映画「トワイライト ささらさや」あらすじ、ネタバレ結末
- 2018.08.27
- 映画
映画「トワイライト ささらさや」の
ネタバレを結末まで公開します。
あらすじ
ユウタロウは売れない落語家でした。
そのユウタロウの落語で笑ったのは、
サヤという美しい女性だけでした。
ユウタロウは彼女に一目惚れしました。
その後、
2人は恋に落ちました。
サヤは幼い頃に両親を失い、
唯一の肉親だった祖母も
数年前に亡くしています。
サヤの話を聞いたユウタロウは、
自分の親ももういないと話しました。
やがて2人は結婚して、
ユウスケという息子が誕生しました。
その矢先、
ユウタロウはトラックに轢かれて
命を落としてしまいました。
孤独なサヤの事が気になるユウタロウは
成仏できずに自分の葬儀に来ちゃいました。
ネタバレ
ユウタロウの葬儀が行われます。
そこでサヤは、
ユウタロウの父親と顔を合わせます。
ユウタロウの父親は
遺体を怒鳴りつけています。
両親が死んだというのは嘘だったようです。
ユウタロウの父親は、
「ユウスケを自分に渡せ」
とサヤに迫りました。
ユウタロウは葬儀に参列していた
自分の師匠の体に乗り移って、
サヤをその場から逃げました。
そう言えば師匠は、
霊が見えると豪語していました。
師匠(ユウタロウ)は、
自分がユウタロウだと言いますが、
サヤは信じようとしません。
しかし師匠が抱っこすると
ユウスケが泣き止んだので、
サヤは彼の言葉を信じました。
その後もユウタロウは、
師匠の体に乗り移ろうと試みましたが、
あの1回しかできませんでした。
サヤは義父から逃げるように
祖母が暮らしていた「ささら」という
小さな田舎町に引っ越しました。
老人ばかりの田舎町です。
赤ん坊のユウスケは人気者になります。
旅館「笹乃屋」の大女将・お夏には
霊感があるようです。
ユウタロウはお夏に乗り移って、
サヤと会話します。
ユウタロウはお夏の姿で
サヤの料理を食べます。
ここでユウタロウは
乗り移るための条件を話します。
ユウタロウが乗り移れる人物は、
ユウタロウの存在に気付ける者だけで、
しかも1回きりです。
まるで細菌みたいな奴です。
サヤは父親の事を問い詰めます。
ユウタロウの父親は立派な社長です。
仕事が忙しいユウタロウの父親は、
妻が病気になって入院しても
一度も見舞いに来ませんでした。
ユウタロウの母親は
恨み言を1つも言わないまま他界し、
ユウタロウは父親と縁を切りました。
そこまで話したところで、
ユウタロウは大女将の体から抜けました。
サヤはお夏の同級生の
久代と珠子とも知り合います。
そんなある日、
サヤはエリカという女性と知り合います。
エリカの息子のダイヤは、
失語症を患っているようです。
サヤとエリカは友達になりました。
スナックで働いているエリカは、
駅員の佐野をサヤに紹介しました。
佐野はサヤに惚れますが、
ユウタロウを忘れられないサヤは
怒って帰ろうとしました。
エリカは
「ユウタロウが近くにいるという」
というサヤの言葉を否定します。
するとダイヤが喋りました。
ユウタロウが乗り移ったようです。
ユウタロウはダイヤの体を使って、
ダイヤとエリカの悩みをサヤに告げます。
エリカはサヤの言葉を信じました。
また別の日、
佐野はユウタロウの姿を目撃します。
佐野にはハッキリと見えるようで
丁寧に挨拶をしています。
その後、
義男という怪しい男性が
サヤの家にやって来ました。
サヤは義男を不審者だと疑います。
ユウタロウはサヤを守る為に
佐野に乗り移りました。
義男は10年前に町を出た
久代の息子でした‥‥‥
義男は子供が生まれた事を
久代に報告する為に帰省したようです。
義男が久代の家に向かった後、
サヤは義父と真剣に話したいと
ユウタロウに伝えました。
ここでユウタロウは、
「ささら」で乗り移れる人物は、
佐野で最後だと告げます。
ユウタロウは緊急事態に備えて、
自分の事を1番見えている佐野の体を
残していたのです。
それから数日後、
サヤは住民たちに見守られながら
ユウタロウの父親と会いました。
しかし、
サヤがお茶を淹れている隙に
ユウスケが連れ去られてしまいます。
結末
ユウタロウの父親は、
ユウスケを車で連れ去りますが、
ユウスケが謎の発作を起こしました。
ユウタロウの父親は病院に駆け付けます。
そんな中、
サヤの携帯には謎のメールが届きます。
サヤも病院に向かいます。
発作の原因は、
ユウタロウがユウスケの体に
乗り移ったからでした。
幼いユウスケの体には
負担が大きかったようですが、
サヤが病院に駆け付けると、
ユウスケは元の状態に戻りました。
メールを送ったのもユウタロウです。
サヤはユウタロウの父親に
自分がユウスケを育てたいから
奪わないで欲しいと懇願します。
ユウタロウの父親は、
彼女にユウスケを返します。
ユウスケの中に入ったユウタロウは、
少しの間だけ父親と話をしました。
(一方的に父親が話しかけるだけ)
父親は亡くなった妻の写真を
大切そうに持っていました。
実はユウタロウの母親が入院した時、
まだユウタロウの父親は社長でもなく、
今ほど裕福ではありませんでした。
ユウタロウの父親は、
家族を守る為に見舞いにも行かず
必死に働いていたのです。
学生だったユウタロウは、
その事に気づいていましたが、
父親を許す事ができませんでした。
家を飛び出して落語家になった後、
父親は何度も寄席に来ています。
それでもユウタロウは無視していました。
そしてあの葬儀の日、
駆け付けた父親はユウタロウの棺に
彼の母親の写真を入れて涙しました。
怒鳴りつけたのは、
大切な家族を遺して死んだ事を
父親として説教したのです。
ユウスケの中に入ったユウタロウは、
親が子を思う気持ちに触れて
やっと成仏しました。
それから数ヶ月後、
ユウスケは「ささら」の住民に囲まれて
1歳の誕生日を迎えました。
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