映画「闇金ドッグス1」あらすじ、ネタバレ結末
- 2018.08.31
- 映画
映画「闇金ドッグス」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
主人公は若くして
組長になった安藤忠臣(山田裕貴)です。
組を背負っている忠臣は、
闇金業者の小中(高岡奏輔)に
金を都合させています。
苦労して登り詰めた忠臣ですが、
他の組を破門された手下のジロウを庇い、
窮地に陥る事になります。
忠臣はジロウにお金を渡して、
堅気になれと告げました。
そして忠臣自身も
ヤクザから足を洗いました。
ところが‥‥
忠臣は小中に50万円を借りていました。
小中は急に態度を変えて、
利息合わせて55万円の返却を迫ります。
返済できない忠臣に対して小中は、
ホストの須藤司の100万円分の借用書を
50万で買わないかと持ちかけます。
忠臣が須藤から100万円回収すれば、
借用書代と自分の借金を
小中に返済できるという事です。
忠臣は須藤をボコボコにして、
小中の事務所に連れて行きます。
しかし須藤はお金を持っていません。
債権を回収できない忠臣に対し、
小中は債権を45万円で買うと提案しました。
すると小中は、
宝条という中年女性を呼び出し、
須藤に「彼女と結婚しろ」と告げました。
須藤は宝条司という別人になり、
消費者金融からお金を借りまくって
小中への借金を完済しました。
小中は須藤が帰る際に
再び10万円を貸しました。
金貸しは利息で稼ぐので、
「毟れる奴には貸すが鉄則だ。」
と小中は忠臣に教えました。
忠臣の手元には40万円の現金と
100万円の借金が残りました。
(5万円を利息として取られた)
ネタバレ
忠臣は手元に残ったお金で
「ラストファイナンス」という
闇金を始めました。
やがてチラシを見た客が
忠臣に電話をかけてきました。
忠臣は喫茶店で会います。
客は大手の商社マンでした。
普通にお金を借りると履歴が残るから
忠臣に連絡したようです。
忠臣は相手が希望する10万円を貸します。
返済日になり、
忠臣は客に電話をかけますが、
すでに携帯を解約されていました。
10万円を持ち逃げされたのです。
名刺は偽造だったようです。
小中は新規の客には3万までだと教えて、
忠臣から利息だけを回収しました。
地下アイドル「けろリズム」の
姫野えりなの大ファンである日向良夫は、
もうすぐ40歳ですが無職です。
母親の年金で暮らしていますが、
すでに貯金は底をついています。
日向は消滅の危機を迎えている
「けろリズム」を救うために
握手券を大量に購入しようと考え、
ラストファイナンスに電話をかけました。
日向は10万円を希望しますが、
忠臣は3万までだと答えます。
すると日向は忠臣に担保として
母親の生命保険を渡しました。
(解約すれば金になる)
忠臣は日向に10万円を貸しました。
握手券を100枚買った日向は、
イベントでえりなに感謝され喜びます。
さらにイベントの最後に
新曲のCDの発売が告知されました。
プロダクション会社の社長の沢村は、
「次のイベントで2000枚売れないと
けろリズムが完全消滅します。」
とファンを焚き付けました。
かなりの悪徳社長です‥‥
この社長はファンからだけではなく、
メンバーのえりなと舞香からも
お金を搾取しています。
新曲を作る費用も2人が払っているのです。
忠臣は日向の元に向かい、
利息の3万を払えと告げます。
日向が借金を踏み倒そうとしたので、
忠臣は彼をボコボコにしました。
そんな忠臣も
小中に利息だけを払い続けています。
やがて「けろリズム」の新曲の
「放課後パラレルワールド」が発売されます。
舞香は実家が金持ちなので
親にCDを買ってもらうようです。
一方のえりなは、
アイドルを続ける為に
闇金に手を出していました。
小中もえりなに金を貸しています。
すでに利息だけで、
40万円に膨れているようです。
小中は利息を返済させるために
金を持っているえりなのファンの為に
個人撮影会を開きました。
ファンは担保と考えていいようです。
ある日、
忠臣は日向に電話をかけますが、
繋がりませんでした。
携帯の料金を払っていないようです。
忠臣は自宅に乗り込みますが、
日向は新曲発売イベントに行っていました。
忠臣もイベント会場に向かいます。
一方の日向は他のファンに
個人撮影会で撮った写真を見せつけられ、
えりなに失望していました。
何も知らないえりなは、
日向ならお金を出すと考え、
個人撮影会を開かないかと提案します。
しかし日向にはお金がありません。
えりなは「きもヲタ」と
日向に言ってその場を去りました。
イベント会場に着いた忠臣ですが、
日向を見つける事は出来ませんでした。
その代わり、
日向が持っていたカバンを
路地裏で拾います。
彼のノートには、
えりなの情報がびっしり書かれています。
結末
この日の夜、
日向はえりなのアパートに侵入して、
帰宅した彼女を襲撃しました。
えりなは服を脱がされて
ローションをかけられます。
その場に小中が現れました。
債権を回収しに来たのです。
小中はえりなを助けずに
「利息を払え」とだけ言います。
えりなの担保はファンです。
ファンに殺されそうになっている
えりなの姿を見た小中は、
回収不可能だと判断します。
さらに忠臣も現れます。
忠臣はえりなの400万円の借用書を
300万円で買いたいと申し出ます。
忠臣の目を見た小中は了承します。
忠臣は日向に
「えりなもお前を愛している」
と嘘を付きます。
えりなも忠臣に合わせます。
2人の言葉を信じた日向に忠臣は、
母親を殺せば金が入ると囁きました。
その後、
日向は踏切で母親を突き飛ばして
殺してしまいました。
日向は手に入った生命保険で
忠臣に自分とえりなの借金を返済しました。
忠臣はそのお金を小中に渡します。
えりなの借金を安く買ったので
小中への借金も完済です。
借金を返済したえりなですが、
個人撮影会のことがバレて、
事務所に解雇されてしまいます。
しかも規約違反なので、
えりなは500万円を請求されました。
一方の忠臣は、
小中から軍資金を借りました。
本格的に闇金業を始めるようです。
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