映画「君の膵臓をたべたい」あらすじ、ネタバレ結末

映画「君の膵臓をたべたい」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

 

(現在)

主人公の志賀春樹(小栗旬)は、
母校の高校で国語教師をしています。

そんなある日、
老朽化が進んだ古い図書館の
取り壊しが発表されました。

司書資格を持っている上に
在校生の時に図書委員だった春樹は、
本の整理を依頼されました。

そんな春樹ですが、
退職を考えているようです。

 

図書館に向かった春樹は、
図書員の栗山と本の整理を始めます。

実は春樹は在校生だった12年前にも
本を整理した過去があります。

本の整理を始めた春樹は、
12年前の事を思い出し、
栗山に語り始めます。

 

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ネタバレ

(12年前)

春樹(北村匠海)が本の整理をしていると
同級生の山内桜良(浜辺美波)が現れて
君の膵臓を食べたい」と言いました。

彼女曰く昔の人間は、
自分の悪い部分があると
他の動物のその部分を食べていたようです。

読書好きで友達が少ない春樹と
元気で明るく友達も多い桜良。

2人はある秘密を共有しています。


春樹が盲腸で病院に行った日、
桜良の日記を拾って読みました。

桜良は膵臓の病を患っており、
余命幾ばくもない命なのです。


桜良も図書委員に立候補して、
春樹に関わるようになりました。

秘密を共有した2人は、
昔からの友人のように喋ります。

さらにデートにも行きます。

桜良は様々な方法を使って、
春樹の事を知ろうとします。

春樹は初恋の相手は何にでも
「さん」を付ける人だったと話します。

そんなある日、
桜良は通り魔事件が多発しているから
明日の命も分からないと話しました。

そんなことよりも学校では、
桜良と春樹の関係の方が
話題になっています。

春樹は桜良の親友の恭子に
「なんであんたが(桜良と)一緒に
ケーキバイキングに行ったの?」
と詰め寄られてしまいます。

恭子は桜良と一緒に行きたかったのです。

春樹が何も答えないでいると桜良が
自分達は仲良しだと宣言しました。

春樹が自分に関わる理由を聞くと、
「自分の秘密を知っても
日常を与えてくれる人だから」
と桜良が答えました。

 

桜良と関わるようになって変化が現れました。

春樹と同じようにクラスで浮いている
宮田一晴(矢本悠馬)が声をかけてきました。

一晴はいつもガムを持っています。

春樹と一晴が話している様子を
恭子が睨むような眼で見ています。

 

そんな中、
桜良は旅行に行きたいと言い出し、
春樹は付き合う事になりました。

なんと福岡へのお泊りです。

ラーメンを食べ、ホルモンを食べ、
スイーツを食べて、名所を観光します。

とてもいい映画ですね。
(感想が漏れちゃいました。)

桜良が予約したホテルに到着しますが、
なんとホテル側の手違いで
同じ部屋に泊まる事になりました。


スイートルームに案内される2人‥

春樹は本当に手違いなのか疑います。

 

風呂上がりに2人は、
真実か挑戦ゲーム」を始めてます。

「クラスで誰が1番可愛い?」
「私は何番目に可愛い?」

桜良は鬼のような質問をします。

 

「今まで一番うれしかった事は?」
「尊敬する人は?」

春樹は面接のような質問をします。

 


最後に「挑戦」を選んだ春樹は、
「一緒にベッドで寝なさい」
と命令されました。

 

翌朝、
恭子の電話で起こされた桜良は、
春樹と一緒にいる事を打ち明けて、
いつか理由を話すと伝えます。

電話を切った後、
「男を見る目がない恭子の事を
任せたいから仲良くして欲しい」
と桜良が言いました。

旅の終わりに桜良は、
自分が死んだら膵臓を
食べて欲しいと言いました。

食べた人の中で
魂が生き続けるようです。

 

 

(現在)

恭子(北川景子)は
一晴(上地雄輔)と結婚する事になり、
春樹に招待状を送りました。

しかし春樹から返事が届きません。

恭子は一晴に桜良から
「男が見る目がない。」
と言われた過去を打ち明けます。

これには一晴も苦笑いです。

それにしても恭子は
とても美人になりましたね。

 

一方で春樹は、
結婚式へ出席するか悩んでいました。

 

(12年前)

春樹が登校すると
上履きが隠されていました。

一晴が見つけて春樹に渡します。

 

この日の夕方、
春樹は桜良の家に呼び出されます。

「恋人ではない人といけない事をしたい」
と桜良に言われた春樹ですが、
何もせずに家を飛び出しました。

するとクラス委員長の隆弘が現れ、
何をしていたかと春樹を問い詰めます。

実は隆弘は桜良の元カレです。

桜良から元カレは
性格が悪いと聞いていた春樹。

ですが春樹が知る限り、
隆弘は優しいクラスのまとめ役です。

2人は言い争いになり、
隆弘は春樹の事を殴りました。

異変に気付いた桜良が現れて、
隆弘を追い返しました。

 

また別の日、
桜良が検査入院しました。

盲腸だと聞かされた恭子は
春樹の事を疫病神だと言います。

春樹は見舞いに行き、
授業で学んだ事を桜良に教えます。

すると桜良は春樹に
先生になりなよと助言します。

そんな中、
春樹は恭子と友達になる練習をさせられます。

同じように見舞いに来ていた恭子は、
2人の会話をこっそり聞いていました。

 

 

また別のある日、
春樹が屋上で読書していると
恭子がやって来ました。

恭子は自分がイジメられていた時に
桜良だけが話しかけてくれたと
春樹に話しました。

学校では春樹が、
桜良のストーカーだと噂になります。

桜良は噂の原因は、
春樹が誰とも喋らないから
誰も春樹の事が分からないと教えます。

そんな桜良ですが、
自分が死んだら日記を読む権利を
春樹に与えると言い出しました。

 

(現在)

桜良の言葉を胸に
教師になった春樹ですが、
「生徒と向き合えているのか?」
と悩んでいます。

春樹の悩みを知った栗山は
辞めないで欲しいと訴えました。

帰宅した春樹は、
桜良の日記を読みます。

 

(12年前)

ある日、
桜良から電話がかかって来ました。

桜良は病院を抜け出して
桜が見たいと言い出しました。

違和感を覚えた春樹は、
急いで病院に行きますが、
桜良の様子はいつも通りでした。

ただし入院期間が延びたようです。

再び「真実か挑戦ゲーム」をします。

春樹
「君にとって僕は‥‥
いや、君にとって、
生きるってどうゆう事?」

桜良
「真面目かよ(笑)

誰かを心を通わせる事。
誰かを認める、好きになる、嫌いになる、
誰か手を繋ぐ、ハグをする。
それが生きる。

自分1人じゃ生きてるって分からない。
人との関わりが私が生きてる証明。

だから君といれてよかった。
君がくれる日常が
私にとっての宝物なんだ。

もう1度、旅行したかったな‥」

春樹
「何でもう行けないみたいな言い方したの?
まだ死なないよね?

何か隠してるよね?
これでも僕は心配しているんだよ。」

桜良
「私に生きてて欲しいの?」

春樹
「とても」

桜良は笑みを浮かべて
春樹に抱きつきました。

春樹は退院したら旅行に行って、
満開の桜を見ようと約束しました。

 

やがて桜良が退院する事になりました。

春樹は一晴に手伝ってもらい
6月でも咲いている桜を見つけます。

場所は北海道です。

 

桜良が退院した日、
春樹は初めてデートした日に行った
ケーキバイキングの店で桜良を待ちます。

2人はメールを送り合います。

最後に春樹は
君の膵臓を食べたい
と桜良に送りました。

しかしどれだけ待っても
桜良は現れませんでした。

もう本当に泣く‥

 

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結末

春樹が落胆しながら帰宅していると、
桜良が通り魔に殺されたという
ニュースが報道されました。

現実を受け入れられない春樹は
葬儀にも参列できませんでした。


桜良の死から1ヶ月が経った頃、
春樹は山内家を訪れて
桜良に手を合わせました。

春樹は桜良の母親に
桜良の病気の事を知っており、
日記を見せて欲しいと頼みます。

すると桜良の母親は、
娘から渡して欲しいと頼まれていた
と春樹に日記を譲りました。

日記には病を患ってから
死ぬ日までの事が綴られていました。

ほとんどが春樹の事です。

日記を読んだ春樹は、
桜良の母親の前で泣き崩れました。

 

(現在)

本の整理をしていた春樹は
桜良がよく読んでいた本の中から
彼女が隠していた手紙を発見します。

手紙は2通あり、
春樹と恭子に宛てた物でした。

 

この日は恭子の結婚式の日です。

招待状の返事を返していない春樹ですが、
会場に向かいました。

すると一晴が現れます。

今でも空気が読める一晴は、
何も聞いていないのに
春樹を恭子の元に連れて行きます。

春樹は手紙を渡します。

「遺書です。
驚かせてゴメンね。

私は膵臓の病気で、
もうお墓の中にいると思います。

恭子、大好き。
病気の事を黙っててごめん。

大好きだったから言えなかった。
恭子との時間を壊す事ができなかった。

幸せになってね。
誰よりも幸せな家庭を作るんだよ。

彼とも友達になってね。
私の仲良し君と。」

春樹は恭子に
友達になって欲しいと頼みました。

恭子は泣きながら
「はい」と答えます。

 

(春樹への手紙もいきましょう!!)

「拝啓、志賀春樹君。
ようやく見つけましたね。
おそいおそい!!

春樹。
春樹って呼んでいい?

前から呼びたかったんだ。
短い間だったけど、
傍にいてくれてありがとう。

病院で真実と挑戦ゲームをした時、
何を聞こうとしたか教えてあげる。

どうして私の名前を呼んでくれないの?
って事。

だって1回も呼ばなかったでしょ。
最初から君、君、君ってヒドイよ。

でも気付いたんだ。

いずれ失うって分かっている人を
特別な人にしたくないんだって。

私はそんな春樹に憧れてた。
誰とも関わらないで
たった1人で生きている。
強い春樹に。

私は弱いから家族や友達を
悲しみに巻き込んじゃう。

でも春樹はいつも自分自身だった。

だからその勇気を
皆に分けてあげて下さい。

そして誰かを好きになって
手を繋いでハグをして、
たくさんの人と心を通わせて、
私の分まで生きて。

私ね、春樹になりたい。
春樹の中で生き続けたい。

そんなありふれた言葉じゃダメだね。

君は嫌がるかもしれないけど、
私は君の膵臓を食べたい。

手紙を読んだ春樹は、
デスクに隠していた
退職願を破り捨てました。

(何回も泣いたし、
浜辺美波ちゃんが好きになりました。)

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