映画「君と100回目の恋」のストーリーを結末までネタバレ
- 2019.01.09
- 映画
映画「君と100回目の恋」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
主人公の陸と葵海は、
同じ大学に通う幼馴染です。
今は里奈、直哉、鉄太の3人と
バンドを組んで活動しています。
2016年7月25日、
授業中に居眠りをした葵海は、
教授に怒られてしまいます。
里奈にも笑われました。
次の日からは夏休みで、
葵海は8月から留学する予定です。
葵海は1年間帰って来ないので、
葵海の事が好きなベースの直哉は、
彼女に告白しようと考えています。
留学前の7月31日に
葵海たちはライブを控えており、
猛練習の日々を過ごしています。
陸はギター、鉄太はドラム、
里奈はマネージャーで葵海がボーカル。
ライブ終了後には、
葵海の誕生日会も予定されています。
この日の練習が終わった後、
陸が鉄太に「シンバル」と注意した直後に
シンバルを支えていたスタンドが倒れました。
さらに葵海が
「陸、今日」と話しかけますが、
「留学の買い物には付き合えない。」
と陸は先に答えました。
まるで未来を知っているかのようです。
陸は成績も優秀で、
スマートな完璧超人です。
直哉達は葵海に陸の弱点を聞きますが、
葵海は「ない、昔から完璧」と言います。
一方の葵海は、
目覚まし時計で起きれない上に
部屋も散らかり放題で
いつも母親に怒られています。
ネタバレ
陸の叔父の俊太郎は
カフェを営んでいます。
陸はカフェの2階で生活しています。
7月26日、
5人はライブに向けて
浜辺で看板を作ります。
里奈は留学する葵海に
「このままでいいの?」と尋ねます。
里奈は陸の事が好きなのです。
葵海は毎年自分の誕生日を陸が
祝ってくれるから満足だと答えます。
陸が看板を取り上げて確認した直後、
近くの水道管が破裂して、
陸以外の4人が濡れてしまいます。
看板は陸のおかげで無事でした。
その数日後、
メンバーが集まりますが、
陸は物理学を専攻している
美人な遥とお喋りしています。
陸は遥に何かを質問しているようで、
葵海は少し嫉妬します。
直哉は陸と2人きりになり、
葵海に告白すると伝えました。
陸は
「自分に聞かなくてもいい、
葵海の事を頼むな。」と答えます。
陸以外の4人は食事に行き、
直哉は葵海に告白しました。
直哉は恥ずかしくなって先に帰ります。
直哉の告白を聞いた葵海は
陸に会う為にカフェに行きます。
陸が留守だったので、
葵海は彼の部屋で待つことになり、
不思議なレコードを発見しました。
ラベルがありません。
陸が帰って来たので、
2人は新曲を作り始めます。
葵海が適当に書いた歌詞を
陸が曲として完成させるのです。
そんな中、
陸は直哉との関係を応援します。
葵海は陸が好きなので、
ショックを受けて帰りました。
新曲は完成していません。
7月30日、
ライブの準備を進めている時、
「直哉でいいから付き合っちゃおうかな」
と葵海が呟きました。
実は直哉の事が好きな里奈は、
葵海に激怒しました。
7月31日、
人間関係の悪化が原因で
葵海はライブで大失敗しました。
控え室を飛び出した葵海は、
歌詞を書いた紙を落として
18時10分に事故に遭いました。
最後に陸を見たような気がします。
次の瞬間、
7月25日の授業中に戻りました。
居眠りをしていた葵海は
再び教授に怒られました。
気まずかった里奈も
普通に喋りかけてきます。
部室に集まって練習しますが、
またシンバルが落ちました。
葵海は「全て見た」と主張しますが、
直哉や里奈にバカにされました。
看板を書いている時、
葵海は里奈に直哉が好きかと尋ねて、
泣きながら謝罪しました。
里奈には理解できません。
水道管が破裂しますが、
葵海は陸と一緒に逃げました。
その様子を見た陸は驚き、
「なんで避けれた?」と聞きました。
葵海の
「同じ時間を繰り返している」
という発言を陸は信じました。
何故なら陸が原因だからです。
陸は真実を打ち明けます。
陸の部屋にあるレコードには、
時間を戻す力があります。
陸は偶然にも子供の時に
俊太郎が隠していたレコードを見つけ、
譲り受けていたのです。
陸が完璧超人な理由は、
何度もやり直しているからです。
(何故か今回の葵海には、
タイムリープした記憶がある)
葵海は陸の話を信用しませんが、
陸がレコードに針を乗せた瞬間、
また7月25日の授業中に戻りました。
陸は子供の時の話もします。
葵海は大切にしていた
「夢で逢えたら」のレコードを割りました。
陸は葵海を慰める為に
ギターで「夢で逢えたら」を弾きました。
ギターが弾けなかった陸は、
時間を遡って何度も練習したのです。
ギターは俊太郎に習いました。
2人が高校生の時、
陸はチョコで作ったレコードを
葵海にプレゼントしました。
このレコードは、
実際に聴く事が可能ですが、
葵海は再生する前に食べました。
そこで陸は時間を戻して、
葵海に曲を聴かせています。
直哉と鉄太は大学の新歓で
隣の席に座っていましたが、
これは陸が仕込んだものです。
陸と葵海はお互いの気持ちを確認し、
1年前の夏からやり残す事にしました。
1年前の夏、
5人で祭りに行きますが、
葵海と陸は手を繋いで
待ち合わせ場所に行きました。
残りの3人は急展開に驚きです。
祭りに行き、
サイクリングに行き、
ビーチで遊び、
曲を作って、
直哉がUFO(?)を見つけ
鉄太が1人で寂しそうで、
図書館でキスをして、
クリスマスを過ごして、
「SUPER BEAVER」のライブに行きます。
(デートシーンで使用される
andropの「BGM」が結構好きでござる。)
あっと言う間に1年が過ぎました。
翻訳家になりたい葵海は、
やはり留学を決意しました。
葵海は歌の後に
花火でも上げたいと話します。
ライブの後には
花火大会が用意されていますが、
時間がズレています。
そして7月31日、
ライブは大成功に終わり、
5人はビールで乾杯します。
陸が司会者に絡まれている間に
葵海が行方不明になりました。
18時を過ぎています。
慌てて周囲を探すと、
葵海は事故で命を落としていました。
7月25日(映画内では4回目)、
今度は陸が教室に現れて
いきなり葵海を抱きしめました。
陸と葵海は新曲を作りますが、
陸は葵海が見せる前に
歌詞を知っていました。
葵海は陸に
「私に内緒で戻ってるの?」
と聞きました。
陸は何も答えません。
どうしても葵海を助ける事ができず、
陸は何度も戻っているのです。
葵海を助けれない陸は、
徐々に情緒不安定になり始めます。
葵海は遥の元を訪れて、
陸に教えている内容を聞きます。
「量子力学」、「相対性理論」、
質問の内容のほとんどは時間に関する事でした。
葵海は自分を救う為に
陸が苦しんでいる事を知りました。
葵海は陸のノートをこっそり見ます。
何度も何度も失敗し、
その度に葵海を失い続けていました。
旅行に連れ出しても、
部屋に閉じ込めて、
葵海は死んでしまいます。
7月31日18時10分を
越える事はできないのです‥‥
陸は俊太郎に全てを打ち明け、
一度だけ自分が死のうとした時に
葵海と一緒に戻ったと言います。
あの時、
葵海は本当に陸を見ていたのです。
(タイムリープした際に
葵海に記憶があった理由。)
陸の言葉を聞いた俊太郎は、
妻の時もダメだったと告げます。
そんな2人の会話を
葵海が聞いていました。
次の日、
陸は葵海に一ヶ月戻って
曲の練習をしようと提案します。
葵海はレコードを割ってしまいました。
陸
「今まで俺がどんな想いで
何度も繰り返して来たと思ってんの?」
葵海
「もう戻りたくない。」
陸
「俺が何度だって戻してやる。」
葵海
「そんなの生きてるって言えない。」
陸
「生きてなくていい。
葵海がいない未来なんて、
俺には意味がない。」
葵海
「陸の時間を奪いたくないの‥
やり直したくないのどの時間も。」
7月31日の朝、
陸はレコードを修理しますが、
俊太郎に本当にすべき事を諭されます。
結末
陸は部室に行って、
鉄太と直哉に新曲がやりたいと言い、
里奈と一緒に花火職人に頭を下げます。
ライブ直前、
死を覚悟している葵海は里奈に
「友達として過ごすのと
恋人として過ごすのは全然違うよ」
と伝えて抱きしめました。
ライブは大成功に終わり、
最後に花火が上がりました。
タイムリープを含めると
葵海100回目の誕生日です。
場面は切り替わり、
陸、里奈、鉄太、直哉の4人が
喪服を着て浜辺に立っています。
葬儀を済ませた陸が戻ると、
俊太郎が葵海が好きだった
カレーを作って待っていました。
さらに俊太郎は
葵海から預かっていた
チョコのレコードを渡します。
葵海
「元気ですか?
私は全然心配していません。
陸は楽しい事を
見つけれると思います。
私の人生の楽しい時間は
陸が築いてくれたものだから。
だから陸は、
針を前に進めて下さい。
もっともっと遠くへ。
これは100回分の誕生日プレゼントです。」
その後、
葵海の歌声が聞こえてきて、
陸は涙を流しました。
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