「シャーロック・ホームズ2 シャドウゲーム」のストーリーを結末までネタバレ
- 2018.12.21
- 映画
映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
やはり舞台はイギリスのロンドン。
前回から1年の時が流れ、
1891年になりました。
イギリスで連続爆破事件が発生し、
様々な憶測が飛び交っています。
そんなある日、
主人公で探偵のホームズは、
医師に報酬を届けに行く途中の
アイリーンを発見します。
ホームズはアイリーンに
「3人の男に尾行されている。」
と忠告します。
アイリーンは尾行ではなくて、
自分の護衛だと答えて去って行きます。
ホームズは男たちに囲まれますが、
あっさり倒してしまいます。
アイリーンはオークション会場で、
医師に報酬が入った箱を渡します。
医師はアイリーンに手紙を渡します。
その場にホームズが駆け付け、
箱の中身が爆弾だと忠告しました。
アイリーンの雇い主・モリアーティの仕業です。
ホームズは手紙を盗んでから
爆弾を処理しますが、
何者かによって医師は殺害されました。
(口封じ)
その後、
ホームズに手紙を盗まれたアイリーンも、
モリアーティに毒殺されました。
ネタバレ
結婚を前日に控えたワトソン医師が、
ホームズの自宅を訪ねて来ました。
かつてワトソンが住んでいた部屋には、
連続爆破事件に関する資料が置かれていました。
ホームズの推測では
犯人はモリアーティ教授で、
彼は他にも多くの事件に関与しています。
そんな中、
ワトソンの愛犬が瀕死状態になります。
するとホームズが、
ヤギの副腎のホルモンで作った
特効薬を注射して回復させました。
ホームズは驚くワトソンに
結婚祝いとしてプレゼントしました。
その後、
ホームズとワトソンは飲みに行きます。
ホームズの兄のマイクロフトも合流します。
彼は政府の高官で、
フランスとドイツが戦争寸前で
スイスで和平会議が行われると話します。
ワトソンがカードで遊んでいる間、
ホームズは医師の手紙の宛先である
占い師のシムザの元に向かいます。
手紙はシムザの兄・レネイからです。
ホームズは内容を聞こうとしますが、
モリアーティの刺客が現れます。
ホームズとシムザは刺客を追い返します。
翌朝、
ホームズは酔い潰れたワトソンを
メアリーが待つ式場に送り届けます。
結婚式が終了した直後、
ホームズはモリアーティに呼び出され、
大学にある彼の部屋に向かいます。
モリアーティはホームズに
ワトソンとメアリーの夫婦にも
危険が及ぶとほのめかします。
ホームズはモリアーティに
「すでにワトソンは相棒ではない」
と告げます。
(「手を出すな」と釘を刺している)
するとモリアーティは、
アイリーンを殺した事を教えます。
ホームズは
「自分がお前を倒す」
と宣戦布告して大学を去りました。
一方でワトソンとメアリーは
汽車で新婚旅行に向かっていました。
行き先はブライトンです。
2人が部屋でくつろいでいると
モリアーティの刺客が現れます。
次々と刺客が現れる中、
変装したホームズが駆け付け、
ワトソン夫妻を救出します。
事情を聞いたワトソンは、
自分と妻の命を守る為にも
コンビ復活を承諾します。
ホームズはメアリーを守る為に
汽車から川に彼女を落としました。
怒り心頭のワトソンは、
ホームズを殴りました‥‥
メアリーはマイクロフトの船で救出されました。
2人はパリに向かって、
ジプシーの集落でシムザを発見します。
シムザに会ったホームズは、
レネイとシムザの命が危ないと告げます。
レネイはモリアーティと関わっています。
モリアーティはシムザが、
知ってはいけない秘密を
知っていると思って命を狙いました。
シムザはモリアーティについて何も知らず、
行方不明の兄がイギリスにいると聞いて、
ロンドンの街にいたのです。
ここでホームズとワトソンは、
シムザがレネイから受け取った
数枚の絵を見せてもらいます。
「緑のうさぎ」と呼ばれている
アナキストのアジトが浮上しました。
リーダーのラヴァシュと親交があったようです。
次の日、
2人はアジトを訪ねます。
ラヴァシュは、
モリアーティの依頼を受けて
爆弾を仕掛けた事は認めますが、
レネイの情報は持っていませんでした。
ホームズとワトソンは、
新たな爆弾の仕掛け場所を聞こうとしますが、
ラヴァシュは自殺してしまいます。
ラヴァシュはモリアーティに
家族を人質に取られていたようです。
彼の隠し部屋を見て推理したホームズは、
オペラ座が次の標的だと考えます。
ホームズはオペラ座に向かいますが、
爆弾を発見する事はできませんでした。
さらにホームズは
モリアーティ教授の姿を発見します。
すなわちここは爆破されません。
ホームズは間違いに気付きます。
標的は通商会議が行われている
凱旋門ホテルだったのです。
急いでホテルに向かいますが、
目の前で爆破されてしまいました。
現場を確認したホームズは、
爆破の前に商人・マインハルトが
狙撃されていた事を突き止めます。
射撃ポイントは約600m先でした。
この距離で狙撃を成功させる人物は多くありません。
ワトソンの軍人時代の記憶から
モリアーティ教授の部下の1人である
モラン大佐が犯人だと思われます。
(狙撃を隠す為にホテルを爆破)
マインハルトの会社は武器を作っており、
数日前に彼の会社の株が
モリアーティに買い占められています。
そして悪い事に
フランス政府は今回の爆破は
ドイツの仕業だと考えています。
モリアーティは武器工場があるドイツへ、
ホームズ達もシムザの協力を得て
ドイツへと向かいました。
ホームズとワトソンは工場に潜入します。
何かを思い付いたホームズは、
ワトソンを電報局に向かわせて
電報を打ってきて欲しいと頼みます。
ワトソンが工場に戻ると
元の場所にホームズはいませんでしたが
灯台が書かれた絵が置かれていました。
時を同じくして、
1人で工場内を調べたホームズは、
モリアーティ教授に捕まっていました。
モリアーティは戦争を引き起こして、
武器などを大量に売りさばこうと考えています。
モリアーティはホームズを拷問して、
電報の内容と送り先を聞き出そうとします。
ホームズは教えるフリをして、
モリアーティから何かを盗みます。
その時、
ワトソンが大砲で灯台を砲撃し、
ホームズを助け出しました。
2人は装備を整えてから逃げ出し、
モラン大佐の部隊が追撃します。
レネイの救出を望む
ジプシーも戦いますが、
多くの命が犠牲になりました。
ホームズとワトソンは、
列車に飛び乗って難を逃れますが、
重傷を負ったホームズの心臓が止まります。
ワトソンは治療を試みますが、
ホームズの心臓は動きません。
ここでワトソンはある物を思い出します。
ヤギのホルモンから作った薬です。
この薬の効力はすさまじく、
ホームズは飛び起きて叫び始めました。
次の行き先はスイスです。
結末
ホームズとワトソンは、
スイスのライヘンバッハに向かいます。
この地で和平会議が行われるからです。
口では和平と言っていますが、
フランスとドイツは国では
戦争の準備を進めています。
ホームズ、ワトソン、シムザは、
マイクロフトの手引きによって
和平会議に入り込みます。
様々な国の大使と首相(宰相)が来ています。
ホームズの推理によると、
モリアーティは暗殺を画策しています。
実行犯は冒頭の医師によって
大使の顔に整形したレネイです。
(会議には6人の大使がいる。
レネイはその中の誰かに変装している。)
大使が相手国の要人を殺せば
戦争になる事は間違いありません。
ホームズはワトソンとシムザに
レネイの特定を任せて、
モリアーティの元に向かいます。
彼も顧問的な立場で
この会議に出席しているのです。
ホームズとモリアーティは、
バルコニーでチェスの勝負をします。
ワトソンとシムザは、
目の色や体の特徴から
レネイを特定して取り押さえます。
しかし、
レネイはモラン大佐に殺されます。
ホームズはモリアーティに
赤い手帳を盗んだ事を打ち明けます。
赤い手帳には、
モリアーティの財産の在り処が書かれており、
今ごろレストレード警部に押収されています。
モリアーティは怒り
2人は最後の戦いに挑みます。
モリアーティは元拳闘の選手です。
2人は脳内で戦いのシミュレーションを行います。
2人とも重傷を負っているホームズが
敗れるという結果を出しました。
それでもホームズは逃げません。
ホームズは自分の命と引き換えに
モリアーティを倒す決意を固め、
彼を抱えたまま滝壺に飛び降りました。
その様子を見ていたワトソンは、
急いでバルコニーに出て
滝を見下ろしますが、
ホームズの姿はありませんでした。
その後も
ホームズの遺体は発見されませんでした。
少し時は流れて、
ホームズの葬儀が行われ、
ワトソンが「最後の事件」を執筆します。
ワトソン
「滝壺の底に永遠に眠るのは
最も危険な犯罪者と
この時代随一の法の番人。
世界一の名探偵である。
私が知る限り1番の天才だ。
決して彼を忘れない。
THE END」
そんな中、
ワトソンに小包が届きます。
中身を確認したワトソンは、
ホームズからだと思って外に出ます。
ワトソンの部屋に隠れていたホームズは、
「THE END」の後に「?」を付け加えました。
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