「おおかみこどもの雨と雪」あらすじ、ネタバレ結末

「おおかみこどもの雨と雪」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

主人公の花は奨学金で
東京の国立大学に通っていました。

ある日、
花は人間の姿をしている
おおかみおとこ」に出会いました。

見た目は完全に人間ですが
彼の体には狼の血が流れています。

 

やがて2人は恋に落ちます。

彼は花の前で狼の姿に
変身してみせました。

満月は関係なく、
人を襲う事はありません。

花は彼の全てを受け入れて、
共同生活が始まりました。

彼は焼き鳥が大好物です。
彼は引っ越し屋で働いています。
彼は狩りをする事もできます。


そして花は、
彼の子供を産みました。
(すでに感動)

雪の日に生まれた女の子は、
」と名付けられました。


そして次の年の春、
弟の「」が誕生しました。

しかし、
彼が事故に遭って命を落としました。


花は狼に変身できる
雪と雨を1人で育て始めました。


2人の子供は怒ったりすると
狼の姿になってしまいます。

雪はとても活発ですが、
雨は内気です。


花は雨の夜泣きや
雪と雨の遠吠えを理由に
山奥の古民家に引っ越しました。

花は雪と雨が人間と狼の
どちらかを選ぶまで
守ろうと決意したのです。

 

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ネタバレ

古民家での生活が始まりました。

廃屋のような状態です。

花は自宅の修繕と
家庭菜園を始めました。

活発な雪はすぐに田舎に慣れます。
猪にもまったく怯えません。

一方で雨は猫にも負けています‥‥


「人間の前では狼の姿にならない事」
「動物の前では偉そうにしない事」

花と姉弟は2つの約束をします。


花は近所に住んでいる
韮崎のおじいちゃんとその娘の
韮崎のおばさんと仲良くなります。

強面な韮崎のおじいちゃんですが、
花に農作物の作り方を教えました。

言葉はとても厳しいですが
愛情も感じます。

韮崎のおじいちゃん以外の農家も
花に協力するようになりました。

花がすぐに都会に帰らなかったので
認められたようです。

 

やがて冬になりました。

雪山に行った帰り道、
雨は川で溺れてしまいます。

雨は姉の雪に救われますが、
彼の性格が少しづつ変わり始めます。


そして春が訪れ、
雪が小学校に通い始めました。

友達ができた雪は、
野性的な部分を隠し始め、
人間の女の子として振る舞い始めます。

雪の話を聞いた花は大笑いしてから
新しいワンピースを縫いました。

その花は自然観察員の手伝いを始めました。

 

その次の年、
雨も小学校に通い始めましたが、
彼は学校には馴染めません。

雪が4年生、雨が3年生になる頃、
雨は学校を休みがちになりました。

内気だった雨の方が
自然に惹かれたようです。

 

一方で雪のクラスに
藤井草平という転校生がやってきます。

雪は草平に「獣臭い」と
言われて傷付きます。

雪は草平を避けるように行動します。

避けられる事が気に喰わない草平は、
雪を追いかけ始めました。

動揺した雪は狼の姿になり
草平の耳を傷付けてしまいます。

雪が草平の母親や
花に怒られる姿を見た草平は、
狼がやったと言い繕います。

 

 

雪も学校を休むようになりますが、
意外な人物が見舞いに来ました。

草平です。

雪は外に出ませんが、
草平は何度も何度も来ました。

その効果もあり、
草平と雪は仲良くなり、
雪は学校に戻りました。

 

時を同じくして、
雨は山に住んでいるキツネを
先生と呼んで山での生活を教わっていました。

先生は山をまとめる主です。

雨は狼の姿で先生の後ろを駆け回っています。

 

そんなある日の夜、
雪と雨は人間として生きるべきか
狼として生きるべきかで口論となります。

最終的に2人は掴み合いの喧嘩になります。

狼の姿での喧嘩なので
花には止める事ができません。

この喧嘩は雨が勝ちました。

 

時が流れ、
雪は小学6年生になりました。

この年の夏は雨が多く、
記録的な豪雨が何度もありました。

雨は豪雨が自然に与える影響を
ひどく心配しています。

 

ある雨の日、
先生が足を怪我しました。

先生の死が近付いていると知った雨は、
自分が後継者になりたいと打ち明け、
家を飛び出しました。

花は雨を追いかけて山に入ります。

 

一方で雪は草平と共に
学校で迎えを待っていました。

2人っきりになった時、
雪は自分が「おおかみこども」だと
草平に打ち明けました。

雪は狼の姿に変身しますが、
草平は知っていたと答えて、
誰にも言わないと約束しました。

 

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結末

雨を捜して山に入った花は、
崖下に転落して気を失います。

雨は花を山の外まで運びます。

花は行かないでと懇願しますが、
雨は狼の姿で山に戻りました。

花がその場で泣き崩れていると
山から狼の遠吠えが聞こえました。

雄々しい遠吠えを聞いた花は、
息子が大人になったと実感し、
彼を笑顔で送り出しました。

 

中学生になった雪は、
学校の寮に入る事になりました。

花は12年の月日を思い出しながら
1人で静かに暮らしています。

ある日、
花が彼に焼き鳥を供えていると
狼の遠吠えが聞こえました。

遠吠えを聞いた花は、
彼の写真を見て笑みを浮かべました。

 

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