「名探偵コナン から紅の恋歌」ネタバレ結末!真犯人は‥
- 2018.05.17
- 映画
今回はシリーズ21作品目となる
「名探偵コナン から紅のラブレター」の
ネタバレを結末まで公開します。
〇あらすじ
ある日、
百人一首の団体・皐月会の会員の矢島は
京都の自宅で前年の皐月杯を観ていました。
その直後、
矢島は何者かに日本刀で撲殺されました、
この日、
コナン達は皐月会会長・阿知波研介と
小五郎が対談を行うので大坂の
テレビ局にいました。
そこでは高校生皐月杯のリハが行われていました。
決勝戦で使われる札は
厳重に保管されています。
普段は美術館に飾られているようです。
平次と和葉が合流します。
実は2人の同級生の未来子が
この大会に出場する予定なのです。
阿知波会長は
浪速の不動産王と呼ばれる大物です。
番組を企画した矢島が
会場に現れないので、
テレビ局は騒然となっています。
そんな中、
高校生チャンピオンの大岡紅葉が
服部平次に声をかけました。
「会えるんやないかと思ってました。
ウチの未来の旦那さんに。」
紅葉が平次を見て
涙を流しながら呟いたので
コナンたちは驚きます。
平次はタジタジ‥‥
和葉は激怒‥‥
ちなみに平次は
紅葉に会った記憶がありません。
時を同じくして大阪府警には、
「日売テレビを爆破する」
という予告が届きました。
爆破予告には
百人一首が印刷されています。
服部平蔵(平次の父)の考えで、
テレビ局には避難要請が出されました。
コナンや少年探偵団も
テレビ局から避難します。
平次と和葉は未来子が
決勝戦で使用される予定の
百人一首の札を取りに戻ったので、
逃げ遅れていました。
平次たちが脱出を開始した直後、
テレビ局が爆発しました。
平次の姿がない事に気付いたコナンは
テレビ局に戻ります。
〇ネタバレ
爆発の影響で未来子は
平次と和葉とはぐれてしまいました。
未来子は警備員と共に脱出に成功します。
一方で取り残された平次は
和葉を連れて屋上に逃げます。
博士の眼鏡で
平次の居場所を突き止めたコナンは、
スケボーで2人の元に向かいます。
平次が騒ぐ和葉を黙らせて、
3人は博士の道具で脱出に成功します。
平次は大滝刑事に頼んで
予告状を見せてもらいます。
死者は1人も出ませんでしたが、
札を守った未来子は腕を骨折しました。
未来子は和葉に自分の代わりに
皐月杯に出て欲しいと頼みます。
練習には付き合っている和葉ですが、
大会などに出場した経験はありません。
しかも大会は明後日です。
病院で話を聞いていた紅葉は、
皐月杯で優勝した方が平次に
告白しようと喧嘩を売ります。
和葉は勝負を受けました。
勢いで勝負を受けた和葉ですが、
すぐに後悔しています。
コナンと蘭は紅葉が落とした
定期入れを拾いました。
中には子供の時の平次と紅葉が
指切りをしている写真が入っていました。
2人は内緒にしようと約束します。
コナンは男性が写っている
もう1枚の写真の方が気になる様子。
一方で阿知波の元には、
京都で矢島が殺されたという報せが届きます。
コナンは平次のバイクで現場に向かいます。
綾小路警部がいました。
矢島の遺体付近には
大量のカルタ札が残されていました。
しかもテレビには
大岡紅葉が映っていました。
(昨年の皐月杯の録画)
遺体を見たコナンと平次は、
矢島の手の血痕を見て
札を持っていた事に気付いた犯人が
無理やり抜いたと推理します。
コナンは現場の写真を愛に送り、
矢島がどの札を持っていたか解析を依頼します。
ついでに紅葉の定期入れにあった写真に
写っている男性の調査も頼みます。
小五郎に現場を追い出された2人は
皐月会の会員・関根の姿を目撃します。
関根と矢島はライバルのような関係でした。
関根は深酒して寝ていたようですが‥‥
関根と阿知波の話を聞いた2人は、
矢島殺しの犯人が関根だと予想します。
一方で和葉は、
競技カルタの練習を行います。
電話で話を聞いた平次は、
母親の静華に連絡して
和葉を特訓することにしました。
静華は競技カルタの元クイーンなのです。
実は平次のカルタの腕も相当なモノで、
子供の時に飛び込みで大会に参加して
優勝した経験もあります。
次の日、
コナンは小五郎を眠らせて
関根に矢島殺しについて尋ねます。
関根は殺害について否定します。
しかし彼は矢島が日本刀で
撲殺された事を知っていました。
その後、
一行は皐月杯のリハの為に
阿知波会館へと向かいます。
その移動の際に
関根が乗った車が爆破され
彼は意識不明の重体に陥りました。
愛が写真の男性を特定します。
写真の男性は名頃鹿雄。
競技カルタ団体・名頃会の代表だった人物です。
名頃は5年前に阿知波の妻である
阿知波皐月に試合を申し込みました。
負けた方が会をたたむ事を条件に‥
結局、
名頃は試合当日に現れずに
行方不明になりました。
皐月は今から3年前に亡くなっており、
名頃会はすでに解散しています。
名頃会の解散を強く主張したのが矢島でした。
解散した名頃会から
皐月会へと移動したのは
紅葉と関根の2人だけです。
特に紅葉は名頃の1番弟子で、
得意札も「紅葉」が歌われる6枚の札です。
話を聞いた大阪府警と平次は、
名頃鹿雄を被疑者として捜査を進めます。
平次は紅葉に連絡して、
スマホにメールが届いていないかと尋ねます。
予想通りカルタ札が添付された
謎のメールが届いていました。
実は関根のスマホにも
同じようなメールが届いていたのです。
大阪府警は紅葉の警備を強化します。
さて、
関根は矢島を殺していません。
犯人が矢島を殺した後で現場に入りました。
現場を見た関根は名頃の仕業だと考え
強盗の仕業に見せかけるように偽装したのです。
愛の解析によって、
矢島が持っていた札は
「紅葉」が歌われている名頃の得意札でした。
爆破予告状の札、矢島が持っていた札、
紅葉と関根に送られたメールの札。
全てが名頃の得意札で、
あと2つ残っています。
そのころ蘭は、
病院で紅葉を見つけて
定期入れを返していました。
平次との写真について尋ねると、
「結婚の約束をした」と答えました。
カルタ大会で負けて泣く紅葉に
「今度会ったら嫁に取ったる」
と平次が宣言したのです。
蘭がホテルの部屋に戻ると、
和葉が得意札について悩んでいました。
蘭のアドバイスを聞いて、
和葉は得意札を決めたようです。
大阪府警を出たコナンと平次は、
阿知波に5年前の事を詳しく聞きます。
実は5年前、
名頃は試合の前日に尋ねて来て、
皐月に勝負を挑んだのです。
この勝負は皐月の勝利に終わっています。
阿知波は外出していたので、
2人の試合を見ていません。
当時の写真を見たコナンは、
阿知波の車が汚れている事に気付きます。
阿知波は妻の試合の前日に
車を洗車していた事で有名なのです。
平次がホテルに戻ると、
和葉が鬼の形相で練習していました。
蘭との会話で平次は、
子供の時に参加した大会で
紅葉に勝った事を思い出します。
約束については、
何も覚えていません。
男はそんなもんです‥‥
〇結末
次の日、
阿知波会館で皐月杯が開催されます。
合気道の道着を着ている和葉は、
順調に勝ち進んでいます。
関根も無事に意識を取り戻しました。
和葉と紅葉が決勝に勝ち残り、
2人と阿知波が決勝戦が行われる
皐月堂へと移動します。
滝の側にある塔のような建物です。
森の中にある
倉庫が爆破されました。
綾小路は名頃が自爆したと推測しますが、
コナンは自爆したのは阿知波の
元秘書の海江田だと推測します。
写真で見た指輪が
木に刺さっていたのです。
この爆発は名頃が死んだ事にする為の偽装です。
海江田はお金で雇われていた実行犯で、
真犯人に殺されたようです。
綾小路の話を聞いた平次は
和葉のスマホを調べてもらいます。
平次の予想通り、
和葉のスマホに名頃の得意札が
添付されたメールが届いていました。
コナンと平次は、
皐月堂が爆破される事に気付き、
すぐに現場に向かいます。
しかし、
既に皐月堂は爆破されていました。
防音対策がされているので、
中の3人は爆発に気付きません。
バイクで皐月堂に向かう
コナンと平次は推理します。
今回の真犯人は阿知波です。
5年前の前哨戦で
皐月は敗れていました。
阿知波は皐月会を守る為に
名頃を殺したのです。
その名頃の遺体は
皐月堂に隠しているのです。
矢島は1年前の皐月杯を観て
阿知波の犯行に気付いたのです。
決勝戦でしか使われない札に
名頃の血がついていたから‥‥
(前哨戦でその札を使っていた)
一方で和葉と紅葉は
一進一退の攻防を繰り広げています。
2人の戦いは運命戦へともつれ込みました。
その場にコナンと平次が現れ、
紅葉と和葉は火事に気付きます。
コアンがサッカーボールを膨らませて
皐月堂の火を消しました。
コナンと平次が問い詰めると
阿知波が自供を始めます。
5年前、
名頃を殺したのは彼に負けた皐月でした。
その後、
皐月は感情を失って
2年後に病死しました。
ここで紅葉は阿知波に
名頃の初恋の相手が皐月で、
彼は皐月に憧れてカルタを
始めた事を打ち明けます。
しかも名頃は5年前の段階で
カルタが出来るのはあと1年と
医師に宣告されていたのです。
名頃は前哨戦で勝って、
皐月に褒められたかっただけで、
本番では負けるつもりでいました。
その後、
皐月堂が崩れ始めます。
しかし平次と和葉が、
エレベーターに乗れませんでした。
上に残された平次は
バイクの後ろに和葉を乗せて
遠くにある滝壺に飛ぼうとします。
平次
「しっかり捕まっとけよ和葉。
その手を離したら殺すで。」
和葉
「うん」
平次
「こんな所で死んでたまるか。
まだお前に言わなアカン事があるねん!!」
平次は阿知波が落とした起爆装置を押し、
爆風の勢いで滝壺まで飛びました。
言いたい事について聞かれた平次は
いつものように適当に誤魔化しました。
次の日、
和葉は蘭に試合には負けたけど
得意札は取れたと報告します。
その場に紅葉が現れて
子供の時の話をしました。
やっと平次は全てを思い出しました。
子供の時、
平次は「嫁に取ってやる」ではなく、
「今度会った時は、
強(つよ)めに取ってやる」
と言ったのです。
相手が女の子だったので、
平次は怪我をさせないように
手を抜いていたのです。
それでも紅葉は和葉に
「狙った札は逃さない」
と宣言して去って行きました。