「リバース」原作(湊かなえ)のあらすじ、ネタバレ結末

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今回はドラマ化もされる
「リバース」のネタバレです。

〇登場人物

・深瀬和久

平凡なサラリーマンで
今作の主人公。

・越智美穂子

深瀬の恋人

・浅見康介

深瀬の大学時代の友人でゼミ仲間。

・谷原康生

深瀬の大学時代の友人でゼミ仲間。

・村井隆明

深瀬の大学時代の友人でゼミ仲間。

・広沢由樹

深瀬の大学時代の親友でゼミ仲間。
大学時代に事故死している。

〇あらすじ

主人公の深瀬は、
事務用品の販売などを行う
ニシダ事務機株式会社の営業マンです。

仕事上の付き合いで、
大学時代の友人で高校教師の
浅見とは交流があります。

 

 

入社三年目の深瀬ですが、
会社では1番の新人です。

取り柄がない深瀬ですが、
先輩や上司は彼にある事を期待しています。

彼が淹れるコーヒーは格別なのです。

 

 

 

幼い時から友人も少なく、
平凡な日々を送る深瀬の楽しみは、
社会人1年目の時から通っている
コーヒー専門店の
クローバー・コーヒー」に行く事です。

 

深瀬はこの店で
パン屋に勤務する越智美穂子と出会い、
付き合う事になりました。

 
ある雨の日、
美穂子が深瀬のアパートを訪ねて来て、
勤務先に送られてきたという
一通の手紙を差し出しました。

封筒の中には
深瀬和久は人殺しだ
という紙が入っていました。

 

 

美穂子に追及された深瀬は、
過去の罪を打ち明け始めます。

〇ネタバレ1

今から3年前の大学4年生の時、

深瀬はゼミの仲間である
村井、浅見、谷原、広沢の5人で
村井の叔父の別荘がある
斑丘高原に行く事になりました。

 

この5人は、
深瀬と広沢そして残りの3人と
2つのグループに別れていましたが、
今回は全員で行くのです。

 

前日になって、
村井が交通事故を起こして、
途中参加する事になりました。

 

村井以外の4人は、
村井が用意した車に乗って、
斑丘高原を目指します。

 

その途中で、
一行は水蕎麦を食べる事になりましたが、
広沢だけは別の店でカレーを食べます。

 

彼らが別荘に着くと雨が降り出し、
彼らは室内で焼き肉を食べながら
お酒を飲み始めます。

 

夜も更けた頃、
村井が駅に着いたから
迎えに来て欲しいと谷原に電話します。

谷原と深瀬は免許を持ってなく、
浅見は教師を目指しているから
飲酒運転はできないと断ります。

 

争い事が嫌いな広沢が行く事になり、
深瀬はせめて眠気覚ましになればいいと、
地元の蜂蜜を入れたコーヒーを渡します。

 

ところが広沢は事故を起こし、
谷底に落ちて死亡してしまいました。

 

残された4人は、
広沢の両親に誠心誠意謝罪しますが、
飲酒していた事は隠し続けます。

〇ネタバレ2

現在、
美穂子に全てを打ち明けた深瀬は、
クローバー・コーヒーに行くのをやめ、
彼女には会わない生活を送っていました。

 

そんな中、
残りの3人、浅見、村井、谷原も
深瀬と同様の被害に遭います。

特に政治家を目指す村井は怒り心頭。

ここで深瀬は広沢が、
谷原と野球をしていた事、
村井とカレーを食べに行っていた事、
浅見と同じバイトをしていた事など
自分以外とも仲が良かった事を知ります。

 

そんな中、
野球帰りに酔って電車で帰ろうとしていた
谷原が線路に突き落とされます。

谷原は一命を取り留めましたが、
家から出られない状況になります。

 

谷原の家に集まった4人は、
広沢の身近な人物の犯行だと考え、
広沢について調べる事にしました。

深瀬はその役目を買って出ます。

 

広沢の実家に向かった深瀬は、
自分達のことを調べていた
古川という広沢の友人の存在を知ります。

その後、
深瀬は広沢の友人達から
話を聞き続けます。

 

広沢の地元で卒業アルバムを手に入れ、
深瀬は遂に古川と対面します。

 

結果から言うと、
古川は嫌がらせの犯人ではありません。

 

彼は深瀬と似て
周りに溶け込めない人間で
優しい広沢に甘えていたのです。

古川
「人のいい広沢が俺と同じ
目線に立ってくれていただけ。

俺は本来は高い所にいる奴を
引きずり降ろしていただけなんだ‥

周りの奴は気付いていたのに
俺だけがずっと勘違いしてたんだ。

だから大学三年の時に
酷い言葉を浴びせて広沢を解放したんだ。」

深瀬
「俺たちの連絡先を聞いた理由は?」

古川
「広沢の最後の1年が知りたかったんだ。」

 

深瀬は古川の発言に胸を痛めますが、
彼から広沢の彼女の存在を教えられます。

〇結末

深瀬は久しぶりに
クローバー・コーヒーに向かい、
越智美穂子と再会しました。

広沢の彼女とは美穂子です。

 

 

美穂子は深瀬だけではなく、
残りの3人にも別の形で接触していました。

彼女は何事もなかったかのように
過ごしている4人に事故の事を
思い出させようと告発文を送ったのです。

 

 

そして偶然にも
深瀬が美穂子に罪を打ち明けたので、
彼女は広沢が飲酒していた事を知りました。

 

 

野球チームのマネージャーとして
美穂子は谷原と接触していました。

酔っ払った谷原は、
車で美穂子の事を送ると提案し、
広沢は運が悪かっただけ
と言ってしまったのです。

谷原の発言を聞いた美穂子は、
衝動的に彼を突き飛ばしたのです。

 

 

 

さて、
美穂子は深瀬以外とは交際していません。

それは広沢が大学時代に
深瀬は特別な存在
と話していたからです。

美穂子の話を聞いた深瀬は涙を流し、
広沢の両親に全てを打ち明けると宣言します。

 

 

その後、
2人は広沢の話を始め、
深瀬は彼が蕎麦アレルギーだと知ります。

様子を見ていた
クローバー・コーヒーのマスターは
2人のためにコーヒーを淹れます。
そしてコーヒーに入れる
蜂蜜も数種類用意されます。

その中には、
斑丘高原の蜂蜜もありました。

マスターの奥さんは嬉しそうに
これは蕎麦の蜂蜜です
と深瀬に話します。

 

深瀬の心の声
「蕎麦?蕎麦、蕎麦、蕎麦」

深瀬はあの夜の事を思い出します。

確かに彼は、
斑丘高原の蜂蜜を入れたコーヒーを
運転する広沢に渡したのです。

 

深瀬は親友を殺したのが、
自分なのだと気付きました。

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