映画「闇金ドッグス9」あらすじ、ネタバレ結末
- 2018.12.08
- 映画
映画「闇金ドッグス9」の
ネタバレを結末まで公開します。
前作のネタバレはコチラから。
あらすじ
元ホストの須藤司は、
元組長の安藤忠臣が経営する
ラストファイナンスで働いています。
忠臣の元には、
一般人だけではなく、
ヤクザが金を借りに来ます。
利息は10日で3割です。
かなり割高ですが、
次々とヤクザが現れます。
彼らには、
上納金というシステムがあり、
月末はどの組も厳しいのです。
しかも彼らは
銀行口座も作れないので、
闇金以外から金を借りる事はできません。
須藤は女性専用の
ウィーメンダイヤルの広告を
ポケットティッシュに入れて配っています。
その甲斐もあって、
債務者はどんどん増えています。
ヘルスを経営する矢作まもるは、
童組 亀鶴田興行の若頭・陣内の舎弟です。
ある日、
陣内に呼び出された矢作は、
上納金を20万円上乗せして
60万円払えないかと聞かれます。
「今月だけ」と言われた矢作は、
60万円の支払いを承諾します。
断れる雰囲気ではありませんが‥‥
ネタバレ
矢作が経営しているのは
デリバリータイプのヘルスです。
雇っている女性は3人で、
薬と女性を一緒に提供する
「キメセクセット」を売りにしています。
矢作は自分が雇っている
マミーという女性と交際しています。
ある日、
マミーは矢作と薬を
写真に撮りました。
上納金の上乗せを承諾した矢作ですが、
45万円も集まりませんでした。
そんな中、
矢作はマミーが持っていた
ウィーメンダイヤルの広告に目を付けます。
次の日、
マミーがラストファイナンスに来て、
須藤に10万円貸して欲しいと頼みます。
ヘルス嬢は高収入なので、
須藤は彼女に10万円貸しました。
さらに須藤は、
介護士と女優にも5万円ずつ貸しました。
上機嫌な須藤に対して忠臣は、
「ちゃんと相手を見ろ」
と忠告しました。
須藤は自信満々ですが、
今回は忠臣に軍配が上がります。
介護士と女優もマミー同様に
矢作に雇われている女性です。
矢作は3人から受け取った金を合わせて
陣内に60万円を支払います。
利息の回収日、
須藤は3人に電話をかけますが、
誰とも繋がりませんでした。
そもそも介護士と女優は、
職業も連絡先も嘘ですから‥‥
そんな中、
マミーからメールが届き、
彼女と会う事になりました。
そこで須藤は、
マミーと残り2人が知り合いで、
裏に矢作がいる事を知ります。
須藤は矢作に返済を迫りますが、
逆に殴られてしまいました。
須藤の話を聞いた忠臣は、
矢作はただのチンピラの小物だと言い、
本物のヤクザはいい客だと説明します。
闇金以外に金を借りる手段はありません。
さらに面子を気にする家業なので、
借金は絶対に返済するのが基本です。
一方で矢作は陣内に
「来月からも60万円で頼む。」
と命令されていました。
無理とは言えません‥
困った事になりました‥
須藤は忠臣に教わった通りに
矢作を脅して22万円の返済を要求します。
困った矢作は須藤を
陣内の元に連れて行きます。
話を聞いた陣内は、
須藤に頭を下げて、
矢作をボコボコにしました。
須藤は陣内に返済を迫りますが、
矢作は準構成員だから無理と言われます。
矢作は陣内とは居酒屋で
盃を交わしていますが、
組長とは交わしていません。
組長と盃を交わさないと
構成員とは認められません。
須藤は引き下がるしかありません。
一方で矢作も
構成員ではないと知って
ショックを受けました。
とりあえず4万円を須藤に支払います。
ヤクザが恐いと話す須藤に忠臣は、
カタギの欲望のほうが恐いと告げ、
ヤクザについて説明します。
頂点は本家の組長です。
直参は本家の組長から
直接盃を交わしています。
枝は直参のさらに下になります。
上納金を必死に収める理由は、
功績が本家に認められれば、
枝でも直参に出世できるからです。
今はチンピラの矢作も
陣内が上手く出世すれば、
吸い上げられるように出世します。
そして上納金以外にも功績はあります。
時を同じくして、
陣内は組長の武田に呼び出されます。
本家と大山彦組がもめ事を起こし、
赤天道組の広沢という男が殺されました。
相手は南天龍組です。
武田は陣内に自分の勢力内で
薬を使っているバカがいるから
見つけ出せと命じます。
本家に知られるとヤバい事になります‥‥
さらに陣内は上納金を
300万円に上げると告げられました。
別の日、
矢作が利息を支払うために
ラストファイナンスに来ました。
事務所で忠臣を見た矢作は、
忠臣に丁寧な挨拶をしました。
忠臣は最年少で組長になったので、
その業界では有名人なのです。
その後も、
矢作はヘルスで稼ぎますが、
マミーが薬と矢作の写真を
ネットにアップしてしまいました。
矢作はマミーをボコボコにします。
時を同じくして陣内は
大山彦組系 南天龍組の若頭である
清水という男と薬の取引をしています。
陣内が所属している組と
大山彦組は犬猿の仲と言われており、
今はもめ事を起こしています。
陣内と清水は裏で繋がっています。
清水は南天龍組の組長を殺せる
鉄砲弾を用意して欲しいと頼みます。
清水の出世は陣内にも
大きなリターンがあります。
結末
矢作とマミーは
陣内に呼び出されます。
マミーは別室に監禁され、
矢作は鉄砲弾の件を打診され
拳銃を渡されました。
南天龍組の組長を殺せた場合、
出所後は舎弟頭にしてやると‥‥
もちろん嘘です。
それは矢作にも分かっていますが、
断わる事はできません。
マミーは組の者によって殺され、
矢作には監視がつきました。
その後、
須藤が借金の回収に現れ、
矢作は自分の状況を打ち明けます。
須藤は逃げろと説得しますが、
矢作は無理だと答えて、
南天龍組の組長の元に向かいます。
事務所に戻った須藤は
「1円でも命がけで取り戻せ」
と忠臣に叱責されます。
街を歩いていた矢作は、
警察官に職質されて
銃刀法違反で逮捕されました。
須藤の差し金のようです。
その後、
須藤は回収不能になった分を
自腹で忠臣に支払おうとします。
忠臣はいらないと答えて、
須藤を連れて陣内の元に向かいます。
陣内は忠臣を脅しますが、
忠臣は余裕の笑みを浮かべています。
さてさて、
忠臣は陣内と清水の関係を知っています。
忠臣は口止め料として、
借金を完済させました。
陣内の事務所を出た忠臣は
道で酒を飲む男性を指さして
「あのオッサンを見てどう思う?」
と須藤に尋ねます。
須藤
「アル中でしょ?
まだ午前ですよ?」
忠臣
「今日は何日だ?」
須藤
「月末」
忠臣
「だったら朝まで働いて
給料日の一杯をやってるんじゃないか?」
須藤
「あ‥」
忠臣
「金を貸すなら相手を見ろ。
マミーが来た時にお前は何を見た?
女を見る目もないのか。」
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