映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」のストーリーを結末までネタバレ
- 2019.01.06
- 映画
映画「僕の初恋をキミに捧ぐ」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
8歳の少年・垣野内逞は
心臓病を患って入院していました。
そこで逞は、
主治医の種田の娘・繭と出会いました。
2人はすぐに仲良くなり、
一緒に遊ぶようになりました。
ある日の夜、
逞の両親は種田医師から
「完治の見込みはない」
と告げられました。
種田医師の見立てでは、
逞が20歳まで生きるのは難しいようです。
3人の会話を逞と繭が聞いていました‥‥
逞の父親は
「代わってあげれなくてゴメンなぁ」
と逞に謝罪します。
別の日、
逞が散歩していると
繭が四葉のクローバーを探していました。
繭は四葉のクローバーには、
願いを叶える力があると説明します。
繭が逞に願い事を尋ねると
「宇宙飛行士になって繭ちゃんと結婚する」
と逞が答えました。
やがて2人はクローバーを見つけました。
繭は逞が願い事を言う前に
「逞を助けて下さい、病気を治して下さい」
と何度も何度も叫びました。
逞はそんな繭にキスしました。
ネタバレ
少し時は流れて、
逞と繭は中学三年生になりました。
今でも逞の主治医は種田で、
逞と繭はもちろん恋人関係です。
逞は頭がよく成績優秀ですが、
繭はちょっとおバカなようです。
逞は体育はいつも見学です。
ある体育の授業の後、
男子グループが繭に水をかけ、
繭の服が透けてしまいました。
逞は繭に上着をかけて、
男子達を殴りました。
心臓の事があるので、
繭は必死に逞を止めます。
逞と繭は保健室で休みますが、
逞は拗ねていました。
自分も下着は見た事ないと‥‥
繭はいつでも見せてやると言って、
学校の保健室で服を脱ごうとします。
別の意味で心臓がやばい逞がそれを止め、
2人はキスをしました。
逞は自分の病気のせいで、
繭が泣いていると考えており、
別れを決意しています。
逞は名門の紫堂高校への入学を望んでいます。
紫堂高校は全寮制で、
繭の学力では入れません。
紫堂高校への進学に対し、
逞の両親は猛反対します。
何かあったらどうするのか‥‥
逞の母親は繭に
息子を説得して欲しいと頼みますが、
逞の意思が揺らぐ事はありません。
一方で繭は逞に
「私は進学しない。
私には計画があるの。」
と言いました。
卒業式の日を迎えました。
逞は繭に別れを告げる事はできませんでした。
紫堂高校入学式の日、
新入生代表として壇上に上がったのは、
あのおバカだった種田繭でした。
壇上に上がった繭は、
新入生の挨拶を行わず、
「逞!!驚いた?
私と別れようなんて100万年早いのよ。
猛勉強したんだから。
人の気も知らないで!!!
忘れたの?子供の時の約束を!!
私は忘れたりしない。」
と叫びました。
逞と他の生徒は唖然としています‥‥
そんなこんなで、
2人の関係は継続です。
逞のルームメイトは
杉山(窪田正孝)という生徒でした。
大人しそうな好青年です。
繭のルームメイトの
結子も大人しそうです。
逞と繭は挨拶の事をイジられました。
繭は弓道部に入り、
すぐに活躍します。
やればできる子ってやつです。
そんなある日、
逞と繭は入院仲間だった
上原照に再会しました。
照は再び入院しているようで、
逞は見舞いに行くようになりました。
照は20歳の美人なお姉さんで、
仲良く話す2人を見て
繭は嫉妬しました。
一方で繭は、
女性から人気があるイケメンの
鈴谷昂に気に入られました。
昂は心臓病で父親を亡くしており、
逞に繭と別れろと助言します。
遺された者の方が辛いと‥‥‥
その後、
昂は繭に迫り続けます。
昂はイケメンな上に
運動神経も抜群なので、
逞も彼に繭を託そうかと苦悩します。
そんなある日、
逞は学校を抜け出して、
照の見舞いに行きました。
照は心臓移植を望んでいますが、
順番が回って来るかは分かりません。
照は
「死ぬ前にキスがしたい」
と逞にキスしました。
この日の夜、
校舎にある天体望遠鏡の部屋で
逞はボーっとしていました。
そこに繭がやって来ます。
逞は照とキスした事を打ち明け、
繭に別れを告げました。
後日、
逞が照の見舞いに行くと、
ベッドが片付けられていました。
照は急な発作で命を落としたのです。
一方で繭は昂に告白されますが、
逞が好きだと断りました。
学校に戻った逞は、
昂に100m走の勝負を持ちかけます。
繭を賭けての勝負です。
逞は昂に勝利し、
繭をデートに誘いました。
逞は道場で弓を教えてもらい、
その後2人は肌を重ねました。
少し時流れ、
2人は照の墓参りに向かいます。
その途中で昂と遭遇します。
昂は繭の事を諦めて
大学生の彼女を作ったと報告し、
逞に友達になろうと提案します。
(昂の彼女はとても可愛い‥‥)
墓参りの後、
逞と両親は種田医師に呼び出されます。
事故に遭った青年が、
ドナーカードを持っていたので、
数日後に心臓移植をしようという話です。
青年は脳死状態です。
3人は喜び、
逞は入院する事になりました。
種田は移植が成功したら
好きな事をしなさいと逞を励まします。
やがて繭も病院に駆け付けますが、
何故か同級生の姿が多くありました。
事故に遭って脳死になったのは昂だったのです‥
繭は衝撃を受けながらも
逞が生きれる事を喜びます。
その次の日、
逞は昂が提供者だと知ってしまい、
移植手術を拒否しました。
さらに昂の涙を見た彼の母親も
臓器提供に反対しました。
(泣いたのは脊髄反射)
逞は日常生活に戻りますが、
発作を起こしてしまいます。
今回は一命を取り留めますが、
確実に死期が近付いています。
繭は昂の病室に向かい
「昂くんの心臓を逞に下さい」
と土下座しました。
昂の母親は繭に謝り続けます。
結末
逞が奇跡的に意識を取り戻します。
逞は両親と病院関係者に黙って、
繭とデートに行きました。
初めてジェットコースターに乗り、
水族館でイルカショーを見て、
海辺のレストランで食事をし、
砂浜を走ります。
そして最後に2人は、
クローバーを探した場所に行きます。
繭
「楽しかったね。
またこんな日が来るといいね。」
逞
「繭、今までずっと楽しかったね。
ごめんな‥約束守れなくて‥
四葉のクローバーの神様も
そろそろ限界みたいだ。
病院に戻ろう。」
病院に戻った逞は発作を起こし、
その短い人生に幕を閉じました。
その数日後、
繭は垣野内家を訪ねて、
逞の骨壺を借りました。
逞の母親
「今までずっと言いたかったの。
ありがとう。
息子に恋を経験させてくれて。」
繭は父親と教会に向かい、
ウェディングドレスに着替えて
逞との結婚式を挙げました。
繭
「やっと夢が叶ったね。
生きるって悲しい事だね。
でもね逞、
私は後悔してないよ。
逞と出会えた事、
逞を好きになった事、
もう一度逞と出会っても
悲しい思いをすると分かっても
私はまたあなたに恋をする。」
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