥

悪運が強い探偵は内臓は無傷で
すぐに退院しました。

一方で弓子も
ヴァイオリニストに復帰し、
亡き兄の為に演奏しました。

次作「探偵はBARにいる3」のネタバレへ

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