「毟り取られた居場所(本当にあった怖い話2018夏)」あらすじ、ネタバレ

「ほんとにあった怖い話」の中から
「毟り取られた居場所(菜々緒)」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公の久美子は看護師です。

今は入院患者である
五十嵐という老人に手を焼いています。

五十嵐は禁止されている
鉢植えを病室に持ち込んでいます。

彼が大事にしているのは
すぐに大きくなる黒竹です。

 

 

久美子の説得によって
五十嵐は黒竹を手放しました。

 

この日の夜、
久美子の同僚の看護師が
病院内で猫の鳴き声を聞きます。

久美子は赤ちゃんの泣き声と
聞き間違えたのだろうと言います。

でも実は久美子にも
猫の鳴き声が聞こえていました。

不思議な現象を気にしない事も
看護師には必要なスキルのようです。

 

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ネタバレ

 

久美子は母子家庭で育ちました。

久美子を大切に育てた母親は
半年前に他界しています。

最愛の母親を亡くした久美子は
仕事で気持ちを紛らわせています。

 

そんなある日、
五十嵐は黒竹が寂しがるから
自分に返して欲しいと頼みます。

もちろん久美子は返しません。

「お願いだから返してくれ」
とうわ言のように呟きながら
五十嵐は亡くなってしまいました。

久美子は黒竹に
奇妙な物を感じていました。

持ち主の五十嵐が死んだので、
久美子は黒竹を自宅に持ち帰りました。

天井につくほど大きく育っています。

そんなある日、
寝ていた久美子は
猫の鳴き声で目を覚まします。

猫など飼っていません。

また別の日、
久美子が家に帰ると
部屋の中が散らかっていました。

久美子は空き巣だと思って
警察に電話をかけようとしますが、
黒竹を見て思い留まります。

久美子が笹をかき分けると‥‥

 

 

次の日、
久美子が体調不良で仕事を休みました。

久美子が黒竹を
持ち帰る姿を見ていた後輩が
久美子の自宅を訪ねて来ました。

異変を感じた後輩は
無理やり久美子の部屋に入ります。

久美子
「あなたには分からないでしょうね。

お母さん、
私を育てる為に働いてばかりで‥

少しでも楽をさせたいと思ってたの。

一緒に旅行も行きたかったし、
美味しい物も食べたかった。

だけど今やっとゆっくりできるのよね。

特別の事をしなくても
お母さんと一緒にいるだけで十分。」

後輩
「久美子さん!
これ竹です!
お母様ではありません。」

久美子
「違う」

後輩
「五十嵐さんに黒竹を
譲った人と連絡が取れたんです。

この黒竹は山から盗んだ物なんです。

これを家に置いてから
夜中に猫がいる気配がしたり、
小鳥が羽ばたく音がしたり‥

だから捨てようとしたけど、
何故か譲らないといけない気がして
五十嵐さんに渡したようです。

この竹おかしいんです。」

久美子は竹を寺に持って行きます。

住職の話では、
竹林には猫などのペットを
勝手に埋葬する人が大勢います。

そのペット達の魂が
竹に住みついていたようです。

その彷徨った魂が
霊を引き寄せたのです。

久美子と後輩は
寺で供養を済ませました。

 


 

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