「名探偵コナン 世紀末の魔術師」あらすじ、ネタバレ結末

今回はシリーズ3作品目となる
「名探偵コナン 世紀末の魔術師」の
ネタバレを結末まで公開します。

〇あらすじ

ある日の夜、
コナンの同級生の歩美は、
自宅のベランダで警察に追われる
怪盗・キッドと出会いました。

キッドはかっこよく挨拶して、
歩美の前から姿を消しました。

次の日、
歩美はコナン達に
キッドを見たと話します。
(この作品から灰原愛が加わっています。)


警視庁ではキッド逮捕に向けた
特別捜査会議が行われます。

新しい予告状が届いたのです。

次の狙いは鈴木財閥の蔵から発見された
インペリアル・イースター・エッグ」です。

このエッグは
ロシアのロマノフ王朝の遺産で
皇帝が宝石商に作らせたものです。

キッドを追う中森刑事は予告状の内容から
「8月22日に大坂にキッドが現れる」
と推測しました。

大坂では展示会が行われており、
鈴木会長の依頼で小五郎も
警察に協力する事になりました。

コナンと蘭は小五郎と共に
大阪へと向かいます。

 

大阪に着いた3人は、
蘭の同級生の園子と合流します。

園子は鈴木会長の娘なのです。

4人が美術館に着くと、
多くの警察官が建物を取り囲んでいました。

そこに西の高校生探偵・服部平次と
彼の幼馴染の和葉が現れます。

新一の親友である平次は、
コナンが新一だと知っているので、
コナンを「工藤」と呼びます。


コナン達は鈴木会長と会います。

そこでロシア大使館員のセルゲイ、
美術商の乾、ロマノフ王朝研究家の青蘭、
映像作家の寒川、会長秘書の西野と知り合います。

エッグはとても高価でキッドが、
エッグを狙う理由が分からないコナン。

 

中森刑事の推理では、
盗まれる時刻と場所は分かっていません。

コナンは平次と街に出て、
予告状について考えます。

 

一方の中森刑事は、
本物のエッグは自分で管理し、
偽物を美術館に展示しました。

 

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〇ネタバレ

やがてコナンが
本当の犯行時刻に気付きます。

しかし気付くのが遅く、
キッドは中森刑事を眠らせて、
エッグを見事に奪いました。

 

ハンググライダーで逃げるキッドを
コナンと平次がバイクで追いかけます。

その途中で平次が事故を起こします。

コナンは救急車を頼んでから
博士のスケートボードで
引き続きキッドを追跡します。

徐々に突き放されますが、
キッドが右目を狙撃され
海に落ちてしまいました。
(キッドは右目にモノクルをつけている)

墜落現場に向かったコナンは、
エッグ、キッドのモノクル、
怪我をしたハトを見つけます。

警察の捜索が行われますが、
キッドと狙撃犯は見つかりません。

 

次の日、
エッグに傷がないか確認するために、
一同は鈴木家の船で東京へと向かいます。

この船には令嬢の
香坂夏美と執事の沢部も乗っていました。

元々エッグは、
香坂家が所有していたのです。

夏美は一同に
エッグの図面を見せます。

図面の絵が鈴木家のエッグと違うので、
コナンはもう1つエッグがあると考えます。

もう1つのエッグは、
香坂家の別荘にあるようです。

エッグを狙う面々も
別荘に付いて行くと言いました。

一方でコナンは蘭に
ハトの手当てを頼みます。

ここでコナンは、
自分の誕生日を口にします。

蘭はコナンが新一ではないかと疑い始めます。


そんな船旅の途中で、
寒川が銃殺されました。

右目を撃たれています‥‥

 

やがて警察のヘリで、
目暮警部と高木、白鳥刑事が現れます。

 

現場には第一発見者の
西野のボールペンが落ちており、
警察は西野を疑います。

コナンは博士に連絡して、
右目を撃つスナイパーを調べてもらいます。

スコーピオンと呼ばれる
国際指名手配犯の名前が浮上します。

 

寒川の部屋には
布団の羽毛が散らばっていました。

西野は羽毛アレルギーなので、
犯人ではありませんでした。

ここでコナンは目暮警部に
ロマノフ王朝の遺産を盗んでいる
スコーピオンの話をします。

スコーピオンは年齢も性別も不明です。


あまりにもコナンが鋭いので、
白鳥刑事と蘭はコナンを
疑いの目で見ています。

 

次の日、
一同は横須賀にある香坂家の
別荘(城)に向かいます。

少年探偵団と博士も合流しました。

コナンは博士に
新しいメガネを頼んだようです。


やがて建物内で乾が
宝物を盗もうとします。

しかし、
トラップが発動して死にかけました。

夏美の祖先のキイチは細工職人なのです。

やがてコナンが、
秘密の地下室を発見します。

しかしドアには、
ロシア語のパスワードで
ロックがかかっていました。

ここでコナンは夏美が口にしていた
香坂家に伝わる言葉を思い出します。

青蘭とセルゲイが
これをロシア語に変換します。

意味は「世紀末の魔術師」です。


地下を進む中で、
乾はスコーピオンが銃に
サイレンサーをつける姿を目撃します。

乾はその正体に驚きますが、
右目を撃たれて命を落とします。

コナン達は奥の部屋で、
キイチの妻の遺体を見つけます。

キイチの妻はロシア人だったので、
先祖代々の墓に入れられなかったのです。

遺体はもう1つのエッグを抱いていました。

セルゲイがエッグを確認しますが、
中身がありませんでした。

すると歩美が、
エッグがマトリョーシカだと気付きます。

鈴木家で見つかったエッグを中に入れ
台座に置くと仕掛けが作動しました。

地下室の天井に
楽しそうに遊ぶ皇帝一家の
写真が映し出されました。

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〇結末

やがて小五郎と蘭が
スコーピオンに狙われますが、
コナンが回避させました。

スコーピオンはエッグを盗んで逃亡し、
コナンが1人で追いかけます。

スコーピオンの正体は青蘭でした。


青蘭はロマノフ王朝を破滅に導いた
ラスプーチンの子孫だったのです。

ロマノフ王朝の宝物は、
皇帝一家と仲が良かった
ラスプーチンの物になる予定でした。

青蘭が王朝の宝物を狙う理由です。


ラスプーチンは、
王朝が滅亡する前に殺害されて、
右目をえぐり取られました。

青蘭(スコーピオン)が右目を狙う理由です。

 

寒川を殺した理由は、
ラスプーチンと関わる写真を
撮影されたからです。

 

コナンは青蘭に右目を撃たせますが、
新しいメガネは防弾仕様でした。

白鳥刑事が青蘭を逮捕します。

コナンは夏美にエッグを返します。

 

事務所に帰った蘭は
コナンを問いただします。

隠しきれないと思ったコナンは、
本当の事を打ち明けようとします。

するとその場に新一が現れました。


新一は蘭と少し喋って去り、
コナンが新一を追いかけます。

この偽新一の正体はキッドでした。

キッドは鈴木家のエッグが、
香坂家の物だと知っていました。

エッグを香坂家に戻すために
大阪で盗もうとしたのです。


大阪で撃たれたキッドは、
白鳥刑事に変装して船に入り、
コナンをサポートしていたのです。

 

さて、
2つのエッグは王朝の遺産ではなく、
キイチが妻の為に作った物です。

何故ならキイチの妻は、
第三王女のマリアなのですから。

 

最後にキッドが現れた理由は、
コナンがハトを救った事に対する
キッドなりのお礼のようです。


次作「瞳の中の暗殺者」のネタバレへ

 

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