映画「47RONIN」のストーリーを結末までネタバレ
- 2019.01.15
- 映画
映画「47RONIN」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
時は江戸時代。
頭部に傷を持つ白人の少年・カイは、
どこからともなく赤穂に流れ着きました。
カイを捕えた大石内蔵助は、
異邦人のカイを殺そうとしますが、
名君主・浅野内匠頭がカイを助けます。
浅野は家臣の反対を押し切って
カイを藩内に住まわせて、
娘のミカと共に育てました。
恩義を感じたカイは、
浅野とミカに忠誠を誓いました。
時は流れて、
カイは立派な青年になりましたが
藩内では邪険に扱われており、
1人で校外の森に住んでいます。
ある日、
領内に化物が現れます。
1人の侍が殺されそうになった時、
カイが駆け付けて化物を倒しました。
カイに助けられた侍・安野は、
助けられた事を不服とし、
剣先を彼に向けます。
その時、
浅野と家老に出世した大石が現れます。
浅野は安野を褒めますが、
大石はカイが倒した事に気付きます。
大石は何も言いませんでした。
カイは負傷していますが、
誰も手当てをしようとしません。
ここでカイは、
不思議な狐を目撃します。
時を同じくして、
赤穂と競い合う長門藩主の吉良は、
妖術を使う側室のミヅキの力を借り、
赤穂の土地を狙っています。
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ネタバレ
赤穂で将軍・綱吉を迎える事になり
藩を上げて準備を進めます。
やがて綱吉が赤穂に来ます。
来賓として吉良の姿もあります。
ミヅキの姿を目撃したカイは大石に
化物を狩る際に見た狐の正体が
彼女ではないかと伝えます。
大石はこの忠告を無視します。
次の日、
御前試合が行われますが、
赤穂代表の安野はミヅキの
妖術にかけられて動けなくなります。
カイは咄嗟の判断で鎧を着て
安野の代わりに出場します。
長門代表はかなりの大男で、
カイは兜を落とされてしまい、
安野ではないとバレてしまいます。
怒った将軍・綱吉は、
カイの打ち首を命じます。
浅野は獣以下の身分の者だから
刀の汚れになると助命を求めます。
打ち首は免れ、
カイは棒で叩かれます。
大石の息子の主税は、
全ての事情を知っていましたが、
ただ見ている事しかできません。
芭蕉という侍だけは
「許せよ‥」とカイに言葉をかけます。
この日の夜、
ミヅキは浅野に妖術をかけて、
寝床にいる吉良を襲わせます。
吉良は軽傷を負い、
その場に綱吉が駆け付けます。
事情を聞いた綱吉は、
浅野に切腹を命じました。
大石は、
妖術にかけられていたと主張しますが、
浅野は切腹を受け入れます。
浅野は介錯人に大石を指名します。
浅野家は取り潰しになり、
吉良が新たな城主となりました。
綱吉は喪が明ける1年後に
吉良とミカは夫婦になれと命じます。
赤穂の侍は浪人になり、
カイは罪人として捕まりました。
仇討ちを恐れる吉良は、
家老の大石を地下牢に閉じ込めます。
1年の時が流れ、
大石が地下牢から解放されます。
大石は農村に身を寄せていた
妻のリクと息子の主税と再会します。
大石は主税にカイの消息を尋ねます。
カイは奴隷として売られ、
今は長崎にいるようです。
大石はリクに離縁を告げ、
主税に仲間を集めさせて
自身は長崎へと向かいます。
オランダ人に買われたカイは、
出島で剣闘士をしていました。
大石は婚儀が行われる前に
ミカを救出したいとカイを説得し、
彼を出島から連れ出しました。
大石は助言を無視した事を謝罪しました。
カイが出島から消えた事は
すぐに吉良の耳にも入ります。
主税は多くの赤穂浪士を集めていました。
大石とカイも合流し、
大石は仇討ちを宣言します。
城の警備が厳しいので、
吉良が外出する時を狙う必要があります。
吉良は婚礼の挨拶をする為に
先祖の墓に参るという情報が入ります。
大石たちは武器を求めて
刀工の里・羽越を訪れます。
羽越はすでに吉良の軍に占拠されていました。
大石は咄嗟に農民のフリをしますが、
主税が武士だとバレてしまいました。
カイは吉良の部下を倒し、
彼らの武器を奪いました。
まだまだ武器は足りません。
ここでカイは大石に
樹海に住む天狗から
武器を貰おうと提案します。
大石は天狗の存在を信じませんが、
カイは赤穂に逃げてくる前は、
天狗と暮らしていたと打ち明けます。
試練を乗り越えれば
天狗の武器が手に入ります。
ただしカイは少年時代に
天狗の元から逃げ出しており、
頭部の傷は天狗に付けられたものです。
赤穂浪士達は樹海に向かい、
カイは大石だけを連れて
天狗が住む洞窟に入ります。
カイは大石に
「何を見ても刀を抜くな」
と告げて自分だけ奥に入ります。
奥に入ったカイは、
長老に武器が欲しいと頼みます。
長老は大石が刀を抜けば、
誰も助からないと告げます。
時を同じくして、
大石を心配した仲間たちが、
彼の元に駆け付けました。
大石の仲間達が天狗に殺されますが、
大石はカイの言葉を守って
最後まで刀を抜きません。
こうして大石は試練を乗り越え、
赤穂浪士は天狗の刀を手に入れます。
(仲間が死ぬの映像は幻)
赤穂浪士の1人の磯貝は遊女から
吉良が外出する日時を聞き出します。
墓所での襲撃を決めた大石ですが、
磯貝に情報を与えた遊女はミヅキで、
赤穂浪士は待ち伏せを受けます。
芭蕉を含めた多くの浪士が命を落とします。
芭蕉は息を引き取る前にカイに
子供の時にイジメた事を謝りました。
一方の大石は自分の愛刀を
間という部下に渡していました。
間を殺したミヅキは、
大石の愛刀を吉良に献上します。
(吉良は大石が死んだと思った)
多くの仲間を失った大石は
悲観に暮れていました。
カイは、
今の吉良は油断しているから
それにつけ込もうと提案します。
吉良が外出する機会はなく、
討ち入りしかありません。
そんな中、
大石とカイは吉良の婚儀に招かれた
旅芸人の一座を発見します。
大石は座長に協力を要請します。
その後、
大石とカイが浪士の元に帰ると、
安野がカイに今までの非礼を詫び、
芭蕉の脇差を託しました。
大石は仇討ちが終わった後に
復讐の連鎖を断ち切るつもりです。
それは死を意味しており、
大石は血判状を作成し、
賛同者に名前を書かせます。
カイと主税を含めた
赤穂浪士47人が名を記しました。
結末
婚礼の日、
大石たちは旅芸人に紛れて
吉良の居城に潜入します。
婚礼の宴が始まり、
大石たちが行動を開始します。
警備兵は完全に油断しており、
赤穂浪士が軽々と要所を抑えます。
ミカを救出したカイはミヅキと
大石は吉良と戦います。
安野と主税は
ザコ兵相手に無双状態です。
ミヅキは竜の姿に変化して
カイを追い詰めます。
カイは不思議な力を帯びる
天狗の刀で応戦して勝利します。
一方で大石も吉良を追い詰め、
彼の首を斬り落としました。
赤穂浪士達は吉良の首を持って
浅野の墓参りに向かいます。
やがて将軍・綱吉が現れます。
大石は打ち首ではなく
武士の名に恥じぬ切腹を懇願します。
綱吉は主君の名誉を守った彼らに切腹を命じます。
両想いのカイとミカは別れを惜しみ
来世で結ばれる事を誓いました。
切腹の日、
綱吉は忠義の血が絶える事を憂い
生涯赤穂に尽くす事を条件に
主税の助命を認めました。
残りの46人は名誉の切腹を果たし、
主君と同じ墓所に入る事を許されました。
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