映画「ストロボ・エッジ」のストーリーを結末までネタバレ

映画「ストロボ・エッジ」の
ネタバレを結末まで公開します。

あらすじ

冒頭、
仁菜子は一ノ瀬蓮に告白しますが、
彼女がいるとフラれてしまいました。

 

ショートカットが似合う仁菜子は、
普通の高校1年生です。

彼女には大樹という仲が良い
男の友達がいますが、
恋人関係ではありません。

そんなある日の帰り、
電車で携帯を落とした仁菜子は、
同級生の蓮にストラップを踏まれました。

いつもクールで女子にも人気がある蓮は、
お詫びとして新しいストラップを
仁菜子にプレゼントします。


この事をキッカケに仁菜子は
蓮を意識し始めます。

 

そんな中、
仁菜子は大樹に告白されます。

しかし、
蓮の事が好きな仁菜子は
大樹の告白を断りました。

ここで大樹は蓮の彼女が
自分の姉の麻由香だと教えます。

友達からも蓮の事は諦めて
大樹と付き合えと助言されますが‥‥

(冒頭に戻る)

仁菜子は彼女がいると知りながらも
駅のホームで蓮に告白してフラれました。

フラれた仁菜子ですが、
これからも友達でいて欲しいと頼みます。

 

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〇ネタバレ

仁菜子たちが2年生になりました。

仁菜子は蓮と彼の友人の
安堂拓海と同じクラスになりました。

安堂は蓮と違って少しチャラいです。

そんな中、
仁菜子は蓮にフラれた女子たちに
声をかけられます。

蓮の事を悪く言われた仁菜子は
「くだらない」と叫びました。

その様子を安堂と蓮が見ています。


クラスの出し物をする事になり、
蓮と安堂と仁菜子の3人が
買い出しを担当する事になりました。

3人が街で買い物をしていると
蓮の彼女で現役モデルの麻由香が現れます。

3人をお茶をしますが、
麻由香がストラップに気付きます。

蓮が仁菜子の事を話していたようです。


彼女がいるとは知っていましたが、
実際に仲が良い2人の姿を見ると
仁菜子は辛くなってしまいます。

安堂は仁菜子の手を握って、
2人で逃げようと走り始めました。

残りの買い物は蓮と麻由香にお任せです。

仁菜子は安堂にお礼を言います。

そんな真っ直ぐな仁菜子に
安堂は惹かれたようです。

 

翌朝、
蓮は駐輪場で安堂を待ち伏せ、
あの子は他の子とは違うから
軽い気持ちで手を出すなと釘を刺します。

「お前にそんな事を言う権利はない。」

そう言われた蓮は
何も言い返す事ができません。

 

この日の放課後、
仁菜子は駅で蓮と一緒になります。

何気ない会話に仁菜子は幸せを感じます。

 

また別のある日、
大樹と麻由香の父親が
再婚する事が判明しました。

大樹は祝福していますが、
両親が再婚する事を望んでいた
麻由香の心境は複雑です。

 

蓮はバイトを始めて、
毎晩、麻由香の元に通い始めました。

父親の再婚で元気がない麻由香を
蓮は励まそうとしているのです。

明らかに蓮は疲れ切っています‥‥


蓮を応援する仁菜子に対し安堂は、
見返りを求めないのは限界がくる
と告げます。

 

この日の放課後、
無理をし過ぎていた蓮が
駅のホームで倒れてしまいます。

居合わせた仁菜子が看病します。

やがて蓮が目を覚まし、
2人は同じ電車で帰ります。

看病で疲れたのか、
仁菜子は蓮に寄りかかって眠ります。

電車が目的地に着いても
蓮は仁菜子を起こしませんでした。

「自分も寝てた」
と蓮は嘘を付きます。

蓮も徐々に仁菜子に惹かれ初めています。

 


麻由香に大きな仕事が入り、
蓮と約束していた花火大会に
行けなくなりました。

 


別の日、
安堂は仁菜子に中学時代の話をします。

安堂には彼女がいました。

彼女が本当に好きだったのは安堂の親友で、
安堂は利用されたのです。

ある日、
彼女と親友に裏切られた安堂は、
適当にしか女子と付き合えなくなりました。

それでも今の恋は頑張ろうとしています。

安堂は仁菜子に
一緒に花火大会に行こうと伝えます。

 


花火大会の日、
安堂は蓮のバイト先を訪ねて、
仁菜子以外の女子の連絡先を
全て消したと告げます。

そこに仁菜子が現れ、
2人は花火大会へと向かいます。

 

やはり2人の話題は蓮についてです。

そんな中、
安堂は中学時代の元カノの
真央に声をかけられました。

いつもヘラヘラしている安堂が激怒します。


怒った事に落ちこむ安堂を
仁菜子が優しく励まします。

安堂は仁菜子に告白して、
自分が蓮への想いを消してあげる
と伝えました。

しかし仁菜子は、
中途半端な気持ちなままでは
安堂と付き合えないと答えます。

安堂は返事はいつでもいいと伝えます。

さすがの仁菜子も気持ちが揺れている様子。


帰りに仁菜子が
蓮のバイト先の前を通ると、
彼と麻由香が話していました。

涙を流す仁菜子に気付く蓮。
蓮の異変に気付く麻由香。


数日後、
蓮の気持ちの変化に気付いた麻由香は、
別れを切り出しました。

蓮の心の中には、
自分以外の誰かがいるから
それを消す必要はないんだと。

 


夏休みが終わると、
真央が転校してきました。

安堂
「仁菜子に何かしたら許さないよ?」

真央
「あの人の事が好きなんだね。」

安堂
「あんたには関係ない。」


一方の仁菜子は友人から
蓮が彼女と別れたと聞きます。

 

学校のイベントで仁菜子たちは
鶴岡八幡宮に行く事になりました。

仁菜子が転んで服を汚してしまいます。

いち早く気付いた蓮は
自分のパーカーを彼女に貸します。

2人っきりになった時、
蓮は麻由香と別れた事を
仁菜子に直接報告します。

安堂君は2人の様子を見て嫉妬‥‥

 


また別の日、
仁菜子は蓮と一緒に帰ります。

何気ない会話から仁菜子は
GReeeeNの愛唄を連想して
口ずさみました。

(ここで「愛唄」が挿入され、
2人が距離を縮める映像が流れます。)

 

さて、さて、さて、
仁菜子は真央に声をかけらました。

安堂が話していた親友とは
蓮の事でした。

真央は安堂がいない間に、
蓮にキスしました。

その様子を安堂が見てしまったのです。

この件がキッカケで、
安堂と蓮の間には微妙な空気が流れています。

 

過去の事を後悔している真央は、
2人の関係を壊さないために
蓮に近付かないで欲しいと
仁菜子に話しました。

ここから仁菜子は
蓮と安堂の関係が気になり始めます。

 

一方で蓮も安堂に
仁菜子に本気になったと宣言します。

 

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〇結末

高校の文化祭が行われます。

ここで安堂は真央から、
蓮とキスはしていないと告げられます。

蓮が拒んだのですが、
安堂が見ていた場所からは、
2人がキスしたように見えたのです。

安堂が好きだと気付いた真央は、
安堂の事を応援する為にも
仁菜子と蓮の仲を引き裂こうとしたのです。

 


一方で仁菜子と蓮は
お化け屋敷の受付をしています。

蓮が告白しますが、
仁菜子はその場から逃げてしまいます。

仁菜子を追いかけた蓮は、
もう一度正式に告白します。

しかし仁菜子は、
「私にだって色々あるの!!」
と蓮を突き放してしまいます。

蓮は謝罪してその場を去ります。

蓮は途中で安堂とすれ違い、
フラれたと報告します。

 

安堂が仁菜子の元に駆け付けます。

安堂
「俺が可哀想になったの?
二度も蓮に負ける俺に同情しちゃった?

俺の気持ちには応えられないくせに
俺にいい顔してどうするの?

蓮と仁菜子ちゃんってそっくり。
人の為に無理して自分に酔ってる。
そんなのただの自己満足だよ?

本当に俺が可哀想なら
俺と付き合ってよ。」

安堂が仁菜子にキスします。

仁菜子
「わざとだ。
わざと嫌われるような事をしたんでしょ。

蓮君のとこに行けるように‥」

仁菜子は安堂に感謝して
蓮の事を追いかけました。

安堂は涙を流します。
(この映画は安堂を好きになる作品だな‥)

 

仁菜子は駅に着きますが、
目の前で電車が走り去りました。

落ち込む仁菜子ですが、
蓮は電車に乗っていませんでした。

仁菜子は想いを全てぶちまけます。

お互いの想いを確かめ合った2人は、
駅のホームで抱き合いました。