「ロード・オブ・ザ・リング3/王の帰還」ネタバレ結末
- 2018.01.12
- 映画
「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」の
ネタバレを結末まで公開します。
前作「二つの塔」のネタバレはこちら
あらすじ
ファラミアに解放されたフロドは、
サウロンの指輪を破壊する為に
サムとゴラムと共にモンドール国の
滅びの山に向かっています。
前の指輪の持ち主であるゴラムは、
フロドとサムを仲違いさせ、
指輪を奪い返そうと考えています。
一方のアラゴルン達は、
アイゼンガルドに向かって、
ピピンとメリーに再会しました。
2人はエント達の協力を得て、
アイゼンガルドを攻め落としています。
そんな中
ピピンはサルマンが愛用していた
パランティーアを発見します。
この石には遠くを見る力があり、
ガンダルフは人間の国・ゴンドールが、
サウロンの軍に攻められる事を知ります。
ガンダルフはアラゴルン達と別れ、
ピピンを連れてゴンドールの都、
ミナス・ティリスへ向かいます。
時を同じくして、
裂け谷のエルフの姫・アルウェンは、
父・エルロンドの意に従って、
遠い国に旅立とうとしていました。
その時、
一人の少年が自分の前を通り、
アラゴルンに駆け寄る映像を見ます。
自分の息子だと思ったアルウェンは、
中つ国での未来に希望を感じ、
父に折れたイシルドゥアの剣の
修復を頼みます。
そんなアルウェンですが、
体調が優れないようです。
(サウロンの力が増すとエルフの力は弱まる)
〇ネタバレ
ミナス・ティリスに着いたガンダルフは、
執政のデネソールに会います。
愛する息子(ボロミア)を失った彼は、
失意のどん底にいました。
ボロミアに恩を感じるピピンは、
デネソールに奉公したいと申し出ます。
一方でガンダルフは
ローハンに援軍を要請するべきだと
デネソールに進言します。
しかしアラゴルンが帰還すると、
自分の支配権が奪われてしまうので、
デネソールはこれを拒絶しました。
滅びの山を目指すフロドは、
ナズグルの首領・アングマールの魔王の
姿を目撃します。
「旅の仲間」で彼に斬られたフロドは、
傷口が痛む様子。
その頃、
ボロミアの弟のファラミアは、
オスギリアスの砦でオーク軍を
迎え撃っていました。
しかしオーク軍の数が圧倒的で、
ミナス・ティリスへの撤退を余儀なくされます。
デネソールの態度に困ったガンダルフは、
城の衛兵に任命されたピピンに
のろし台への点火を依頼します。
点火を知ったローハンのセオデン王は、
ゴンドールへの増援を決意しました。
都に撤退したファラミアは、
父であるデネソールに謁見しますが、
砦を取り返せと命じられました。
デネソールは
ボロミアを溺愛していました。
父からの愛を感じれないファラミアは
死を覚悟して砦へと向かいました。
ガンダルフの説得も無意味。
彼は勝ち目のない戦に身を投じました。
(このシーンは辛い)
一方でゴラムはフロドに
「サムが食料を全て食べてしまった。」
と嘘を付いていました。
フロドは疑心暗鬼となります。
(ゴラムはエルフのパンが食べれない)
そんな中、
フロドを心配するサムは、
自分が指輪を持つと提案します。
フロドはサムが指輪を
奪おうとしていると考えて、
家に帰れと命じました。
絶望したサムはその場に泣き崩れ、
フロドは不敵な笑みを浮かべる
ゴラムと旅立ってしまいました。
セオデンはローハンの軍勢を
ハロウ砦に集めていました。
この砦の近くには
死者の道と呼ばれる
不思議な場所があります。
今の兵数では勝てないので、
なかなか出陣ができません。
その場にエルロンドが現れ、
イシルドゥアの剣・アンドゥリルを
アラゴルンに託しました。
さらにエルロンドは、
死者の道にいる死者たちの霊に
助けを求めよと助言します。
そこの霊たちは、
イシルドゥアに忠誠を誓いながらも
戦いには参戦しませんでした。
イシルドゥアは彼らを呪い、
誓約を果たすまでは
成仏できないように封印したのです。
イシルドゥアの末裔であるアラゴルンが
アンドゥリルの剣を持って王位を示せば、
彼らが味方する可能性は高い。
エルロンドの話を聞いたアラゴルンは
1人で山に入ろうとしますが、
ギムリとレゴラスが付いて来ました。
一方でセオデン率いる
ローハンの騎士団も出撃しました。
メリーは武装して
戦いに参加したいと申し出ますが、
セオデンは拒絶しました。
悲しむメリーを見ていた
セオデンの姪のエオウィンは、
メリーを自分の馬に乗せて
戦場へと向かいました。
山に入ったアラゴルンは、
亡霊戦士たちに囲まれます。
アラゴルンはアンドゥリルを手に
「共に戦え、名誉を取り戻せ」
と亡霊たちに命じました。
一方でミナス・ティリスに
オークの軍勢が攻め寄せてきました。
重傷を負ったファラミアが
馬に運ばれて帰還します。
息子が死んだと思ったデネソールは乱心し、
焼身自殺してしまいました。
そして戦いが始まります。
サウロンの軍にはオークだけでなく、
竜に乗ったナズグル、トロル、
オリファント(大きな象)までいます。
ガンダルフはデネソールに代わり
戦の指揮を執りますが状況は不利です。
そんな中、
ローハンの騎士団が
オーク軍の背後に到着します。
挟撃の形となり、
ローハン軍はサウロン軍に突撃します。
オリファント(象さん)が強すぎて
ローハン軍もピンチ‥‥
そんな状況の中で
ナズグルを率いるアングマールの魔王が
セオデンを襲撃しました。
そこにエオウィンが立ち塞がります。
アングマールの魔王は
「人間の男に殺す事は不可能」
と言われているほどの力を持っています。
本人からその言葉を聞いたエオウィンは、
笑みを浮かべました。
エオウィンは兜を脱ぎ
自分が女だと示します。
エオウィンはメリーと協力して
アングマールの魔王を倒しました。
(メリーも人間の男ではない)
さらにアラゴルン率いる
亡霊戦士たちが戦場に現れます。
これで形勢は逆転。
またもレゴラスとギムリは
倒した数を競い合っています‥
レゴラスが1人で
オリファントを仕留めたので
これにはギムリも唖然としています。
彼らは圧倒的な力で攻め続け、
ゴンドール、ローハン連合軍は、
ミナス・ティリスを守り抜きました。
しかし戦いは終わっていません。
モルドールには
多くの軍勢が残っているのです。
アラゴルンはフロド達の為に
サウロンの軍勢の気を引く
囮になろうと提案しました。
彼はスピーチを行い
兵士たちを勇気づけます。
一方でフロドはゴラムに騙され、
巨大な蜘蛛に襲われていました。
毒針を刺されて窮地に陥った
フロドを救ったのはサムでした。
アラゴルン達の侵攻により、
フロド達は悠然とモンドール国内を進みます。
一方のアラゴルン達は、
無限に湧き続けるオークの
軍勢と戦っていました。
彼らはフロドが指輪を破壊し、
サウロンを滅ぼすと信じています。
「旅の仲間」で登場した
大きな鷲も救援に駆け付けます。
旅の仲間が傷付きながらも
サウロンの軍勢と戦う中、
遂にフロドが滅びの山に着きます。
しかし、
指輪に魅了されてしまい、
自分の物にしようとしました。
そこにゴラムが現れて、
フロドとゴラムは指輪を取り合います。
やがて2人は崖から落ちます。
サムがそこを覗くと、
指輪を追ったゴラムが火口へ落ち、
フロドは岩を掴んで無事でした。
これと同時にサウロンが消滅し、
戦は幕を閉じました。
〇結末
滅びの山は大噴火しましたが、
フロドとサムは鷲に乗った
ガンダルフに助けられました。
目を覚ましたフロドは
旅の仲間と再会しました。
その後4人のホビットたちは、
アラゴルンの即位式に出席します。
アラゴルンはアルウェンと再会し
熱い口づけを交わします。
そしてアラゴルンは
4人のホビットの前に現れます。
アラゴルンが4人に頭を下げると、
その場にいた全ての者たちが、
彼らに敬意を示しました。
旅の仲間は解散し、
フロド達はホビット庄に戻りました。
サムは憧れていた子と結婚し、
平穏な日々が戻ったかのように思えました。
しかし
呪われた剣で斬られたフロドの傷は、
中つ国では癒える事はありません。
「ロード・オブ・ザ・リング」
という本を書き終えたフロドは、
ビルボ、ガンダルフ、エルロンド、
ガラドリエルらと共に遠い国への
旅立ちを決意しました。
旅立てば戻ってくる事はできません。
フロドは別れを惜しむサムに、
最後のページを書いて欲しいと
「ロード・オブ・ザ・リング」を渡します。
サムが愛する妻と
2人の子供が待つ家に帰るシーンで終了です。
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