映画「闇金ドッグス5」あらすじ、ネタバレ結末

映画「闇金ドッグス5」の
ネタバレを結末まで公開します。

前作のネタバレはコチラから。

あらすじ

元ホストの須藤司は、
闇金業を営む元組長の
安藤忠臣に雇われています。
(今回は須藤がメイン)

ある日、
忠臣と須藤が事務所にいると
アフロヘアーの黒人が現れて
意味不明な英語を喋り始めました。

この黒人は見かけだけで
心は完全に日本人です。

彼の正体は立ち退き屋です。

忠臣の事務所のオーナーが、
借金で夜逃げしたようです。

金を貸しているドリーム金融は
抵当としてこの物件を押さえています。

黒人はジョンと名乗り、
バックにはツチノコ組がいると宣言します。
(名前がダサすぎ‥)

元組長の忠臣はまったく動じません。

 

須藤は大手電機メーカーの
下請け会社で契約社員として働く
沼岸という中年男性にお金を貸します。

女性客が得意な須藤は少し苦戦しています。

 

沼岸は認知症を患う母親と同居しており、
仕事中でも電話がかかれば出ます。

それが理由で正社員にもなれず
お金に困っているのです。

ある日の朝も
母親に勝手に目覚まし時計を壊され、
仕事に遅刻してしまいました。

しかも母親は
朝からハンバーグを作っています。

 

一方の忠臣の事務所には
ジョンが出入りするようになりました。

ジョンは嫌がらせのつもりですが、
忠臣と須藤は完全に無視しています。

 

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ネタバレ

そんなある日、
「椿原司さんですか?」
という電話を須藤が受けます。

結婚を繰り返していた須藤は、
今の自分の名字が椿原だと思い出します。
(ここでは「須藤」で続けますね)

電話をかけてきたのは、
須藤の戸籍上の妻である
椿原まなみにお金を貸している
金融屋の前原という人物でした。

まなみと連絡が取れないので、
須藤に電話をかけてきたのです。

須藤は払う義務はないと答えますが、
「生活費」という使用目的で
まなみはお金を借りていました。

その場合は、
夫婦が営んだ借金とみなされます。

まなみの借金は
約70万円まで膨れ上がっています。

 

須藤は忠臣に相談します。

忠臣は離婚すればいいと答えます。

まなみが電話に出ないので、
須藤は留守電を残しました。

 

後日、
前原に呼び出された須藤は、
裁判を起こすと言われます。

前原は正規の金融屋なので、
須藤の方が分が悪そうです。

一方でジョンは偶然にも忠臣に
窮地を救われました。

いつの間にか手下のようになっています。

 

沼岸が仕事から帰宅すると
母親の姿がありませんでした。

遂に徘徊を始めたのです。

沼岸が必死に探していると
彼の母親を保護した警察から
連絡が入りました。

次の日、
沼岸は社長からクビを告げられます。

契約社員なので退職金もありません。

さらに悪いことに彼の母親は
要介護2」と国に判断されます。

要介護3」になれば、
特別養護施設に入れます。

沼岸は必死に頼みますが、
「要介護3」にはなりません。

収入は母親の年金だけです。

 

 

まなみから須藤に連絡が来ました。

2人は会う事になり、
須藤は離婚したいと言います。

するとまなみは、
「一緒に返済して欲しい」
と須藤に頼みました。

もちろん須藤は断りますが、
「結婚詐欺で訴えてやる!!」
と脅されてしまいました。

こちらも分が悪そうです。

 

沼岸は就職活動を始めますが、
新しい仕事は見つかりませんでした。

するとケースワーカーの女性に
生活保護の申請を勧められました。

さらに事情を知った忠臣にも
役場に行けと言われました。

須藤は沼岸に同情したようです。

3人の様子を見ていたジョンは、
忠臣の事を鬼だと表現します。

しかし忠臣は、
貸す側と借りる側のどちらが鬼かは
分からないと答えました。
(借りる時は頭を下げるが
返せないと逆ギレする者もいる)

 

沼岸は役場の福祉課に向かいますが、
安本という職員に「介護が忙しい」は
働けない理由にはならないと言われます。

落ち込む沼岸に
声をかける男性がいました。

男性はNPO法人の理事長・五条と名乗り、
自分の指示通りに手続きすれば
受給できると豪語しました。

限界を迎えている沼岸は、
五条が差し出した契約書にサインして、
彼からレクチャーを受けます。

・通帳の残高を減らす
・不採用通知の書類を集める
・うつ病の診断を受ける

次に福祉課に行った時、
沼岸はうつ病患者の演技をします。

騙された安本は訪問審査に行きます。

沼岸家の状況を見た安本は
生活保護申請書にハンコを押しました。

沼岸が用意した通帳に
16万円が支給されましたが、
五条に半分の8万円を取られました。

契約書に半分は五条に渡すと書いていたのです。

もちろん納得は出来ませんが、
不正受給がバレると1円も支給されません。

 

困った沼岸は忠臣と須藤の
ラストファイナンスを頼ります。

生活保護を受給した沼岸は、
追加融資を依頼します。

須藤はお金を貸しました。

 

やがて沼岸の母親が
暴れるようになりました。

沼岸は母親を殺そうとしましたが、
偶然にも須藤から電話が入り
思い止まりました。

沼岸が電話を切ったので、
忠臣と須藤は彼の自宅に向かいます。

拘束された母親だけがいました。

 

夜遅くになって、
頭を冷やした沼岸が帰宅します。

沼岸は忠臣と須藤に捕まって
事務所でボコボコにされました。

沼岸は五条に騙された事を打ち明けます。

同情したジョンが
沼岸にお金を渡そうとしますが
忠臣が止めました。

忠臣
なんのつもりだ?
それで明日が変わるのか?

 

須藤は五条の元を尋ねますが、
追い返されました。

すると忠臣は須藤に
安本を上手く利用して
五条から金を奪おうと言いました。

 

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結末

忠臣達は安本の弱みを握る必要があります。

忠臣が考えた作戦は、
まなみと須藤での美人局です。

しかし、
まなみがブスなので失敗しました。


それでも安本を尾行した須藤が
彼の弱みを掴むことになりました。

安本は援助交際していたのです。

その様子を須藤に撮られた安本ちゃん‥‥

須藤に脅された安本は、
五条の事務所に乗り込み、
裁判をちらつかせます。

安本は和解金として五条から
200万円を引き出します。

事務所を出た安本は、
お金と援助交際の証拠を交換します。

 

須藤が立ち去った後、
さらに儲けようと考えた安本は
五条に手を組もうと提案します。

ここで五条は自分の金が
須藤に渡った事を知ります。

五条は忠臣の事務所に行きますが、
今度は須藤が五条を追い返しました。

 

須藤はまなみに70万円を渡して
離婚届にサインしてもらいます。

須藤は残った金を持って
五条に騙されていた
沼岸の自宅に向かいます。

しかし沼岸親子はいませんでした。

 

 

そのころ沼岸は
母親を連れて海にいました。

最後の晩餐を済ませた沼岸は
母親と無理心中してしまいました。
(もう少しだけ我慢していれば‥)

 

2人が死んだ事を知った須藤は、
自分の事を責めましたが、
「金を回収できてよかったな。」
と忠臣が言いました。

須藤は悲しそうな表情をしています。

「闇金ドッグス6」のネタバレへ

 

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