映画「着信アリ1(柴咲コウ)」のストーリーをラストまでネタバレ
- 2018.11.20
- 映画
映画「着信アリ」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
主人公は女子大生の中村由美です。
4月16日、
由美は親友のなつみと共に
合コンに参加していました。
遅れて友人の陽子がやって来ます。
高校の後輩を亡くした彼女は、
喪服姿で駆け付けました。
陽子は由美を連れてトイレに行き、
喪服から着替え始めました。
そんな中、
陽子の携帯電話が鳴ります。
いつもと着信音が違うので、
陽子は自分の携帯とは気付きませんでした。
相手の番号を確認した陽子は驚きます。
なんと自分の番号だったのです。
さらに留守電が残されていました。
留守電の日付は何故か4月18日(2日後)です。
陽子と由美は内容を確認しますが、
踏切の音と陽子本人の悲鳴が聞こえました。
陽子と由美はなつみや
合コンに参加していた
男性陣に留守電の話をします。
一同はイタズラだと笑いますが、
由美は浮かない表情をしています。
男性陣と女性陣は連絡先を交換して別れます。
陽子には彼氏がいますが、
ケンジという男性が気に入ったようです。
ネタバレ
4月18日の夜、
陽子が由美に電話をかけて、
「明日、買い物に付き合って欲しい」
と頼みます。
由美は快諾しますが、
踏切の音が聞こえてきました。
由美はあの留守電と
同じ時間だと焦ります。
その直後、
陽子の悲鳴が聞こえました。
陽子は何者かに突き飛ばされ、
電車に轢かれて命を落としました。
由美はなつみと共に
陽子の葬儀に参列します。
由美は陽子の部屋で
怪しい男性・山下と会います。
さらに由美となつみは、
陽子の後輩の高校生から
不思議な話を聞きます。
彼女たちの間では、
「死の予告電話」という噂話があります。
自分の携帯電話から着信があり、
死の間際の音声が流れます。
着信を受けた者は死に、
死んだ人間の携帯電話に
登録されている人物が
次の標的にされます。
犯人はこの世に恨みを遺した女性で、
着信拒否が唯一の打開策です。
4月21日15時28分、
由美はケンジに会いに行き、
陽子が死んだ事を告げます。
するとケンジの顔色が変わりました。
ケンジもケンジ本人から
着信を受けていたのです。
留守電には
「やべー完全に忘れてた。」
というケンジの声が残されています。
しかも日付は4月21日15時34分。
2人は慌てますが、
ケンジはイタズラだと言います。
その直後、
ケンジの友人の女性が
彼を呼びに来ました。
学園祭の出し物を決める為に
集まる事になっていたようです。
ケンジが留守電の内容を呟き、
由美はさらに焦ります。
するとエレベーターの扉が開き、
ケンジは何者かに足を掴まれて、
底に落ちて死んでしまいました。
ケンジの口の中には赤い飴玉が入っています。
現場に本宮刑事が現れますが、
事件は事故だと断定されます。
事情聴取を受けた由美は、
「死の予告電話」の話をしますが、
とても信じれる内容ではありません。
この日の夜、
由美の家になつみが泊まりに来ます。
由美は2人の携帯の電源を切ります。
2人が寝静まった深夜1時頃、
何故かなつみの携帯が鳴りました。
陽子の時と同じ着信音です‥‥
着信は4月23日22時39分からで、
今回は画像が添付されていました。
なつみが別の友人に相談した事で、
彼女が死の予告を受けたことが
学校中に広まります。
なつみの友人たちは、
自分達の連絡先を消せと
なつみに迫りました。
由美はなつみを連れてauに行き、
契約を解除させました。
その後、
2人がなつみの家に帰ると、
テレビ局の人間が来ていました。
プロデューサーの藤枝は、
「自分の番組で除霊しないか?」
となつみに持ちかけます。
由美が携帯を解約したと断ります。
藤枝は他のスタッフの携帯を渡して
「これが予告電話を受けた携帯ですね?」
とカメラを回し始めます。
その直後、
その携帯が鳴り始め、
画面になつみの名前が表示されました。
怖くなったなつみは、
藤枝に除霊を依頼します。
藤枝がなつみを連れて行った後、
偶然にも由美は山下と再会します。
実は山下の妹・律子も
死の予告電話を受けた後に
火事で命を落としています。
律子の遺体の口の中には
赤い飴玉が入っていました。
律子と陽子の携帯には、
死の直後に発信履歴がありました。
それは加賀見病院の
緊急電話用の番号でした。
加賀見病院は5ヶ月前に移転しており、
その番号は現在は使用されていません。
山下と加賀見病院を訪れた由美は、
喘息患者が使う吸入器の音を聞いて、
ケンジが死んだ時の事を思い出します。
エレベーターの中から
同じ音が聞こえてきたのです。
山下と由美は葬儀屋を訪ね、
加賀見病院で死んだ喘息患者を
調べてもらいました。
水沼美々子という10歳の少女が
7ヶ月前に死亡していました。
山下は、
彼女の母親のマリエに電話をかけますが、
留守電に繋がりました。
山下の妹の律子は、
児童相談所で働いていました。
その律子の手帳には、
美々子と彼女の妹の菜々子が
何度も加賀見病院に
搬送されていた事が記されていました。
美々子は喘息発作ですが、
菜々子は火傷や農薬吸引など‥
2人はマリエの虐待を疑って
児童相談所に行きます。
職員の女性は肯定しますが、
「虐待は認められなかった」
と呟きます。
マリエが病院に搬送された娘を
献身的に看病していたからです。
マリエは
「代理ミュンヒハウゼン症候群」
を患っていた可能性があります。
健全な子供に危害を加え、
献身的に看護して
いい母親を演じる病気です。
美々子が死んだ時も
マリエが見捨てたという噂があります。
やがてなつみの死の時間が迫り
藤枝の特番が生放送されます。
天道という胡散臭い霊能者が除霊を始め、
由美はスタジオに駆け付けます。
そして22時39分となり、
天道は不思議な力に突き飛ばされ、
なつみは全身をねじ曲げられ
由美の目の前で絶命しました。
なつみの口の中から
赤い飴玉が出てきました。
そして遂に
由美が死の予告電話を受けました。
4月24日19時13分からです。
残り約21時間しかありません。
由美はショックを受けますが、
山下は諦めるなと励まします。
由美の腕を見た山下は、
由美も幼少期に虐待を
受けていた事を知りました。
次の日、
2人は朝一番で水沼家を訪れます。
家の中はマリエが失踪した時のままで、
携帯料金は未納になっていました。
何故、留守電に繋がるの‥‥?
2人は水沼家でビデオカメラを発見します。
山下は由美を帰らせて、
菜々子がいる育児施設を訪れます。
菜々子は虐待の影響で、
声を出せない体になっていました。
菜々子が持つぬいぐるみのお腹を押すと
子供向け番組で流行した曲が流れました。
死の予告電話の着信音と一緒です。
山下が母親の居場所を尋ねますが、
菜々子は喋れません。
時を同じくして由美は、
加賀見病院を訪れていました。
由美は移転前の加賀美病院が
まだ壊されていない事を知り、
山下に電話をかけます。
山下は一緒に行こうと言いますが、
焦る由美は1人で向かってしまいます。
結末
4月24日18時49分、
由美が移転前の加賀見病院に着きます。
由美が入り口に近付くと
謎の着信音が聴こえました。
(例の着信音とは別の音)
山下がいると思った由美は
病院内へと足を進めて
壊れた携帯電話を発見します。
それは前日に
山下が真っ二つに折った
由美の携帯です。
由美が携帯を発見した瞬間、
例の着信音が鳴り始めました。
由美は悲鳴をあげて逃げますが、
謎の女性に追いかけられます。
その場に山下が駆け付けて、
2人は一緒に病院内を逃げます。
由美の携帯が鳴り続けています。
時間が迫る中、
山下がマリエの遺体と
彼女の携帯を発見します。
山下がマリエの携帯の発信を止めると、
由美の携帯が鳴り止みました。
その直後、
マリエの死体が動き始めて、
由美を襲い始めました。
山下が立ち向かいますが勝てません。
由美が泣きながら謝ると
マリエの動きが止まりました。
本宮刑事と鑑識が駆け付けます。
そんな中、
山下は菜々子がいる
施設の職員に呼び出されて
ビデオテープを見て欲しいと言われます。
姉の美々子が妹の菜々子を
虐待している映像が隠し撮りされていました。
菜々子を虐待していたのは
マリエではなく美々子だったのです。
ある日、
マリエは美々子の犯行を目撃し、
傷付いた菜々子を病院に連れて行きました。
その間に美々子は
喘息の発作を起こし命を落としました。
山下は菜々子に真実を訪ねます。
菜々子は勇気を出して喋り
「虐待の後にお姉ちゃんは飴をくれた」
と赤い飴玉を取り出しました。
今回の事件の元凶は美々子で、
マリエは最初の被害者だったのです。
時を同じくして、
由美は自宅に帰って
シャワーを浴びていました。
浴室から出た由美は、
時計の針が戻っている事に気付きます。
その場に山下が駆け付けますが、
由美は自分のソファに腰を掛ける
美々子の姿を目撃してしまいます。
美々子がゆっくり近づいてきます‥‥
山下が由美の部屋に入ると
彼女はソファに座っていました。
山下は安堵しますが、
由美に刺されてしまいます。
その場に倒れた山下が鏡を見ると、
由美が美々子に見えました。
由美(美々子)
「病院に連れて行ってあげる」
後日、
山下は病院らしき場所で目を覚まします。
目の前には由美がいました。
由美は山下にキスをして、
口移しで赤い飴玉を渡しました。
笑みを浮かべる由美は、
後ろ手に包丁を持っています‥‥
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