映画「ミックス。」あらすじ、ネタバレ結末
- 2018.10.16
- 映画
映画「ミックス。」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
冒頭、
二日酔いで電車に乗った富田多満子は、
女子中学生に近付く怪しい男に近付き、
ゲロを吐いてしまいました。
主人公は28歳の富田多満子。
彼女の母・華子は、
フラワー卓球クラブの創設者で
多満子はスパルタ教育を受けていました。
多満子は、
天才卓球少女と呼ばれていましたが、
あまりにも華子が厳しいので
卓球が好きではありませんでした。
中学の時に華子が他界し、
多満子は卓球を辞めて
平凡な女の子になりました。
普通の高校に通って、
普通のOLになりました。
28歳になった多満子は、
会社の卓球部のエース・江島と出会います。
江島は多満子が小学校の時に
多満子が憧れていた相手です。
2人は急接近して
交際する事になりました。
多満子は子供時代の事は隠し続けます。
それから少し時が流れて、
卓球部に美人選手・小笠原愛莉が入団します。
実力も兼ね備える愛莉は、
江島とミックスのペアを
組む事になりました。
多満子は不安になり、
そんな多満子を励ます為に
江島は愛莉の悪口を言います。
江島の誕生日の日、
サプライズで多満子が
江島の部屋に隠れていると
江島が愛莉を連れて帰って来ました。
逆サプライズです。
失恋した多満子は退職届を提出し、
実家に戻る事を決意して電車に乗りました。
冒頭に戻る。
ネタバレ
電車が駅に着きます。
ゲロをかけられた萩原久は
タクシーに乗って愚痴をこぼします。
このタクシーの運転手は、
偶然にも多満子の父・達郎ですが、
そんな事は気付きません。
実家に戻った多満子は、
達郎が友人の保証人になり
借金を抱えている事を知ります。
華子の十三回忌も終わり、
コーチを雇うお金もないので、
達郎はクラブを売ろうと考えています。
そんな中、
多満子は幼馴染の吉岡弥生と再会します。
元ヤンの弥生ですが、
今は医者と結婚して
セレブな生活を送っています。
他にコーチがいないので、
クラブのコーチを担当しているようです。
弥生は多満子にコーチを頼みますが、
多満子は卓球に嫌気がさしているので、
引き受けるつもりはありません。
しかし就活も上手くいかず、
結局はコーチを引き受ける事にしました。
クラブに通っているのは
農園を経営している落合夫妻と
不登校の卓球オタク・佐々木優馬だけです。
そんな中、
入部したばかりの萩原が現れます。
萩原はクリーニング代を請求します。
多満子が拒否したので、
2人は卓球で勝負します。
もちろん相手になりません。
職を転々としている萩原は、
今は高速道路の建設現場で働いています。
多満子は
クラブの会員を増やす為の宣伝として
全日本選手権への出場を提案します。
エントリー数が少ないミックスでの参加です。
(ちょうど男女3人ずついる)
弥生と優馬、落合夫婦、萩原と多満子がペア。
6人は猛練習を始めます。
やがて神奈川県予選の日が訪れます。
会場には江島と愛莉の姿もあります。
フラワー卓球クラブは、
3組とも初戦敗退しました。
落合夫妻は旦那がお腹を壊して不戦勝‥
多満子と萩原はコンビネーションが悪く、
多満子は試合中に足を怪我しました。
後日、
多満子は弁当を作って
萩原に差し入れました。
萩原は不器用な多満子の為に
包帯を巻き直してあげます。
萩原は自分の過去を打ち明けます。
萩原は元ボクサーでしたが、
網膜剥離が原因で引退しました。
その後は仕事を転々としています。
妻と子供がいましたが、
酔っ払って家に帰った時に、
妻の佐藤聖子が上司を連れ込んでおり
その上司を殴って離婚しています。
聖子は不倫していたのではなく、
萩原の事を相談していただけなので、
萩原が見捨てられた状態です。
萩原が卓球を始めた理由は、
娘のしおりが中学の卓球部に
入部したからです。
一方の多満子も江島の事を打ち明けます。
すると萩原の提案で
江島に会いに行く事になりました。
2人が江島の元に着くと、
江島と愛莉が多満子の悪口を言っていました。
すると萩原が江島に近付き
「一生懸命生きている奴をバカにするな」
と言い放ちました。
その後、
多満子と萩原は1年後に同じ大会に出て
江島と愛莉を倒そうと誓い合いました。
6人の猛特訓が再会しました。
萩原はボクシングの経験を生かして、
利き手ではない左手でラケットを握ります。
ダブルスは右と左で組む方が有利です。
さらに多満子と萩原は、
他の卓球クラブに乗り込んで
道場破りのような事までします。
さらに行きつけの中華料理店の
楊楊苑の店主の張と店員の楊が
卓球の名人だと判明します。
2人がコーチとなり、
練習はさらに厳しくなりました。
中国式やばばっ‥‥‥
楊
「立てゴミども!!
休む時は死ぬ時よ!!!」
大会まで100日となり、
多満子と萩原のペアは、
中国人ペアと普通にラリーするまで上達します。
多満子は毎日ランニング、
萩原は職場で筋トレを行います。
(挿入歌「サボテン」気に入った。)
大会まで66日となり、
多満子と萩原のペアは、
中国人ペアに勝つようになりました。
大会まで7日となった日、
萩原の元妻の聖子と娘のしおりが現れます。
聖子の紹介で萩原は
彼女の取引先の面接を受けれる事になりました。
しかし面接は、
全日本選手権の予選の日と同じ日です。
幸せそうな3人の姿を見た多満子は、
選手権への出場を諦めます。
そんな多満子の前に江島が現れます。
江島は過去の事を謝罪して
愛莉とは別れたと打ち明けます。
江島はペアを組んで欲しいと頼みます。
江島は気付かないフリをしていただけで、
子供の時の多満子を覚えていたのです。
多満子は断ります。
次の日、
楊楊苑に江島が現れて、
多満子を連れ出そうとします。
萩原と江島が言い合いになり、
多満子は江島を追い返します。
多満子は萩原達に
江島とやり直したいという意思を伝えます。
萩原の面接の事もあるので、
多満子と萩原はペアを解消し
大会への出場辞退を決定しました。
萩原は去って行き、
他のメンバーも出場辞退を決めます。
また別の日、
多満子は江島に誘われて
パーティーに出席します。
メダリストの水谷隼や石川佳純の姿もあります。
(本人が本人役で出演)
多満子はまったく楽しめず
江島の家に泊まらずに
実家に帰りました。
結末
全日本選手権予選の日、
優馬の連絡によって、
弥生、落合夫妻、優馬の4人は
大会に出場する事になりました。
一方で多満子の元には、
面接をすっぽかした萩原が現れます。
萩原はいきなり多満子にキスして、
迎えに来たと言いました。
2人も会場へと向かいます。
運転手はもちろん達郎です。
弥生はヤンキー時代のように
髪を真っ赤に染めて試合に挑みます。
落合夫妻ペアと弥生・優馬ペアは
健闘しつつも初戦敗退しました。
弥生の旦那は
卓球に反対していましたが、
何かを感じたようです。
「来年は勝てるんじゃないか」
と弥生に伝えて帰りました。
ただしユニフォームの丈が気になるようです。
そして多満子と萩原が到着します。
初戦の相手は偶然にも去年と一緒でした。
ボコボコにしました。
2人は順調に勝ち進み
遂に決勝戦を迎えます。
相手は復縁した江島と愛莉のペアです。
相手が相手なので
めちゃくちゃ注目されています。
試合は5ゲームマッチですが、
多満子と萩原は2ゲームを連取されます。
会場には聖子としおりの姿もありました。
ここで多満子は萩原に
「今度こそ大事にしなよ」
と萩原に伝えます。
萩原は衝撃的な事実を告げます。
なんと聖子は、
萩原が殴った上司と再婚予定なのです。
さらに娘のしおりは、
入部して1週間で
卓球部を辞めたようです。
多満子と萩原は会場で大笑いします。
何かが吹っ切れた2人はパワーアップ。
ここから2ゲームを取り返し、
試合はファイナルゲームへともつれる展開に‥
観客はフラワー卓球クラブを応援します。
2人は江島と愛莉を追い詰めますが、
あと一歩のところで敗北してしまいます。
それでも観客は健闘を称えて
多満子と萩原に拍手を送りました。
多満子と萩原は抱き合います。
少し時が流れて‥‥
楊楊苑は多満子たちの宣伝効果で満席状態。
張と楊も大忙しです。
落合夫妻の農園の野菜もバカ売れし、
2人は畑を増やそうかと相談しています。
弥生はありのままの自分をさらけ出し、
婦人会でたこ焼きを振る舞いました。
セレブ妻たちは唖然としています。
萩原は工事現場に戻って主任になりました。
達郎は借金返済の目途が立ったと
仏壇に報告します。
借金は嘘のようですが‥‥
卓球クラブは多くの会員で溢れています。
事務局長となった優馬は、
会員100人を目指しているようです。
コーチを務めるのは、
もちろん多満子と萩原です。
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