「トータルリコール(2012)」あらすじ、ネタバレ結末

映画「トータル・リコール」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

21世紀の末、
戦争で多くの化学兵器が使われ
地上の大半が居住不可となりました。

人類は2つの区域に逃れました。

ヨーロッパを中心とするブリテン連邦と、
オーストラリアを中心とするコロニーです。

ブリテンには裕福層が、
コロニーには貧困層が暮らしています。

コロニーで暮らす多くの労働者は
毎日ブリテンに通勤しています。

移動手段は「フォール」と呼ばれる
巨大なエレベーターのような装置です。

 

主人公は妻のローリーと共に
コロニーで暮らすダグラスです。

最近ダグラスは、
同じような夢を見ています。

知らない女性と共に
警察から逃げるという内容です。

最後はいつも捕まります。

 

さて、
このころ世界では事件が起きています。

ブリテンからの独立を目指す
コロニーのリーダー・マサイアス率いる
レジスタンスがテロ活動を行っているのです。

マサイアスは支配の象徴である
フォールを壊そうと考えているようです。

 

ブリテンの代表・コーヘイゲンは、
ロボットの警察官・シンセティック
レジスタンスへの応戦を決定します。

ちなみにダグラスは、
シンセティックを生産しています。

 

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ネタバレ

ある日、
ダグラスは記憶を購入できるという
リコール社のCMに興味を示します。

親友のハリーには、
行くべきではないと忠告されます。


しかし、
今の生活に満足していないダグラスは、
同僚の紹介でリコール社の
マックという人物を訪ねました。

ダグラスはイスに座らされ
様々な装置を付けられます。

ダグラスは「007」のような
スパイの記憶を望みます。

ただしリコール社の装置では、
現実と同じような記憶は選べません。

そこでマックは、
記憶を売る前にダグラスの
脳内を調べ始めました。

その直後、
警察がリコール社に現れ、
ダグラスとマックを襲撃しました。

マックは銃殺されますが、
ダグラスは驚異的な戦闘能力で
警官隊を倒して逃亡しました。

自分でも信じられない様子。

 

ダグラスが帰宅すると
リコール社での銃撃戦の件が
テレビで報道されていました。

「テロ事件」として扱われています。

ダグラスは妻のローリーに
自分が犯人なのだと打ち明けます。

ローリーは信じられない様子で
ダグラスをなだめます。

ダグラスは落ち着きを取り戻しますが、
ローリーにも殺されそうになります。

ダグラスは、
ローリーを取り押さえて尋問します。

ローリーはブリテンの諜報員で、
コーヘイゲンの命令で、
ダグラスを監視していました。

ダグラスの記憶は偽物で、
2人は6週間前に会ったばかりです。
(ダグラスは結婚7年目と思っている)

ただしローリーは、
任務として妻のフリをしていただけで、
ダグラスの正体は知らないようです。

ダグラスは逃げ出しますが、
次々と追っ手が現れます。

そんな中、
ハモンドという男性が
ダグラスに電話をかけてきました。

ダグラスは彼との通話で
体に隠したメモを手に入れます。

メモには銀行の貸金庫の
番号が記されていました。

 

一方のローリーはコーヘイゲンに
「ダグラスを生け捕りにしろ」
と命じられました。

ローリーは彼の正体を知って驚きます。

 

ダグラスが貸金庫を確認すると
複数のパスポートやお金の他に
過去の自分が録画した映像がありました。

「今のお前は本当のお前ではない。
これを見ているという事は俺は逃亡に失敗し、
新しい記憶を与えられたという事だ。

俺の家に行け。
ハイスペリオンだ。」

 

ダグラスはフォールに乗って
ブリテンに入ります。

ダグラスがローリーから逃亡していると
メリーナという女性が助けてくれました。

彼女の顔を見たダグラスは驚きます。
夢で見た女性だったのです。

 

カーチェイスの末に
2人はローリー達の追跡を振り切り
ダグラスのアパートへと向かいました。

ピアノを確認したダグラスの前に
再び過去の自分の映像が流れます。

本名はカール・ハウザー。
(ここではダグラスで進めます)

元々ダグラスは、
コーヘイゲンの部下でした。

コーヘイゲンの命を受けて
マサイアスを暗殺する為に
レジスタンスに潜入しました。

そこでメリーナに恋をして、
マサイアスの考えに賛同するようになり、
レジスタンス側に寝返ったのです。

そして最近行われているテロは、
コーヘイゲンが仕組んだものです。

コロニーへの侵攻を正当化する為に‥

ブリテンでは人口増加に伴って
居住地が不足し始めています。

そこでコロニーを狙っているのです。

 

シンセティックのシステムを
停止させるコードが存在します。

マサイアスに会えば
そのコードが手に入ると
映像のダグラスは言いました。

映像が終わるとメリーナは
全てが本当の事だと言って
自分の手のひらを見せました。

ダグラスの夢の中でメリーナは、
手のひらを撃たれています。

あの夢は現実だったのです。

 

ここで警官隊が駆け付け、
親友のハリーが姿を現します。

ハリーはダグラスに
「お前はリコール社で眠っている。
今も妄想の世界にいるんだ。
目覚める為にはメリーナを撃つしかない。」
と告げました。

ハリーの背後には、
ダグラスを心配する様子の
ローリーの姿もあります。

ダグラスは悩みます。

それでもメリーナを信じて、
ハリーを撃ち抜きました。

ダグラスはメリーナを連れて逃亡し、
ローリーと警官隊が追いかけます。

 

生け捕りを命じられているローリーですが、
ダグラスを殺そうと考えています。

コーヘイゲンは
ダグラスの復帰を望んでいます。

それは彼が最高の諜報員だからです。

ローリーはダグラスに嫉妬しており、
彼の復帰など望んでいません。

 

追跡を振り切ったダグラスは、
メリーナに連れられて
レジスタンスのアジトに向かいます。

レジスタンスの仲間達は
ダグラスの帰還を喜びます。

ダグラスはコードを手に入れる為に
マサイアスに記憶の復活を依頼します。

ダグラスがイスに座ると
装置を付けられました。

ダグラスは、
ハウザーの記憶を取り戻しますが、
コードなど覚えていませんでした。

そもそもコードなど存在しません。

全てはコーヘイゲンの罠です。

コーヘイゲンはダグラスを泳がせて
レジスタンスのアジトを突き止めたのです。

ブリテンの警官隊が現れて
マサイアスは殺されてしまいました。

ダグラスとメリーナは拘束されます。

 

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結末

メリーナは連行されます。

 

コーヘイゲンは装置を使って、
ダグラスにコロニーに潜入する前の
ハウザーの記憶を埋め込もうと考えます。
(コーヘイゲンの有能な部下だった時代)

コーヘイゲンとローリーは、
ダグラスを部下に任せて
コロニー侵攻へと向かいました。

残されたダグラスは、
コーヘイゲンの部下たちに
記憶を埋め込まれそうになります。

その部下の中に
ハモンドが紛れ込んでいました。

ハモンドは密かに拘束を解いて
ダグラスを逃がしました。

この事が原因でハモンドは命を落とします。

 

コーヘイゲンとローリーは、
大量のシンセティックを連れて
フォールへと乗り込みました。

ダグラスもフォールに乗り込んで、
至る所に時限爆弾を仕掛けます。

その後、
ダグラスはメリーナを救出します。

 

やがてコロニーに到着して、
ダグラスはメリーナを先に逃がします。

ダグラスはコーヘイゲンを倒して、
シンセティックが侵攻を始める前に
フォールを爆破しました。

爆発に巻き込まれたダグラスは
気を失ってしまいます。

 

ダグラスが救急車の中で目を覚ますと
目の前にはメリーナの姿がありました。

ダグラスは安堵しますが、
メリーナの手のひらを見て
彼女が偽者(ローリー)だと気付きます。

ダグラスがローリーを倒して外に出ると
本物のメリーナが心配して駆け付けました。

 

コロニーはブリテンから独立、
ダグラスとメリーナの2人は、
この国で一緒に生きていくようです。

 

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